塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

人工知能の波及は概念を変えるだけか

2019-01-06 16:18:15 | 日記
 ヴォルボが自動運転の性能を高め、乗車中は睡眠も可能、映画も室内で鑑賞でき気がつけば目的地に到着。

 という新しい概念を持つ車を開発中と聞きました。

 もしこの考えが実現できれば、ヴォルボが語る「高級ホテルでくつろぐような時間」が提供され、ロロ・ピアーナに代表される最高級繊維の企業が車にあるセーターや上着を開発するかもしれませんね。

 それだけ人工知能と呼ばれるものは、今後大きな影響を持つのでしょう。

 では一方で、従来車に乗るとき、紳士の嗜みとして認知されていた品はどうなるでしょうか。

 レザー製のドライビンググラブ
 トッズに代表されるカー・シューズ
 バーバリーに代表されるカー・コート

 僕はこれらは消えないと思います。

 僕はシボレーに代表される、過去の米国車に関心はありません。

 車体が大きすぎ、ガソリンの消費量を考慮すれば現在の価値観とはあべこべですよね。

 でもマスタングに代表される車を、今後も購入したいというファンは絶えないと思いますし、古きものを大切にし新しい試みも取り入れる、折衷がどちらかを選ぶの二者択一になる気がします。

 サッカー・スパイクも同様で、本革製品はなくならないでしょう。

 それ以上に価値が上がると思います。

 職人の手作業が持つぬくもり
 カンガルー革の質感とそのフィット感
 
 今後、ニット製品に代わる新素材が登場するかもしれませんし、ニットが主流となる展開になるのかはブランドの開発力にもよります。

 ただ、古典的を揶揄されるものを評価し、愛でる人間が消えない以上、冒頭で記した商品とカンガルーレザーのスパイクは、いつまでも存在すると思います。

 そうでなければ古民家への移住など、皆考えないでしょうからね。
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アジアカップ2019が開幕する

2019-01-06 15:52:24 | 日記
 ああ、やっぱりこうでなくちゃあね、と思います。

 昨年のワールドカップ、新政権の発足と5試合のフレンドリーマッチ。

 以後途絶えていた日本代表について、スポーツナビが独自の取材でどんどん迫っています。

 そう、アジアカップが開催されるためで、日本代表の初戦トルクメニスタン代表との一戦は休日ですので、当然僕もテレビ観戦をします。

 一方で湾岸諸国が常に自国の代表をサポートするかと言えばそうでもない、しかし敗戦にたいたく神経質という矛盾点を持ちます。

 ミラン・マチャラが過去

 「中東のスケジュールは最悪。日本のような組織力は皆無だ」
 「彼らが日本のような緻密さを持てば、それは凄い事だ」

 と語っています。

 彼の進言を読んだのが、確か2004年の中国大会だったと記憶しています。

 ですから、以後の15年は湾岸諸国の基本的価値観に、大きな変化はないようです。

 UAEは1990年にワールドカップの出場を果たしています。

 バーレーン代表やオマーン代表の出場経験はなく、西アジアでワールドカップと「比較的」縁があるのはイランとサウジアラビアになります。

 2006年のオーストラリア代表はオセアニア代表として参戦しましたが、以後はアジア地区で戦っており、現状は日本、韓国、そしてオーストラリアの3か国が「ほぼ」ワールドカップ枠を埋めている形です。
 
 人工知能が人々の職を奪う
 トヨタはソフトバンクのような大企業でも、胡坐をかく時代ではない

 と囁かれます。

 石油や観光資源に頼ってきた湾岸諸国が、今更新しい環境を発掘するようには思えませんが、自国がワールドカップに参加することは、新しい価値観を世界に与えると思うのですが。
 
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アジアカップ2019ガイドブックを読んで

2019-01-06 01:30:19 | 日記
 4日に発売された、エルゴラッソ編集部によるアジアカップ2019のガイドを読んでみました。

 僕個人としては日本代表以外の23か国について、もっと言及してほしかったというのが印象です。

 逆に言えばインターネットやスマートフォンで情報収集がたやすくなっても、韓国やイランはともかくトルクメニスタンやイエメンなど、未知の国がひしめくのがアジアとも言えるのでしょう。

 欧州クラブに在籍する選手がここまで多いのも日本代表の特徴であり、Jリーグの成長が海外移籍を促し、代表強化に直結していることも確認できます。

 タイ代表の主力、チャナティップとティーラシン、ティーラトンがJ1に在籍している点は特筆すべき点ではないでしょうか。

 中東各国の主力が国内リーグ以外ですと、キプロスやサウジアラビアなど、周辺諸国のリーグでプレイしているわけですが、インドのように認定された国内リーグが二つあるように、アジアはまだまだリーグの運営が混沌としています。

 ですから給料の遅配が無く、熱心なファンを持つJリーグは今後もアジア最先端のリーグであってほしいものです。

 アジアカップではワールドカップ最終予選でおなじみの国以外をしる、最適な機会でしょう。

 フィリピンやシリアなど、紛争で思うような生活が出来ない国民が多くいる大兵は、彼らのためにも大切な大会と言えます。

 2016年大会の初戦、日本は今大会にも参戦するパレスチナ代表と、歴史的な価値を持つ一戦を行いました。

 サッカーにおける政教分離はなかなか難しいものですが、今大会はどのような勝負が繰り広げられるでしょうか。

 ボールを提供するモルテンも含めて楽しみになってきました。
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