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ミセスローゼンの上人坂日記

母の句集何処へやつたか春の雨


私のギター練習がいよいよ最難関のコードに差し掛かった所が、さるお方がこのコードでいいんでないの? と教えてくれた。あらまあカンタン。もう弾けた。ギターを背負って一人コンサートに赴くか。




こっちは、次女が一人で三声を歌ってくれた。また一緒にカラオケに行きたいなあ。



バーバとカラオケに行った事はないと思うが、親戚の結婚式か法事かで、お座敷カラオケセットで、姉と私が、あみんの『待つわ』をハモった事がある。姉妹でギターのデュオ『星の夜』を公民館で披露した事もあった。父はギターやアコーディオンを弾く音学青年であった。母はもっぱら歌専門。鈴を振るような優しいビブラートで童謡や昭和歌謡を歌ってくれた。私が好きだったのは『港が見える丘』。







普通に話しかけてもいいが、リズムのある俳句や短歌を朗読した方が母に届くような気がしている。先日の句会で、兼題『春の空』で母を詠った名句が誕生した。挨拶句は、季語の選定が全てを決めると言っても過言ではないね。
















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