道尾秀介の『月と蟹』を読んだ。直木賞受賞作。
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舞台は鎌倉。タイトルには蟹とあるが、全編ででてくるのはヤドカリ。思春期を目前にひかえた少年たちの葛藤を描く作品。切なくて痛々しいなぁという読後感。ラスト近く、鳴海が語る「大人になるのって、ほんと難しいよね」って台詞がこの作品のテーマなのかなぁと思いながら読了。
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