阿川大樹の『終電の神様』を読んだ。
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人身事故だったり、車両故障だったりで緊急停車した電車に乗っていた人物のお話7編を収録した短編集。収録されているのは「化粧ポーチ」、「ブレークポイント」、「スポーツばか」、「閉じない鋏」、「高架下のタツ子」、「赤い絵の具」、「ホームドア」の7編。前半の4編はホッとするあたたかいお話だが、後半の3編はちと毛色が違う。とくに「高架下のタツ子」は切ないおはなし。それぞれのお話につながりがないのがちと残念だがまずまず楽しく読める作品だ。
阿川大樹の『終電の神様』を読んだ。
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人身事故だったり、車両故障だったりで緊急停車した電車に乗っていた人物のお話7編を収録した短編集。収録されているのは「化粧ポーチ」、「ブレークポイント」、「スポーツばか」、「閉じない鋏」、「高架下のタツ子」、「赤い絵の具」、「ホームドア」の7編。前半の4編はホッとするあたたかいお話だが、後半の3編はちと毛色が違う。とくに「高架下のタツ子」は切ないおはなし。それぞれのお話につながりがないのがちと残念だがまずまず楽しく読める作品だ。