ミセスローゼンの道後日記

マニキユアをして貰ひけり生御魂



十七年前、私の娘達の七五三に母は日本から赤いおべべを持って来て着せてくれた。自分がニューヨークに行った事など忘れている母だけど、この写真を見るたび、そんな事ができた自分が信じられないようだ。母の人生に"冒険"をもたらした事が、私もちょっと誇らしい。

ニックが今朝ニンマリして言った。
「次回の高校の同窓会に又夫婦揃って出席するって、もう出欠の返信をしたからね!」
私「いつ?」
ニック「2020年秋。オリンピック見た後だ。」
私「・・・・・・。」

これを聞いて私は故レーガン大統領の有名なソ連ジョークを思い出した。

ソ連時代は、車を買うのにお金を払ってから10年待ちが普通だったそうだ。前払いを終えた客がディーラーに聞いた。
客 「車の引渡しは午前? 午後?」
別の客「10年後なんだから、午前も午後もないでしょう?」
客「いや、その日は午前中に水道屋の予約があるんでね。」

それはともかく、前回の同窓会の反省点を次回に生かそうと思っている。それは、一人一人(夫婦同伴者はカップルで)記念撮影をする時、一回の撮影で3ショットあるという事を知らずに、三枚とも同じ顔とポーズででくの坊のように写ってしまった事だ。他のカップルの写真を見ると、社交ダンスでよくやるように夫が妻の頭を支えて反らせたり、組体操のように片手を繋ぎ、もう片方の手をパッと開いたり、夫が妻の肩に両手をかけて左右に一歩踏み出したり、ロケットダンスみたいに片脚を上げたり、空中ジャンプしたり、絶対に練習して来たとしか思えない、凝った事を皆してゐた。ニックに聞いたら、知ってたけどあんな馬鹿馬鹿しい事をやりたくなかった、と言った。次回は、ニックが何と言おうと、私達も何か技を見せたい、と思ってゐる。
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