1981年1月24日付ビルボード All American Top40、5週目の1位の大ヒットとなりました、John Lennonの"(Just Like) Starting Over"。ジョン・レノン、1980年12月8日に自宅で撃たれて亡くなって3週間後にNo.1を記録した大ヒットです。"Whatever Gets You Thru The Night"「真夜中を突っ走れ」以来のNo.1となりました。
2位は前週と変わらず3週目の2位、Neil Diamondの"Love On The Rocks"。Neil Diamond、60年代から活躍して数多くのTop40ヒットを持っていますが、70年代中ごろから大ヒットが途切れて久しぶりのTop3ヒットとなりました。
3位は4位からアップ、Blondieの"The Tide Is High"。原曲はジャマイカのグループの歌。様々な音楽を取り入れるブロンディ、この曲でレゲエに挑戦です。
4位は3位からダウン、Barbra Streisand & Barry Gibbの"Guilty"。Barbra & Barry Gibbのコンビで10月25日から3週間連続の1位を記録した"Woman in Love"に続く大ヒットとなりました。
5位は前週と変わらずこれで5週目の5位、Bruce Springsteenの"Hungry Heart"。Bruce Springsteen、アルバムは大ヒットをしますがシングルはなかなかヒットしない彼ですが、この曲で初めてのTop5入りです。
この週5週目の1位はJohn Lennonの"(Just Like) Starting Over"。5週間の1位で年間チャートは4位、年度を代表する大ヒット、ジョン・レノンのシングルでは最大のヒット曲となりました。
この曲は彼にとって5年ぶりとなるアルバム『ダブル・ファンタジー』に収録、このアルバムからのファーストシングルカットです。ジョン・レノンが亡くなってからヒットして1位になったように言われていますが、亡くなる前から既にTop5入りしており、この事件がなくてもたぶん1位になった名曲です。
今でも彼が亡くなった翌週1980年12月13日の「全米Top40」の放送は覚えています。悲しい放送でした。
今週 先週 song / artist
1 1 JUST LIKE STARTING OVER / JOHN LENNON
2 2 LOVE ON THE ROCKS / NEIL DIAMOND
3 4 THE TIDE IS HIGH / BLONDIE
4 3 GUILTY / BARBRA STREISAND & BARRY GIBB
5 5 HUNGRY HEART / BRUCE SPRINGSTEEN
6 6 EVERY WOMAN IN THE WORLD / AIR SUPPLY
7 7 PASSION / ROD STEWART
8 12 I LOVE A RAINY NIGHT / EDDIE RABBITT
9 11 IT'S MY TURN / DIANA ROSS
10 10 DE DO DO DO, DE DA DA DA / POLICE
11 13 I MADE IT THROUGH THE RAIN / BARRY MANILOW
12 14 CELEBRATION / KOOL & THE GANG
13 8 TELL IT LIKE IT IS / HEART
14 15 HEY NINETEEN / STEELY DAN
15 18 TIME IS TIME / ANDY GIBB
16 19 GIVING IT UP FOR LOVE / DELBERT MCCLINTON
17 21 MISS SUN / BOZ SCAGGS
18 22 9 TO 5 / DOLLY PARTON
19 26 SAME OLD LANG SYNE / DAN FOGELBERG
20 9 LADY / KENNY ROGERS
21 25 THE WINNER TAKES IT ALL / ABBA
22 23 TOGETHER / TIERRA
23 28 KEEP ON LOVING YOU / REO SPEEDWAGON
24 20 SUDDENLY / OLIVIA NEWTON-JOHN & CLIFF RICHARD
25 29 SEVEN BRIDGES ROAD / EAGLES
26 32 I AIN'T GONNA STAND FOR IT / STEVIE WONDER
27 36 WOMAN / JOHN LENNON
28 16 HIT ME WITH YOUR BEST SHOT / PAT BENATAR
29 17 MORE THAN I CAN SAY / LEO SAYER
30 35 HEARTBREAK HOTEL / JACKSONS
31 - THE BEST OF TIMES / STYX
32 34 KILLIN' TIME / FRED KNOBLOCK & SUSAN ANTON
33 33 COLD LOVE / DONNA SUMMER
34 43 A LITTLE IN LOVE / CLIFF RICHARD
35 37 HE CAN'T LOVE YOU / MICHAEL STANLEY BAND
36 42 SMOKY MOUNTAIN RAIN / RONNIE MILSAP
37 - CRYING / DON MCLEAN
38 40 I NEED YOUR LOVIN' / TEENA MARIE
39 39 MY MOTHER'S EYES / BETTE MIDLER
40 44 GAMES PEOPLE PLAY / ALAN PARSONS PROJECT
2位は前週と変わらず3週目の2位、Neil Diamondの"Love On The Rocks"。Neil Diamond、60年代から活躍して数多くのTop40ヒットを持っていますが、70年代中ごろから大ヒットが途切れて久しぶりのTop3ヒットとなりました。
3位は4位からアップ、Blondieの"The Tide Is High"。原曲はジャマイカのグループの歌。様々な音楽を取り入れるブロンディ、この曲でレゲエに挑戦です。
