塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

Jの監督、GMの海外移籍(2)

2010-08-16 11:13:50 | 日記
 例えばアントラーズのオリベイラ監督は、就任した2007シーズンから3年連続でJ1制覇に導いているのに(2007年は天皇杯でも優勝)、どうして母国のブラジルや隣国の韓国、そして他のJ1のクラブから「引き抜き」の声がかからないのでしょうか?

 選手と異なり、欧州ではブラジル人監督の需要が全く無いため、欧州に職を求めることはできなくても、コリンチャンスやフラメンゴなど、ブラジルを代表するクラブがオリベイラ監督を「無視」していることは、正直解せませんね。

 J1で活躍するブラジル人選手には、中東だけでなくブラジルのクラブも獲得に名乗りを挙げているのですから、尚更わかりません。

 グランパスファンには申し訳ないのですが、もしピクシーが将来欧州から監督の打診があり、彼が渡欧することを決断したなら、彼を快く送り出して欲しいと考えています。

 恐らくJ1の監督経験者の中で、在任中欧州のクラブから引き抜かれた監督は
 ヴェンゲル唯ひとりだと思います。

 ヴェンゲルもピクシーのどちらも、グランパスエイトと縁がある事は奇妙な話ですが、ピクシーにはヴェンゲルの渡欧以降途絶えていた、

 「J1の指揮官から、欧州クラブの指揮官への転身」
 というルートを今一度作って欲しいんです。(ピクシーがグランパスエイト残留を希望したなら、もちろん彼の意見を尊重します。)

 これは僕の想像ですが、フランス代表はローラン・ブランの契約が満了した後には、代表監督にデシャンを指名するはずです。

 デシャンが仮に代表監督に転身したなら、マルセイユの監督の座が空きます。

 フランスで最も人気のあるクラブですから、当然指揮官の人選も重要になります。
 ならばマルセイユのOBであり、監督経験のあるピクシーが、マルセイユの監督に就任してもおかしくは無いと思うのです。

 これはあくまで僕の頭の中でのシナリオですから、現実問題デシャンがマルセイユで長期政権を築く可能性は高いと言えます。ゲレツが築いた土台があったとは言え、マルセイユを17年ぶりにフランス王者に導いた功績は「大」ですから。

 ただ近い将来選手だけでなく、監督やGMも欧州、南米との相互交流を図っていかないと、今以上のレベルアップは、代表もJ1も難しいはずです。

 J1の今季終了後、監督たちの渡欧や渡米が見られるか、注目したいですね。
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Jの監督、GMの海外移籍

2010-08-16 11:02:03 | 日記
 今日の「やべっちFC」で、ドルトムントの香川の様子が放映されましたが、非常にコンディションが良いことが伝わってきました。

 解説の名波は香川の事を
 「和製トーマス・ロシツキー」
 と評価し、同時に彼の物怖じしない人柄を評価していました。

 ドルトムントの幹部、中でもクロップ監督はこの日本代表MFの獲得をほくそえんでるかもしれません。

 ただ残念なのが、選手の移籍は日常化してきましたが、指揮官や球団職員の海外からの引き抜きが無いのが残念ですね。

 現状では代表監督を含めて、指揮官を海外から招聘することの多いJリーグですから、監督の移動は特に難しいと言えます。

 アジア・チャンピオンズリーグも、レッズが2007年、ガンバが2008年に優勝して以降、J1のクラブは苦戦続きですし、Jのクラブが続けてクラブ・ワールドカップに出場し、欧州と南米のクラブと戦わない限り、監督、そしてGMの海外での活躍は見込めないかもしれません。

 逆に言えば、アジア・チャンピオンズリーグ以外にも、Jのクラブが海外で戦える環境を整えると、様子が変わってくるかもしれません。

 大分トリニータが参加した「パン・パシフィック選手権」のように、海外のカップ戦に参加する意義も、これからは増してゆくような気がします。
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