1985年4月27日付ビルボード All American Top40、3週目の1位はU.S.A. For Africaの"We Are the World"。Hot100にはまだ6週目で既に3週間の1位です。U.S.A. For Africaですが、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたチャリティソング、大物アーティスト45人が結集した洋楽史上最高の豪華メンバーです。
2位は前週と変わらず、Madonnaの"Crazy For You"。6週間の1位を記録した特大のヒット"Like a Virgin"、最高2位の"Material Girl"に続き3曲連続のTop3入りです。最高位4位の"Lucky Star"を合わせてこの曲で4曲目のTop5ヒットです。
3位は5位からアップ、DeBargeの"Rhythm Of The Night"。DeBargeですが、デバージ家の兄弟で結成されたソウルグループ。この曲で4曲目のTop40ヒットで、初めてのTop3ヒットです。
4位は1週のみの3位からダウン、Commodoresの"Nightshift"。Commodoresですが、"Three Times a Lady"と"Still"の2曲のNo.1ヒットを含めこの曲で8曲目のTop5ヒット、3曲目のTop3ヒットです。Lionel Richieがバンドを離れ、Lionel Richie抜きでの初めてのシングルヒットです。
5位は8位からアップ、Simple Mindsの"Don't You (Forget About Me)"。Simple Mindsですが、イギリスでは数曲のシングルヒットを持っていますが、アメリカでは初めてのシングルヒットでtop5まで上がってきました。この曲は映画「The Breakfast Club」のサントラ盤収録曲です。
この週3週目の1位はU.S.A. For Africaの"We Are the World"。最終的には4月13日から5月4日までの4週間の1位、年間チャートは20位。
スーパースターが結集した奇跡の曲だけあって、急激に上昇して1位になりましたので、チャートには短期間の滞在、Hot100には18週間の滞在に終わってしまいましたので、年間チャートは20位でしたが、この年のアメリカだけで400万枚以上売り上げた、シングルの売り上げだけでは年間1位クラスの大ヒットでした。
U.S.A. For Africaの"We Are the World"ですが、1984年のバンド・エイドの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」に続き、ハリー・ベラフォンテの呼びかけでできたアフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソング。作詞作曲はMichael JacksonとLionel Richieという、希代のソングライターの共作、プロデュースはQuincy JonesとMichael Omartian。このラインナップを聞いただけでも驚きのスタッフです。
参加したミュージシャンは、リードボーカルをとっている歌手が、Stevie WonderにBruce Springsteen、Bob Dylan、Ray Charlesなど21人、その他にもコ-ラスをとっているボーカルを合わせると参加ミュージシャンは総勢45人の驚異的な豪華メンバー。
最終的にはアメリカだけでシングル750万枚を売り上げ、すべての印税はチャリティとして寄付されました。
この曲、PVを見るまでもなく、誰が歌っているかは声を聞いただけでほとんどわかりました。それだけのスーパースターが集まって作られた稀有な曲だということです。中でも、Bob DylanとRay Charlesの存在感は凄いものがありました。スーパースター中の最高のミュージシャンでした。
今週 先週 song / artist
1 1 WE ARE THE WORLD / USA FOR AFRICA
2 2 CRAZY FOR YOU / MADONNA
3 5 RHYTHM OF THE NIGHT / DEBARGE
4 3 NIGHT SHIFT / COMMODORES
5 8 DON'T YOU(FORGET ABOUT ME) / SIMPLE MINDS
6 9 ONE NIGHT IN BANGKOK / MURRAY HEAD
7 7 OBSESSION / ANIMOTION
8 12 SOME LIKE IT HOT / POWER STATION
9 6 I'M ON FIRE / BRUCE SPRINGSTEEN
10 11 ALL SHE WANTS TO DO IS DANCE / DON HENLEY
11 4 ONE MORE NIGHT / PHIL COLLINS
12 16 SMOOTH OPERATOR / SADE
13 10 MISSING YOU / DIANA ROSS
14 14 ALONG COMES A WOMAN / CHICAGO
15 17 THAT WAS YESTERDAY / FOREIGNER
16 19 EVERYTHING SHE WANTS / WHAM!
