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ミセスローゼンの上人坂日記

春愁の一つ引越したい病


予報通り金曜に薄雪が降った。あっという間に溶ける。屋根の下の日蔭は雪が残っている。





スキーで酷使した膝をほぐしに、バレエスタジオシュシュの金曜クラスへ行った。リハビリバレエで、ずいぶんと楽になった。この分なら肩こりがひどくならなければ鍼に行かずとも済むかもしれない。シュシュのオンライン肩こり解消メニューも効く。あと腰痛対策とか、地道に地味な筋トレ、脂肪を燃やす!有酸素、とか週の内に色々あって嬉しい。もちろんヨガも。日曜朝のヨガは最高にいい気分。


大阪の句友と電話した。大事な方が逝かれるまで「ニックさんのCDを聴いておられました。」「告別式にも流れました。」と教えて下さった。有難い事です。RIP。大阪にそんな素敵なファンが有るのはクラブツークンフトのコンサートのお陰です。


つい最近私も友人に、アレンスキーピアノトリオのCDを贈った。その方の病床の(私もニックも知っている)母上にも聞いて貰いたい。そして、しばらくぶりに私も聞き直したら、心を慰める力があるのはニックのチェロだけじゃないとわかった。ピアノの音色にもその力があるのです。真心の演奏はきっと伝わる!

その昔長女を子育て中の私はショパンのピアノしか聞けなかった。悪阻も夜泣きもショパンで乗り切った。今長女はチェリストだけど今でもピアノの音が大好き。音楽という物は心を癒す為にこそあるのだなあ。論より証拠。かぼちゃんはチェロの側が一番好き。

※RIP : ラテン語の、Requiescat in pace の頭文字。「安らかに眠れ」。

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