大きな段ボール箱に梱包紙がくしゃくしゃに入っていて、小さな物が一個だけ配達されてくる。「できる限り注文をまとめて配達する」にチェックした場合、何が入っているか忘れて、例えば電動顔シェーバーの替え刃なんて小さな物が紙の底にあるのに気づかず捨ててしまったり、後で気づいてゴミ捨て場へ走ったり、箱がもう回収されてて泣いたり。昨夜も、投句用官製葉書50枚が配達済になっているのを知り、慌ててゴミ捨て場に行ったが、箱の中は紙のみ。悄然と帰り郵便受けを見たらあった。郵便受けに入れました、とお知らせメールがちゃんと来てた。誰も責められん。
「鹿か、幽霊か」
犬のかぼちゃんが夜中にガバっと起きて、窓の外を凝視して吠えない。これ一番怖い。鹿なら必ず吠えます。朝の散歩の時、庭に鹿糞をよく見つけるので、夜中鹿が来ている事は来ている。吠える時は吠える。吠えない時は何故吠えないのか? そう言えば以前、庭に井戸があって、井戸からリングの貞子みたいな白い寝巻女が這い出してくる夢を見ました。顔をよく見たら私自身だった。信じられなくて、それが近づいて来るまでじっと凝視していました。幽霊の顔まぢまぢと見て自分。幽霊も夏の季語です。
「俳句甲子園」
一句一遊のお題が俳句甲子園。これを季語として詠み、名句が沢山歳時記に載ったら季語として定着する。久々に投句してみようかな。高校俳児応援の気持ちを込めて。