17 20 DON'T COME AROUND HERE NO MORE / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS
18 26 EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD / TEARS FOR FEARS
19 21 SOME THINGS ARE BETTER LEFT UNSAID / DARYL HALL & JOHN OATES
20 22 ROCK AND ROLL GIRLS / JOHN FOGERTY
21 24 NEW ATTITUDE / PATTI LABELLE
22 30 AXEL F / HAROLD FALTERMEYER
23 13 MATERIAL GIRL / MADONNA
24 29 SUDDENLY / BILLY OCEAN
25 15 LOVERGIRL / TEENA MARIE
26 27 FOREVER MAN / ERIC CLAPTON
27 34 FRESH / KOOL & THE GANG
28 37 THINGS CAN ONLY GET BETTER / HOWARD JONES
29 35 JUST A GIGOLO/I AIN'T GOT NOBODY / DAVID LEE ROTH
30 33 VOX HUMANA / KENNY LOGGINS
31 42 IN MY HOUSE / MARY JANE GIRLS
32 38 ONE LONELY NIGHT / REO SPEEDWAGON
33 39 CELEBRATE YOUTH / RICK SPRINGFIELD
34 40 WALKING ON SUNSHINE / KATRINA AND THE WAVES
35 52 HEAVEN / BRYAN ADAMS
36 23 CAN'T FIGHT THIS FEELING / REO SPEEDWAGON
37 18 SOMEBODY / BRYAN ADAMS
38 45 TIL MY BABY COMES HOME / LUTHER VANDROSS
39 46 LOST IN LOVE / NEW EDITION
40 54 SAY YOU'RE WRONG / JULIAN LENNON
2位は前週と変わらず、Madonnaの"Crazy For You"。6週間の1位を記録した特大のヒット"Like a Virgin"、最高2位の"Material Girl"に続き3曲連続のTop3入りです。最高位4位の"Lucky Star"を合わせてこの曲で4曲目のTop5ヒットです。
3位は5位からアップ、DeBargeの"Rhythm Of The Night"。DeBargeですが、デバージ家の兄弟で結成されたソウルグループ。この曲で4曲目のTop40ヒットで、初めてのTop3ヒットです。
4位は1週のみの3位からダウン、Commodoresの"Nightshift"。Commodoresですが、"Three Times a Lady"と"Still"の2曲のNo.1ヒットを含めこの曲で8曲目のTop5ヒット、3曲目のTop3ヒットです。Lionel Richieがバンドを離れ、Lionel Richie抜きでの初めてのシングルヒットです。
5位は8位からアップ、Simple Mindsの"Don't You (Forget About Me)"。Simple Mindsですが、イギリスでは数曲のシングルヒットを持っていますが、アメリカでは初めてのシングルヒットでtop5まで上がってきました。この曲は映画「The Breakfast Club」のサントラ盤収録曲です。
この週3週目の1位はU.S.A. For Africaの"We Are the World"。最終的には4月13日から5月4日までの4週間の1位、年間チャートは20位。
スーパースターが結集した奇跡の曲だけあって、急激に上昇して1位になりましたので、チャートには短期間の滞在、Hot100には18週間の滞在に終わってしまいましたので、年間チャートは20位でしたが、この年のアメリカだけで400万枚以上売り上げた、シングルの売り上げだけでは年間1位クラスの大ヒットでした。
U.S.A. For Africaの"We Are the World"ですが、1984年のバンド・エイドの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」に続き、ハリー・ベラフォンテの呼びかけでできたアフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソング。作詞作曲はMichael JacksonとLionel Richieという、希代のソングライターの共作、プロデュースはQuincy JonesとMichael Omartian。このラインナップを聞いただけでも驚きのスタッフです。
参加したミュージシャンは、リードボーカルをとっている歌手が、Stevie WonderにBruce Springsteen、Bob Dylan、Ray Charlesなど21人、その他にもコ-ラスをとっているボーカルを合わせると参加ミュージシャンは総勢45人の驚異的な豪華メンバー。
最終的にはアメリカだけでシングル750万枚を売り上げ、すべての印税はチャリティとして寄付されました。
この曲、PVを見るまでもなく、誰が歌っているかは声を聞いただけでほとんどわかりました。それだけのスーパースターが集まって作られた稀有な曲だということです。中でも、Bob DylanとRay Charlesの存在感は凄いものがありました。スーパースター中の最高のミュージシャンでした。
今週 先週 song / artist
1 1 WE ARE THE WORLD / USA FOR AFRICA
2 2 CRAZY FOR YOU / MADONNA
3 5 RHYTHM OF THE NIGHT / DEBARGE
4 3 NIGHT SHIFT / COMMODORES
5 8 DON'T YOU(FORGET ABOUT ME) / SIMPLE MINDS
6 9 ONE NIGHT IN BANGKOK / MURRAY HEAD
7 7 OBSESSION / ANIMOTION
8 12 SOME LIKE IT HOT / POWER STATION
9 6 I'M ON FIRE / BRUCE SPRINGSTEEN
10 11 ALL SHE WANTS TO DO IS DANCE / DON HENLEY
11 4 ONE MORE NIGHT / PHIL COLLINS
12 16 SMOOTH OPERATOR / SADE
13 10 MISSING YOU / DIANA ROSS
14 14 ALONG COMES A WOMAN / CHICAGO
15 17 THAT WAS YESTERDAY / FOREIGNER
16 19 EVERYTHING SHE WANTS / WHAM!
