塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

マガト、遂に解任へ

2012-10-26 00:23:18 | 日記
 ウォルクスブルクがフェリックス・マガトを解任します。

 2009年リーグ制覇の立役者を解任する痛み、実はフロントには無かったのではないでしょうか?

 ジエゴ、シモン・ケアとマガトと対立した選手は多かったですし、クラブ内の空気は良くなかったと
推測します。

 勿論近年の低迷はクラブにも問題があります。

 一例を挙げますと

 1・スティーブ・マクラーレン、アルミン・フェーの短期政権
 2・ジェコをシティに売却
 3・上記の選手を含む移籍市場での失態

 がそうですね。

 ジェコは既にブンデスリーガに留まる意思が無かったことを考慮すべきでしょうが、それでも前線の柱が
失われたことは確かです。

 ただ一方でバイエルン時代、オランダ代表のファン・ボメルから

 「お前には戦術が無い!」

 と痛罵されたマガトにとって、代名詞となるフィジカル・トレーニングが、彼の最後のよりどころだった
のでしょうか。

 ただ、選手側からすれば、毎日浴びる怒声やメディスン・ボールを使った体力効果は、やはり敬遠したい
事柄だったに違いありません。

 ドイツ代表がレーブの下、適切な戦術トレーニングを取り入れていればな猶更ですよね。

 また結果が伴ってこそ付いてくるフィジカル・トレーニングですから、成績低迷ではその効果が薄れたと
感じても不思議ではありません。

 ウォルクスブルクは出直しを迫られています。

 
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サッカー、世界中にある働き場所

2012-10-26 00:13:18 | 日記
 プロ野球のドラフト制度は常々、職業選択の自由を奪っていると指摘されています。

 だからこそドラフトとフリー・エージェントは表裏一体なのですが、アメリカ程日本はまだうまく
機能していない模様です。

 野球は基本

 「日本かアメリカか」

 の2者択一ですが、サッカーはリーグの知名度と実力を無視すれば、世界中に働き口があります。

 ゴール・コムが

 「タイ・プレミアリーグが、日本代表の遠藤に注目」

 と記しているように、近年はタイの市場価値が上昇していることは間違いなく、クリケットが国技
のインドもプロ・リーグが始まっています。

 僕は長野県と山梨県にしか住んだことがありません。

 もし僕がサッカー選手ならば、移籍した先々の土地に馴染むことができるか心配になるでしょうし、
もし国外移籍ならばその心配はなおさらでしょう。

 選手号のフットボリスタが

 「マイナーリーグを背負って立つメジャーな男たち」

 という特集を組み、アメリカに移籍したネスタ、ブルガリアに移籍した松井大輔を始め、

 「過去の名手」

 と呼ばれた選手たちの現在を特集しています。

 彼らの声に共通している事柄、それはお金では快適な暮らしは買えないというもので、選手の表情
がとても生き生きしています。

 サッカーが世界中で親しまれていることは、それだけ選択肢が広いことを意味します。

 しかし、環境や経済を顧みないと痛い目に遭う可能性も否定できません。
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