塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

リーガとプレミア、どちらが魅力的なリーグなのか

2019-01-20 01:48:47 | 日記
 よくサッカー好きの間で

 「プレミアとリーガはどちらが優れたリーグか」
 
 という題目で議論が起こります。

 僕はプレミアだと考えています。

 チャンピオンズ・リーグの優勝とバロンドール受賞者の顔ぶれを過去5年で振り返れば、確かにリーガは素晴らしいと言えます。

 仮にロナウドが去ったとしても、その印象が覆ることは難しい。

 プレミアも下位クラブの資金力が無視できず、今「岡ちゃん」がフラムを軸に様々なクラブから引き抜きがあると囁かれているのも、プレミアに残留することで財政的に物凄く大きな恩恵があるためです。

 地獄の沙汰の金次第
 金持ち喧嘩せず

 などお金に関する格言は多々あります。

 僕がプレミアがリーガよりも優れていると考える点もここにあります。

 リーガは過去、給料の遅配でクラブがストライキを起こすように、レアルやバルサだけがとびぬけて高いテレビ収入がある時代がありました。

 しかし、プレミアでは給料の遅配、ストライキが起きたことはなく、テレビ収入分配も下位クラブに恩恵がある形で行っています。

 米国スポーツのように、戦力を拮抗させる要員のひとつとしてサラリー・キャップがあるわけですが、欧州サッカーは基本、選手の売買は自由競争ですから、下位のクラブの健闘が鍵になると指摘されても、財政的に問題があるクラブもあります。

 それでもプレミアの競争力が落ちないのは、やはりお金と集客に大きな要因があることは間違いないと思います。

 スペインはその娯楽性の高さやクラシコの存在など、見どころが多いのは誰もが認識していますしね。
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スパイクに限らず、生産国を気にする理由

2019-01-20 01:33:55 | 日記
 僕が高校から大学時代を振り返りますと、リーバイスもコンバースもヴァンズもチャンピオンも、容易に米国製が見つかりました。

 今、リーバイス501の「ホワイトオーク」と呼ばれる、デニム生地が注目を集めています。

 リーバイスは一部本国である米国生産でジーンズを生産していますが、ノースカロライナ州にあるホワイトオーク工場2017年末で操業を終えたんですね。

 最新号のビギンにもこの記事が掲載されていましたが、米国生産で赤耳つきの本家リーバイスの501が今後、更に枯渇してゆくのではないか、というもので僕も含めて関心を抱いた方多いと思います。

 僕も学生時代は、多くの米国製衣料を所有していました。

 それでも債務や人件費の高騰など、アジア生産を目論みながら品質管理を目指すという形で現在に至っているわけです。

 米国生産がどうしてここまで関心を集めるのかと言えば、それは大戦終結後、日本が米軍の影響を色濃く受けたということもありますが、同時に

 米国生産を買うことが米国の文化を買うこと

 に直結したためではないでしょうか。

 リーバイスやケッズ、コンバースは高値の花であり、それらを手にすることで

 米国が考える自由と思想
 米国が考える民主主義とは何か

 を考えるきっかけにもなったと感じます。

 今、サッカースパイク好きがこぞって西ドイツ製やユーゴスラビア製を探しているのも同様でしょう。

 当時の面影を追い求め、今は亡き国を思うには、当時の衣料品を買うことがオマージュなんだと思います。

 仮にプーマがどんなに頑張ってドイツ生産を復活させても、「西ドイツ製」と言うタグをスパイクとスニーカーに付けることは出来ませんからね。

 ですから、海外の選手やファンがモレリアやモレリアネオを買うことは、彼らが日本ン職人技とデザイン、言い換えれば

 日本の文化を買うこと
 日本の文化とは何かをしるきっかけ

 になると思うのです。

 たかが生産国、されど生産国と言う意味合いがあります。
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