17 20 DON'T COME AROUND HERE NO MORE / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS
18 26 EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD / TEARS FOR FEARS
19 21 SOME THINGS ARE BETTER LEFT UNSAID / DARYL HALL & JOHN OATES
20 22 ROCK AND ROLL GIRLS / JOHN FOGERTY
21 24 NEW ATTITUDE / PATTI LABELLE
22 30 AXEL F / HAROLD FALTERMEYER
23 13 MATERIAL GIRL / MADONNA
24 29 SUDDENLY / BILLY OCEAN
25 15 LOVERGIRL / TEENA MARIE
26 27 FOREVER MAN / ERIC CLAPTON
27 34 FRESH / KOOL & THE GANG
28 37 THINGS CAN ONLY GET BETTER / HOWARD JONES
29 35 JUST A GIGOLO/I AIN'T GOT NOBODY / DAVID LEE ROTH
30 33 VOX HUMANA / KENNY LOGGINS
31 42 IN MY HOUSE / MARY JANE GIRLS
32 38 ONE LONELY NIGHT / REO SPEEDWAGON
33 39 CELEBRATE YOUTH / RICK SPRINGFIELD
34 40 WALKING ON SUNSHINE / KATRINA AND THE WAVES
35 52 HEAVEN / BRYAN ADAMS
36 23 CAN'T FIGHT THIS FEELING / REO SPEEDWAGON
37 18 SOMEBODY / BRYAN ADAMS
38 45 TIL MY BABY COMES HOME / LUTHER VANDROSS
39 46 LOST IN LOVE / NEW EDITION
40 54 SAY YOU'RE WRONG / JULIAN LENNON
"Tears are not enough"、拝見いたしました。
改めて、カナダにも大物アーチストが沢山いますね。そんな中でもニール・ヤングの存在感は半端じゃあないと思います。
デビッド・フォスターが作っているからでしょうか、歌詞は重いものがありますが、さすが曲は爽やかですね。カナダらしいというか。いい曲でした。
"Material Girl"は残念でした。勢いからすると1位になれて当然と思いましたが。
一方で、"Crazy For You"はどうなったかというと、もうちょっとお待ちください。
星船さんの「前振り」があったので(^▽^;)、
"We are the World"のアルバムにも入っていたカナディアンアーティスト達による"Tears are not enough"を取り上げて和訳してみましたので、お時間ありますときにお越しください。
色々調べてみたら、当時はスペイン圏アーティスト(アルバート・ハモンドらが中心)やフランスのアーティスト達のチャリティ・ソングもあって、それぞれ本国で大ヒットしていた様子です。
ちょっとブームのような形になってしまいましたが、これらの曲で実際に救えた命があることを想えば、意味のあることだったんだなあとあらためて実感します。
今週2位はMadonnaですが、前作♪Material Girl♪はp.Collinsに阻まれ、サントラの♪Crazy For You♪は、突然の♪WeAre The World♪に阻まれ、まさかの連続2位で涙をのみました。
85年のMadonnaの勢いからすれば、3曲とも1位でもおかしくなかったですが、タイミングですね。
そういえばありました、思い出しましたよ、「ヒア・アンド・エイド」の"Stars"でしたか。
聞きましたよ、カッコイイじゃあないですか。ギターソロが凄いですね。ジェフリア、ナイト・レンジャー、ブルー・オイスター・カルト、アイアン・メイデンなどなど、ですね。
「田舎のお爺ちゃんみたいな声 ウイリー」とは、ウイリー・ネルソンのことでしょうか?
