11月2日(水)
この日は朝からお出かけ、大津まで。琵琶湖疎水に沿って歩こうという計画。
きっかけは水道局で見つけたこのパンフレット。大津の取水場から琵琶湖疎水に沿って歩くルートが地図とともに書かれていて、こりゃ楽しそうだと実際に歩いてみることに、鴨川のところまで12.5kmのコース。びわ湖疎水船という観光遊覧船も気になっていたのだが、運航日が限定的なのとけっこういい料金なので、歩くのをチョイス。
琵琶湖疎水は、京都市民の飲用水などに利用するために、大津市三保が関で取水した水を、山科から蹴上を通す水路。
浜大津からR161に沿って少し北へ、競艇場の南くらいにある琵琶湖疎水の取水口からスタート。
こちらは第2疎水の取水口。第2疎水は蹴上の先で合流するまですべてトンネルみたい。
こういった水路で京都へ向かっていく。
トンネル手前の鹿関橋から観る。春には左右の桜がきれいな場所。
これが第1トンネル入り口で、ここから3km近い長いトンネル。
小関越えはちときつい坂道だが、車も少なく歩きやすい。
小金塚のあたりで第1トンネル終了。ここから疎水に沿って進む。
藤尾橋から。
柳山橋から、やや色づき始めているが、紅葉の見ごろはまだ先かな。
この辺りは猪が出没するみたい。
四宮船溜の先には諸羽トンネル。この辺りは初めて来るところでとっても新鮮。
遊歩道や公園が整備されていて歩きやすい。ここまでくると、地元で散歩する人や、わたしのようにウォーキングする人も一気に増えてくる。山科の街を見降ろせて、わかりにくいが右手にみえるのがJR山科駅。
諸羽トンネルの出口。
安朱橋から、この辺から大きく蛇行しつつ流れていく。
洛東高校南の洛東橋から。
安祥寺橋から。
御陵辺りの流れ。遊歩道沿いにはトイレも整備されているのが嬉しい。
正嫡橋。
さらに進むと第2トンネルがある。
このトンネルは短くてすぐに出口なのだが・・・。
すぐに第3トンネルに。
日ノ岡で三条通に出て蹴上を目指すが、今回のルートで一番楽しくないエリア。日差しもきつくなってきて、汗びっしょり、かなり疲れてきていてペースダウン。
三条通を進むと左手に蹴上浄水場がみえてくる。
第3トンネルの出口には蹴上船溜がある。ここからは南禅寺の水路閣へ流れる分流もあるのだが、今回はそちらはパスして本流へ。
蹴上インクライン。実は初めて来た。
蹴上を抜けると南禅寺船溜、ここから鴨東運河と名前を変える。噴水がある。
動物園の南側はかなり広い水路幅。この日は保育園の遠足が多いのか、動物園は小さな子供たちでにぎわっていた。
右手に平安神宮の大鳥居を観ながら進む。
仁王門通に沿って進む運河は神宮道の先で右折して北上する。
右手にロームシアター京都をみながら北へ。
冷泉橋を越えると左折して西へ。
冷泉通に沿って西へ進むと夷川船溜の先に夷川発電所。
川端通のところが終点。
ここからは、川端通と鴨川に沿って南に進路変更。
鴨川運河と名前を変えて墨染の先まで流れていく。
琵琶湖から12.5km、ちょうど3時間くらい。朝の冷え込みが思ったほどなくて、けっこう気温が高かったのが誤算で、汗びっしょりになってしまった。さすがに足がパンパンなのだが、楽しかったなぁ。今度は哲学の道から下鴨へ流れる分派や、墨染へ流れる鴨川運河を歩くのもいいかもねぇ。