ウクライナ情勢が不安で、最、最、最悪の事態を思って恐ろしく、白日夢を見てぐったりする。
ニックが、朝はフェボスランチェロス(卵料理)、昼は豆ともやしのタコスを作ってくれた。午後パンを焼いて元気が出、夕飯はブロッコリと海老のパスタを私が作った。
今年から、「休日はインプットの日」と決めたので、何を読もうかと思いつつ、蛙亭のコントを見ていたら、藍生の三月号が届いた。即読み終わって、キーン先生特集で紹介されていた「アーサー・ウェイリー英訳版源氏物語の日本語再翻訳版」をkindle版のサンプルで読み、高いけど買った。オシャレでかわゆい。これは若者にうける。
ニックが英語版を小脇に抱えて、娘達のレッスンに来た。それまでは挨拶しかした事が無かったが、思わず「どの章?」と聞いてしまい、「赤い鼻のレディ(末摘花)だよ。」と言われて嬉しかった。それから折折にニックが感想を話すようになった。
毬矢まりえ・森山恵ご姉妹の翻訳されたこの一巻は表紙がクリムト。
NYのノイエ・ギャラリーのカフェ・サバスキーで食べた生クリームをかけたアップル・シュトローデルも忘れがたい。