俳優はやっていたでしょうか?カントリーのお御所ですね。
目立つパートはボスとマイケルでしょうか。
スティービー・ワンダーも目立ちましたよ。
プリンスはライブエイドにも出ませんでしたね。マイケルジャクソンも予定はされていましたが結局キャンセルだったとか。
カナダ版ですがデヴィッドフォスターがプロデュースしコリーハート、ジョニミッチェル、ブライアンアダムスらが参加して結構良いんですが売れなかったようですね。
後はロニージェームスデュオがプロデュースしたメタル版で「Hear.n aid」なんていうのもありました。こちらは歌よりギターソロの方が長い?というメタルらしい出来でした。
大概はボスのパート希望者ですね
わたしがスティービーワンダーをやらされるわけです
まぁ良いですけど
音時さんのブログで触れられています。
「Northern Lights」ですか。
私は初めて聴いたのですが、ゴードン・ライトフットやバートン・カミングス、アン・マレーなどなど、懐かしい歌手が沢山、改めてカナダのアーチストは爽やか系のボーカリストが多いですね。
シーラEさんですが、ソロパートはなかったですが、スモーキー・ロビンソンやポインターシスターズ、ベッド・ミドラーなんかもソロパートなしですので、仕方かなったじゃあないでしょうか。参加できてよかったんじゃあ?
プリンスは参加する予定で歌うパートも決まっていたのに結局は欠席だったですね。そんなエピソードがあったのですか。
大物ぞろいですので、ソロパートを誰が歌うか、順番や長さも決めるのが大変だったでしょう。プライド高そうな人がたくさんいそうでさぞ大変だったでしょう。
実は、私としては、洋楽は「全米Top40」とFENが中心だったこともあり、Band Aidの方はあんまりラジオから流れてこなかったですよね。なので、そちらの方はなじみが薄かったのかなぁ。
"We Are the World"の方は、誰が歌っているか?当て、が面白かったです。
4週1位で年間チャート20位というのは、やっぱりHot100に18週、Top40に12週、企画物で急上昇急降下曲だったですから仕方なかったでしょうか。ただ、シングルレコード売り上げは400万枚と、売り上げだけでは年間1位だったでしょう。
バンド・エイドは若手が中心で、そんな中にポール・マッカートニーやデビッド・ボウイのベテランが少数入っていた、バランスが良かったですね。
このAid企画ですが、英→米とくれば次はカナダだと思っていました。
ユニット名は忘れましたが、カナダ版のAid企画もあったように思います。
この曲は21位でNew Entryでしたが、79年のEagles♪Heartache Tonight♪が23位、同じころのMac♪Tusk♪も20位台でのNew Entryだったでしょうか。
となるとシーラEはクインシーからは騙され、プリンスからはほっとかれ、そしてソロももちろんなかったと…
可哀想ですがシーラEが居たことで華やかにはなってますよね?
ポインターとスモーキーも可哀想だなー。
やっぱりバンドエイドのバナナラーマの「事務所に言われて来たんだけと…」のほうがホノボノしますよね。
USAのは罪ばっかりなんじゃないすかね?
3年前くらいにNHK で『アナザーストーリーズ「We Are The World 奇跡の10時間」』って番組が放送されて、そこでプリンスのエピソードが紹介されてました。マイケル・クィンシー VS プリンスという構図で、シーラEにソロを歌わせてあげるから…を口実にプリンスを誘い出しますが、プリンスは自分達が騙されていると理解し、欠席を貫いた…。
この「We Are The World」は表向きは素晴らしいことですが、裏では、いろいろあったことが想像されますね。もちろん当時の私はそんなことを知る由もなく、純粋に楽しんでましたが。
救済チャリティーとして、どちらも素晴らしいのであります。そしてライブエイドへとつながるのですね。
4週1位なのに年間チャート20位というのは低すぎますが、23位NEW ENTRYで上がるのが早すぎたんでしょうね。
なるほど、言われてみるとBaid Aidは若手中心なのに対しベテランが多かったですね。
そのあたりは当時の米英のヒトチャート勢力図を表していたのかもしれません。
Pointers、S.Robinson、Sheila E.がバックコーラスやってたのは知りませんでした。
そうでしたか、blackmoreさんもこの本読んでいましたか。どうしても読みたくなりましたよ^^
そういえば、この後、呪いかどうかは別として、ヒット曲の傾向がだいぶ変わりました。
スーパースターのヒットがだいぶでなくなりましたね。
ジャクソン兄弟はほとんど参加している中、ジャネットはなぜでしょう?
