痛恨の大失態

1月4日（月）

近鉄電車が昨年11月4日から2月26日まで利用できる近鉄全線３日間フリーきっぷを発売している。連続する3日間全線乗り放題3千円（特急は別途特急券が必要）という太っ腹なきっぷで、この日からそのきっぷを利用して旅行を企画していた。

朝早く京都駅へ行って、昼食用に駅弁を買って、近鉄の改札を抜けて電車へ。

席に座ってふと気づいた、「きっぷがないじゃん」。

慌てて改札から電車までの道のりを逆行するもきっぷは見当たらず、駅員さんに言って改札機を見てもらうもそこにもきっぷはなく、ただただ途方にくれるだけ。

「オー、マイガッ！」

しかしないものはどうしようもないので、どうするかを考える。もう一度きっぷを買い直せればいいのだが、このきっぷは翌日以降の日にちを指定して購入するきっぷで購入当日は使えないのがイタイところ。搭乗予定の電車にも乗れなかったことだし、とりあえずいったん家に戻って計画を見直すことに。

家で昼食用に買った駅弁を食べつつ、旅程の組み換えとかかる費用を計算。もともと近鉄電車を乗り倒す計画を組んでいたので、組み換えするにも大幅に変えざるをえない。この日と翌日は安いビジネスホテルだが予約を入れていた。すでに決済済み、それを捨てるつもりで旅行自体を中止することも考えたのだが、3日間時間が取れることもそんなにないので、大幅に計画変更して行くことにした。

しかしとんでもない大失態。新年早々先が思いやられるが、降りるときに気が付くよりはるかにマシ。乗車前に気が付いたのが不幸中の幸い。