母が私を産んだのは師走の1日。寒い日だった。家業の郵便局で父と母は働き、祖母が台所を仕切り、掃除洗濯が嫁の母の仕事だった。2回目なのでお産が早く、産婆さんが既に家に到着、「もう頭が出とるけん、はよ、転びなせや。」と言われつつ、「産んでしもうたらしばらく掃除できんけん。」と母は粘り、便所掃除まで済ませてから産んだ。ボッチャン便所に私を落としたらどうすんねんと思ったが、私でも同じ事をしただろう。長女を産んだ時は難産で、頭が半分出たところで力尽き、そこから延々とかかったので、姉は瓢箪型の頭で産まれた。母の母が一所懸命それを直そうとさすったそうだ。その話があまりにおもろかったんで、数年前、「瓢箪に生まれて人を喜ばせ 朗善」という句を姉に捧げた。母よ、ともかく産んでくれてありがとう!!
「生句会ライブ大成功」
というわけで、母の誕生日記念でもないけど偶然行われたYouTube夏井いつき俳句チャンネル句会ライブ生配信第2回目は大成功でしたね。最初から投句もすらすらとスムーズで快適でした。お題の「まっしろ」がぜんぜん思いつかず、私はすらすらとは行かず苦戦しましたが。笑。何千句もの中から選ばれた方おめでとうございます! 私はしんじゅさんの句が好きでした。次回が楽しみです。見逃した方、アーカイブを見て次回の為に練習しましょう!