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雪の茅舎という秋田のお酒。
川端茅舎(かわばたぼうしゃ)の俳号で知られる「茅舎」とは、茅葺き屋根の家のこと。頂いて、すぐ飲みたい、とニックが言うので、氷を入れてみたが大変美味しかった。干し草の香りに、雪のような味がした。
今姉の、冬に向けての新しい出版企画を手伝っている。姉に聞いた事は無いが、聞けばよかった昨夜だけど、金沢料理のお店で治部煮に鮎に金沢のお酒とかゴチになって夢心地で、思い出さなかった。というのは何かと言うと、何故、丸裏俳句甲子園の決戦のお題は「雪」なのか。
雪月花の何でもいいという気がするし、寧ろ「月」が妥当な気がする。だって組長の本名は伊予(愛媛)の月「伊月」だから。これ何かお酒の名前みたいね。大吟醸伊予の月。それに「花」でも王道な気がする。なぜ「雪」なんだろう?
ちなみにわたしの一番好きな季語も雪。ニックの理想の人生の終わり方は雪山でスキーしながらぽっくり。西行は花の下でと言ってたけどね。雪国に暮らしたり、雪山でスキー合宿したりして、新たに知った事は、雪の恐ろしさ。雪のダークサイド。そんな句も詠んでみたい。2018年は新しい雪の句提げて、丸裏へ行けるかな。