ミセスローゼンの上人坂日記

神木の梢の遠き大旦


初湯を済ませ、さて今日はどうする?とニックに聞いたら、練習するよと言う。今年最初のチェロの練習。初弾きだ。明日は弟子のO君と初稽古。お正月は季語だらけでいいね。
私は初詣に行って来ていい?
いいとも。だが一人で山とか行くなよ。
わかった。
というわけで、句友の秋尾さんを誘って、この由緒ある小さな神社へ連れてってもらう。富士山の吉田(登山)口である富士浅間神社とは、兄弟関係にあるのだろうか。元日のあちらの人出はすごいと思うが、こちらは近所のかたばかり。故郷愛南町の若宮様の初詣を思い出す。石段を登って振り向くとそこに富士山。こちらの神社の山全体が、富士山に向かっている、拝んでるような淑気に包まれる。ザロードオブザリングズの”眼”くらい存在感がある。
秋尾さんが古いお札を火に投じ、新しい札を貰ってる。私は下の娘の合格お守りと、上の娘には金運守りを買う。秋尾さんのご主人の同級生に会い、記念撮影のシャッターを押してもらう。帰りにおせちまでお土産にもらい、凍った道をゆるゆる走ってると雪が降り出した。
夜、お正月で大津に帰ってる友人と年賀LINEしてたら、あちらはもう相当積もってるようだ。そう言えば何年も前、長浜盆梅展に吟行に行った時は、大雪の中だったもんな。雪の中だから一層梅の色が美しかった。俳句は忘れたが、あの梅の香りは忘れられない。
(最近、なんとかは忘れたが、かんとかは忘れられない、というフレーズにはまっている。)
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