ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

フリートウッド・マック Fleetwood Mac - Little Lies(1987年の洋楽 Part46)

2023-11-23 20:05:05 | '87年洋楽
1987年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart46は、Fleetwood Macの"Little Lies"。最高位は11月7日と14日付の第4位。年間チャートは51位。アルバム『Tango in the Night』から、この曲は3曲目のシングルですが、このアルバムから最もヒットしたシングルとなりました。

Fleetwood Mac、1987年にリリースされた、グループ5年ぶりとなる14枚目のアルバム、リンジー・バッキンガムと、スティーヴィー・ニックスの二人が加入した新生フリートウッド・マックのアルバムとしては、通算5枚目となるスタジオアルバムが『Tango in the Night』。そのアルバムから、ファーストシングルが”Big Love”で最高位は第5位、年間チャートは81位。セカンドシングルが、"Seven Wonders"で、最高位が19位、年間チャートは圏外。そしてこの曲がサードシングルで、最高位は4位の大ヒットとなりました。
いずれも私のブログで紹介しています。”Big Love”はこちらをご覧ください→→→
"Seven Wonders"はこちらをご覧ください→→→

そしてこの曲"Little Lies"ですが、私のブログには、Fleetwood Macの曲の紹介はこの曲で通算11曲目の登場となりました。やっぱりFleetwood Macの曲、良いですよね。
『Tango in the Night』からのシングルカットは、Lindsey Buckingham→Stevie Nicks→そしてこの曲がChristine McVie。バランスが良いですし、3曲とも、作者・ボーカル3人の個性が発揮されて、飽きさせない、さすがFleetwood Macという曲が並びました。

"Little Lies"の曲の作者はChristine McVieとEddy Quintelaの共作。Eddy Quintelaですが、キーボード奏者でソングライター、この曲が作られた当時のChristine McVieの夫です。最初の夫John McVieとは1976年に離婚し、2番目の夫となった人です。この"Little Lies"のほかにも、共作の曲があります。

Christine McVieのボーカルは、優しく穏やかなボーカル。ちょっと悲し気なところもあります。そんなボーカルにぴったりなこの曲、アルバムからは最大のヒットになったのもよく分かります。
コメント (23)
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