4位は3位からダウン、Barbra Streisand & Barry Gibbの"Guilty"。Barbra & Barry Gibbのコンビで10月25日から3週間連続の1位を記録した"Woman in Love"に続く大ヒットとなりました。
5位は前週と変わらずこれで5週目の5位、Bruce Springsteenの"Hungry Heart"。Bruce Springsteen、アルバムは大ヒットをしますがシングルはなかなかヒットしない彼ですが、この曲で初めてのTop5入りです。
この週5週目の1位はJohn Lennonの"(Just Like) Starting Over"。5週間の1位で年間チャートは4位、年度を代表する大ヒット、ジョン・レノンのシングルでは最大のヒット曲となりました。
この曲は彼にとって5年ぶりとなるアルバム『ダブル・ファンタジー』に収録、このアルバムからのファーストシングルカットです。ジョン・レノンが亡くなってからヒットして1位になったように言われていますが、亡くなる前から既にTop5入りしており、この事件がなくてもたぶん1位になった名曲です。
今でも彼が亡くなった翌週1980年12月13日の「全米Top40」の放送は覚えています。悲しい放送でした。
今週 先週 song / artist
1 1 JUST LIKE STARTING OVER / JOHN LENNON
2 2 LOVE ON THE ROCKS / NEIL DIAMOND
3 4 THE TIDE IS HIGH / BLONDIE
4 3 GUILTY / BARBRA STREISAND & BARRY GIBB
5 5 HUNGRY HEART / BRUCE SPRINGSTEEN
6 6 EVERY WOMAN IN THE WORLD / AIR SUPPLY
7 7 PASSION / ROD STEWART
8 12 I LOVE A RAINY NIGHT / EDDIE RABBITT
9 11 IT'S MY TURN / DIANA ROSS
10 10 DE DO DO DO, DE DA DA DA / POLICE
11 13 I MADE IT THROUGH THE RAIN / BARRY MANILOW
12 14 CELEBRATION / KOOL & THE GANG
13 8 TELL IT LIKE IT IS / HEART
14 15 HEY NINETEEN / STEELY DAN
15 18 TIME IS TIME / ANDY GIBB
16 19 GIVING IT UP FOR LOVE / DELBERT MCCLINTON
17 21 MISS SUN / BOZ SCAGGS
18 22 9 TO 5 / DOLLY PARTON
19 26 SAME OLD LANG SYNE / DAN FOGELBERG
20 9 LADY / KENNY ROGERS
21 25 THE WINNER TAKES IT ALL / ABBA
22 23 TOGETHER / TIERRA
23 28 KEEP ON LOVING YOU / REO SPEEDWAGON
24 20 SUDDENLY / OLIVIA NEWTON-JOHN & CLIFF RICHARD
25 29 SEVEN BRIDGES ROAD / EAGLES
26 32 I AIN'T GONNA STAND FOR IT / STEVIE WONDER
27 36 WOMAN / JOHN LENNON
28 16 HIT ME WITH YOUR BEST SHOT / PAT BENATAR
29 17 MORE THAN I CAN SAY / LEO SAYER
30 35 HEARTBREAK HOTEL / JACKSONS
31 - THE BEST OF TIMES / STYX
32 34 KILLIN' TIME / FRED KNOBLOCK & SUSAN ANTON
33 33 COLD LOVE / DONNA SUMMER
34 43 A LITTLE IN LOVE / CLIFF RICHARD
35 37 HE CAN'T LOVE YOU / MICHAEL STANLEY BAND
36 42 SMOKY MOUNTAIN RAIN / RONNIE MILSAP
37 - CRYING / DON MCLEAN
38 40 I NEED YOUR LOVIN' / TEENA MARIE
39 39 MY MOTHER'S EYES / BETTE MIDLER
40 44 GAMES PEOPLE PLAY / ALAN PARSONS PROJECT
ロックスターは長生きできないのか?
と思ったものです。
でも、60年代、70年代、そして80年代の訃報が続く中、あのショックは薄らいでいきます。
今になって思うのはロックスターが本当に輝くのはせいぜい5年くらいのもので、長生きしたとしても、良質の作品を生み出し続けられるわけではないということ。
その点、ジョンはビートルズ時代から15年以上、素晴らしい楽曲を提供し続けたということで十分活躍してくれたんだなって思います。
亡くなったときは本当に悔しかったんですが、そう考えると、なんか落ち着くことができます。
ジョン・レノンの訃報を聞いた時は私もショックでした。今でもその時のことは覚えています。
ミュウさんのおっしゃるとおり、素晴らしい曲を書く人でも5年程度である程度落ち着くというか、輝きが落ちていくのがほとんどのアーチストですね。その中でずっと素晴らしい曲を生み出し続けていたジョン・レノンはまさしく天才音楽家でした。
この曲「スターティング・オーヴァー」ですが、未来に向かって出発する本当に素敵な曲でしたね。それまでのジョンの歌とはまた違った未来への希望に満ちた素晴らしい曲で、その曲が最後になってしまった、悲劇でした。
私はジョン・レノンの悲しい訃報、大学の下宿のラジオで聞いた覚えがあります。ショックでした。
あれからもう40年近く経ってしまったのですね。
ジョンレノンミュージアム、行かないうちに閉館してしまいました。行きたかったなぁ。