1988年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart14は、Keith Sweatの"I Want Her"。最高位は4月2日付の第5位。年間チャートは74位。デビューシングルが大ヒットになりました。
Keith Sweatですが、ニューヨーク出身のR&B歌手、シンガー・ソングライター。
音楽活動を開始したのは70年代半ばから、R&Bグループに所属しながら活動し、80年代半ばからはソロでの活動も開始します。
80年代には、GQというR&Bグループに参加。GQは、79年に、"Disco Nights"ともう1曲Top40ヒットを持っていますね。Keith Sweatの叔父さんがGQのオリジナルメンバーだとのこと、ただ、Top40に入ったのは70年代後半ですので、Keith Sweatは、このヒット後にGQに加入したとのことです。
そのKeith Sweatですが、87年になって、Teddy Rileyのプロデュースのもと、ソロでのデビューアルバム『Make It Last Forever』をリリース、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"I Want Her"で、最高位5位を記録する大ヒットになりました。
"I Want Her"の曲の作者はKeith SweatとTeddy Rileyの共作、プロデュースも、この二人が務めています。
鍵となるのはプロデューサーのTeddy Riley。R&B界の新しい音楽「ニュージャックスウィング」を広めた人で、まさにそのニュージャックスウィングを世に広めたのがこの"I Want Her"のヒットです。
「ニュージャックスウィング」というのは、ブラックミュージック特有のファンキーな音楽に加え、軽快なスピード感と親しみやすいメロディーが特徴のサウンド、だそうです。
この"I Want Her"を聞いた時には、ん?スティービー・ワンダー?に似ている、と思いましたが、スティービー・ワンダーをもうちょっと軽く、おしゃれにした感じでしょうか。
Teddy Rileyは、80年代中ごろから、ブラックミュージックの新しい動きとして、ジャム&ルイスなどとともに一大ブームとなります。
あのMichael Jacksonも、1991年にリリースした『Bad』の次のアルバム『Dangerous 』では、Quincy Jonesと別れ、アルバムの半分ほどはTeddy Rileyのプロデュースでの曲作りになっています。
R&Bの新しい動きとはなっていますが、70年代から80年代のソウルミュージックも感じさせる、メロディアスな曲で、聞きやすい、親しみやすい曲になっています。
しかし音がぶ厚過ぎますな、これはイヤホンではきけますまい。でもやはりFENではよくかかっていたので、そしてほとんど日本ではノーコマーシャルだったので、頑張って欲しいなあと思っておりました。
うーん、このセンスがこの年の後半のボビーブラ夫に影響を与えた、とかないですかね?やっぱりダメかな?
K.Sweatの曲はほとんどチャートを聴かなくなってからの、♪Make You Sweat♪をよく覚えています。
彼は元GQだったんですね。
彼が加入前ですが、79年の♪Disco Nights♪は大ヒットではなかったですがよく覚えています。
アメリカで「GQ」というファッション雑誌?があったのと、ユニークなグループ名からでした。
FENではよくかかっていたのでしょうね。メロディなどよく覚えています。なかなかおしゃれな曲でした。
本文に書いたプロデューサーのTeddy Rileyですが、Bobby Brownの特大のヒット曲"My Prerogative"も、プロデュースはTeddy Rileyですね。
"Make You Sweat"は、この曲の次の Top40ヒットでしたね。その曲の方は覚えていませんが、こちらの"I Want Her"はよ良くラジオから流れてきていました。
GQの"Disco Nights"ですが、70年代後半のR&Bらしく、懐かしのファンク・ディスコソングでした。
このあたりは星船さんスルーかなと思っておりました。ですので、あまり思いなく(ファンの方ごめんなさい)和訳させていただきました(^◇^;)。
それはそうと、星船さん、新たなイベントが愛好会より予告されました。8月ですが、いかがでしょうか。
どうやは私はポップス(主に黒い系統)に愛された男としか思えません。
キース黒い汗、この後も名前が出る度に気にはしておりました。
バナーさんのテレンスにはかなわなかったけど、イイ感じではありましたよね😃
この曲、新しいブラックミュージックのムーブメントとして、話題にはなっておりましたので紹介させていただきました。プリンスっぽいところもありましたか。
Keith Sweat→Bobby Brownというところが、この頃流行った「ニュージャックスウィング」ですよ、って、知ったかぶりですが、スティービー・ワンダーからプリンスにかけて進化してきたブラックミュージックの流れでしょうか。"My Prerogative"の方がよりプリンスっぽいでしょうか。
T.Reileyの名前は聞いたことありましたが、ボビ男さんのプロデューサーでしたか。
この頃の売れっ子プロデューサーでした。
N.Rodgers→T.Lewis&J.Jam→T.Reileyブラック系売れっ子プロデューサーの系譜ですね。
Babyfaceもこの頃の売れっ子プロデューサーでしたね。
ほんでこの後にはボク推しのボビーブラ夫❗
なんか主要BLACK歴々のみなさんの揃い踏み(バナさん風)とは驚きです。まだデビューシングルなのに。
あとはスライくらいでしょうかね、ここに乗っかってもイイのは😃
ぁ………リチ夫は系統違いますよね😵