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ミセスローゼンの上人坂日記

火恋ふや隔離ホテルの広き部屋


この写真は何だと思いますか? 給食みたい? スクランブルエッグ、マフィン、ハッシュブラウン、林檎。これは、ニューヨークにあるコロナ隔離ホテルの一つ『マリオット』のブレックファースト。アメリカの親友が今、家族にうつさない為に隔離中なのです。喉の痛み、息苦しさがあり、熱は無いらしい。1日2回ナースがチェックに来てくれるそうです。



このホテルまで無料送迎、三食運ばれて、滞在費も全額無料ですが、これを利用せず家で自粛する人も多いらしい。ホテルの部屋が余ってるくらいらしい。広い家に住んでればそれも可能ですが、ナースが常駐するホテルの方がよほど安心だと、私は思います。



こちらはディナー? 美味しそうですね。彼女はチェロの先生なのですが、熱が出ない限り、オンラインで生徒に指導も続けられるそうです。十日間の隔離の後、陰性になれば家に帰れます。家族は今のところ陰性だそうですが、毎日PCRテストを受けにクリニックへ通っています。一回20ドル(約2200円)。日本の事情は分かりませんが、こんな情報は貴重だと思い、彼女の承諾を得て掲載しました。家族も陰性のまま、彼女もこのまま無事で、早く家に帰れるよう祈っています。GOOD LUCK!!
がんばれ!!


「今日の季語」
『火恋し』は晩秋の生活の季語。冬が近くなると朝晩が冷え、身近に小さな暖房が欲しくなります。山中湖の我が家では、朝晩床暖房を弱のひかえめに入れ始めました。ニューヨークのアパートも、冷房からセントラルヒーティングへ切り替わる前の、今の時期が最も火が恋しい頃だと思います。








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