「ピアティゴルスキー先生回顧録」
以下ニックの話。
ピアティゴルスキー先生の好きな作曲家はシューマン。先生は、「全ての楽曲をシューマンを弾くように弾きたいのだ。」と仰っていた。「但しハイドンは例外。ハイドンだけはハイドンを弾くように弾くべきである。」とね。でも先生は、ハイドンを弾く時最もシューマンのように聞こえたんだよ。
藍生六月号の『篠田桃紅』特集に大感動しています。黒田勝雄先生の『最後の湯田マタギ』以来です。早速桃紅作品をネットで見て、エッセイを片端から読んでいます。桃紅先生は、生前山中湖村の山荘で飽きず富士を見て、富士から日々啓示を受けておられたようです。ニックと同じです。私は凡人のせいか、富士から直接元気を貰うとこまではいきませんが、諦めずに富士を詠んでいきたいです。