塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

Jリーグ、2019マスコット総選挙を開催中

2019-01-23 17:46:58 | 日記
 Jリーグの「2019マスコット総選挙」、僕はパルセイロのライオーに一票投じています。

 改めてマスコットを見ますと、競技や地域において応援風景の違いがわかります。

 例えば米国で一番人気のNFL.

 NFLの応援風景と言えばチアの女性たちであり、過去日本人女性もオーディションに合格、踊ったことがあり話題になりましたね。

 ただ、選手は複数年契約ができる事に対し、彼女たちに契約は基本1年であり、翌年も残りたければ再度厳しい面接に合格せねばなりません。

 米国で最も有名な存在は、ヒラリー・クリントンに代表される、米国大統領の妻でしょうが、チアに合格した女性たちもきっと、周囲から羨望のまなざしで見られているに違いありません。

 日本でもNPBはチア、そしてドラゴンズのドアラのようにマスコットがいますね。

 Jリーグでは女性ピッチ・リポーターを増やす傾向にあるようですが、今後はどうなるでしょうか。

 欧州と南米では日本、米国のようにマスコットやチアは一般的ではありません。

 リバプールのサポーター「コップ」のように

 常にいかなる時もクラブをサポートし続ける
 大きく、美しい歌声で選手を鼓舞
 一方で乱暴狼藉を働くファンも、中にはいる

 というように、応援組織に頼るのではなく

 「我々こそが最高の応援団」
 「声を出すことに、販促費用はかからない」

 という意識があるのではないでしょうか。

 ですから欧州やアジアからの観光客がJリーグを観戦したならば、そのマスコットの存在だけでなく、豊富や屋台や海賊版の無い売店など、日本では当然の事に驚く、気がします。
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改めて思うスパイク選びの思惑

2019-01-23 01:57:19 | 日記
 サッカースパイク専門サイト「0014のブログ」において、フェルナンド・トーレスについての記載があります。

 トーレスはサガン鳥栖移籍を契機に、アディダスからミズノへ移籍し、モレリアネオ2の広告塔となりました。

 しかし、現在練習中にはモレリアネオ2ではなく、モレリア2を履いているとのことです。

 ミズノに限らず、契約選手が自社ブランドで発売しているスパイクに乗り換えるのは、面倒なことなのか歓迎すべき事柄なのか、聞いてみたいですね。

 例えばチャナティップや吉田がレビュラの新色である青を履いていますが、同じレビュラ2であれば、青でなくともよいのか、極端な話、トーレスのようにモレリア2に履き替える仕草は可能なのか。

 スパイク一つだけでも、様々な発見があります。

 僕個人の感想は

 「契約先を逸脱していなければ、そのブランドのスパイクを自由に掃いてもらったらどうだろうか」
 「復刻版でも良いし、新作でも良い気がする」

 というものです。

 ロタール・マテウスが代表戦ではアディダスを履き、クラブの試合ではプーマを履くというように、かつては代表には履くスパイクを選手に指定するだけの拘束力がありました。

 1994年米国ワールドカップに出場したナイジェリア代表は、ジャージからスパイクに至るまで、選手全員がアディダスで統一したほどです。

 NBAの世界では、ハーフタイムを挟んで別ブランドのバッシュを履いた選手がいたくらいですし、左右で異なる色彩やオールスターゲーム限定モデルなど、サッカー以上に足元に注目が集まります。

 イニエスタがブラックアウトを始めたと言いますから、アシックスも動いているのでしょう。

 新シーズンは名手の履くスパイクにも注目しましょう。
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スポーツギアから感じる文化という価値観

2019-01-23 01:41:48 | 日記
 ガビックが手掛けるスパイク「マトウー」が、純日本製なのかわかりません。

 しかし、靴箱やスパイクの外観からは間違いなく「和」が感じられます。

 僕は案外、国内よりも海外の方がデザインを評価するような気がします。

 僕たちは普段、実家の宗教、宗派、家紋や家系図を意識しません。

 僕は我が家の仏門がどこかはわかりますし、家系図は飾ってあるのでそれなりに目に入ります。

 しかし家紋やどうしてその宗派になったかのいきさつまでは、さすがにわかりません。

 今、訪日外国人がものすごい勢いで増加していますが、下手をすれが彼らの方が、柔道、剣道、大相撲に神社と仏閣に精通している可能性はあります。

 マトウーの外観はこれらの

 日本が培ってきた日本文化をデザインに落とし込む
 そのデザインはサッカーよりも、武道や甲冑を連想させる

 気がするんですね。

 過去、日本食と言えば、鮨や天ぷらが連想されました。

 醤油に代表される調味料は、今は出汁と味噌が加わり、料理もラーメンやたこ焼きに加え、あられや煎餅なども知られているはずです。

 こうした文化の拡大を契機に、自分たちの足元を持つ目直す謙虚さを、ガビックの企画から学んだ気がします。

 オニツカ・タイガーが人気なのも、機能だけでなく温故知新が感じられるためでしょうし、今後はデザインの中に文化を落とし込む作用が必要になるのでしょう。

 ナイキは1980年代、発売したバッシュに

 「大学専用カラー」

 という文化を感じさせ、アディダスはランDMCと共にヒップホップの黎明期を支えました。

 今、フィラのビッグロゴが人気ですが、これも1990年代の文化を若い世代が感じているためではないでしょうか。
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