荻原浩の『金魚姫』を読んだ。
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彼女にふられ、ブラック企業での仕事に心身ともに疲弊した主人公は自殺を考える。そんな折、たまたま立ち寄った神社の祭りで金魚すくいをして、すくったきれいな琉金を飼うことに。そしてこの金魚がきれいな女性の姿で現れて・・・。
著者らしいコミカルな語りと展開で楽しく読める作品。どういう風にオチをつけるのかと思いながら読んでいたのだが、ラスト近くには驚きの展開が待っていて・・・。
いやーこれは面白いねぇ、一級のエンターテインメント。読まないともったいない作品だ。
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