"Do They Know It's Christmas?"ですか。こちらはアメリカでは最高13位まで上がりましたが、Top40には4週間だけ、あんまりヒットしなくって終わったしまったんですよね。Top40からすぐに落ちたので、この曲はいまいち印象が薄いです。
一方で、"We Are the World"はまたラジオからもずいぶん流れてきました。演歌っぽかったから、覚えやすかったですし。まあ、いろいろ好みもあるでしょうか。
音時さんの紹介された「ウィアーザワールドの呪い」という本を読んだ事があるのですが、参加したアーティストの人気がこのあと急に落ち、アメリカンポップスの時代を終わらせたのではないのかという都市伝説?みたいな内容でした。
確かにライオネル、スティービー、ビリー、ホール&ジョン、シンディなどは同様に活動しているにもかかわらず以前の大ヒットはないかもですね。
(対照的に参加しなかったプリンス、ジャネット、マドンナなどはその後も大ヒット・・)
このあとはオルタナ、ヒップホップ、メタルなどが盛んになり音楽のジャンルが増えてきたので仕方ないですよね。
ちなみに「ドゥゼイノウ~」も指摘しており、こちらもアーティストが失速したと分析されていました(笑)
「ドゥゼイノウ~」は当時NHKのヤングミュージックショーでも紹介されたのでこちらの方が身近だったかもです。
プリンスはトラブルで参加出来なかったそうですが、マドンナとジャネットは何故参加しなかったのか?ちょっと疑問です。
あと出しのUSAの方がマヌケな歌で、やっぱりUSAの黒人はUKの白人のセンスに大いに劣るもんだなー(文責かんべん願います)て脱力しましたよ。
まず曲のタイトル、ここからして最悪、たぶんダリルホールやビリージョー、スティーブペリーあたりは「かんべんしてくれよー」くらい思っていて欲しいですね。
バンド名、なんでわざわざUSAからアフリカに思いやり、なんてバカですよねー。バンドエイドだとサラっと話も出来ますが、ユーエスエーフォーアフリカとか語呂も悪すぎて恥ずかしくなります。
曲調、もうUKとはしつこさが違いますね。なんで6分もやるかなー。校長先生の演説ですわね。バンドエイドのフィーザーワーアーという比喩的な言葉を先に聴いているのに、ウィアーザワーというノロマなしかも言葉の押し売り、やってらんないです。
メンバー、若さでまとめたUKに対し、ロートル、最近ヒットなし、前年初ヒットの姐さん…ヒドイっすね。だってUKにはポールもミックもボウイもフレディも呼ばれてないんすよ!
作者、ゲルドフとユーロに対しマイケルのライオネル!これは好き嫌いでしょうが、少なくともマイケル偏重ならこんなダサ演歌にはならなかったのでは?しかもアフリカを助けなければ、という重々しいテーマそっちのけみたいなアッサリした曲調のUK、皮肉とセンスと逆に思いやりすべてでこちらの素晴らしさが際立ちますね。
難しさ、カラオケでも覚えやすいUSA、努力しないと歌えないUKではやりがいが違います、そーいや友達とやって「もー切らせてね」とUSAの方の曲でママ(日本のパブ)から言われたときの友達ふたりの脅し(もちろんママでなく、やめさせろと咎めてきた客4人)は面白かったなー。
「あんたらが何歌うんか楽しみじゃのぉー」とか公務員(友達)のセリフではないですな、すみませんでした。
やっぱりライオネルリッチー、調子に乗りすぎていたと思いますです。
私見いつもすみませんですです。
この年に一気にチャリティが盛り上がりましたね。
音楽の力でチャリティができるって素晴らしいことだとは思いました。様々な有名アーチストが登場する曲も楽しかったですね。
この曲の一番楽しかったのは、歌っているのが誰だか充てることでした。でもほとんどわかりましたよ^^
そういえばプリンス殿下がいませんでした。それだけは残念でした。
キム・カーンズですか、出演短かったですが、でもでも、ソロがあるだけ素晴らしいのですよ。コーラスだけの人もいっぱいいましたから。Pointer Sistersとか、Smokey Robinsonとか、Sheila E.などなどです。
85年は84年のBand Aidに端を発したAidブームの年でした。
秋には南アのアパルトヘイト政策に反対したAUAAが結成され、確かB.Springsteenも参加していました。
この曲はまさに当代のアメリカを代表するアーティストのオールスターでした。
M.Omartinnもプロデュースに参加していたんですか。
そうそう、歌声で誰が歌っているかわかりました。
いろんな揶揄される意見も耳に入りましたが、アーティストがチャリティに立ち上がったのは素晴らしいと思います。
日本ではそういう動きはなかったですね。
イギリスのアーティストたちの"Band Aid"に触発されて実現された"USA for Africa"。洋楽ファンからすると、各パートを色んなアーティストが歌う楽しさもありましたね。でもボブ・ディランの参加はやっぱりビックリしましたよね。西寺郷太さん著の「ウィー・アー・ザ・ワールドの呪い」NHK出版新書もなかなか面白く読めました。