塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

恩師と弟子の間柄を垣間見て

2019-01-18 00:50:27 | 日記
 昨日、便せんを買いました。

 昨年末、「オート」の万年筆を購入したのもそうなのですが、手紙を書こうと考えたんですね。

 池波正太郎先生の代表作「剣客商売」には、主人公の秋山小兵衛、息子の大治郎のもとへ、剣術の弟子たちが土産物を携えて挨拶に来る場面が幾度も登場します。

 それは小兵衛の練れた人柄を現すことに一役買っていることもあるでしょうが

 1・門人、弟子が師匠、恩師を慕う意義
 2・この人と出会えてよかったという喜び

 が行間からにじみ出ています。

 昨日は便せん3枚分したためましたが、僕が恩師と慕う先生に一筆啓上するためで、先生がお元気でいるだろうかと想像しながらの作業でした。

 日本代表はウズベキスタン戦、塩谷司の鮮やかな一発で逆転勝利を収めました。

 この日の先発には、塩谷、佐々木、青山と森保監督の薫陶を受けた3選手が先発し、新指揮官の下でデビューを飾っている室屋、北川も名を連ねましたね。

 サッカーの世界では

 モウリーニョとフランク・ランパード
 スパレッティとナインゴラン
 マンチーニとバロテッリ

 というように、恩師と弟子の間柄が話題になります。

 恩師は時に弟子を褒めたたえ、時に叱り飛ばします。

 僕はこの「叱る」と「怒る」の区別がわからないのですが、僕にとって先生は叱ることも起こることもなく、本当にいつも暖かいまなざしで見つめてくださいました。

 日本代表の選手たちが指揮官と共に目指すべき道を歩むことは当然ですが、森保体制の成績により、今後も日本人で戦うべきか再度外国籍指揮官を招集すべきか。

 その議論が浮上するのではないか、と想像します。
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ウズベキスタン戦雑感

2019-01-18 00:38:37 | 日記
 ウズベキスタン代表と日本代表は、これまで多くの対戦を繰り広げてきました。

 1997年のワールドカップ、アジア最終予選の初戦はホーム国立競技場で6-3で勝利を収めましたが、その一方で

 1・キングが代表で最後に輝いた一戦(6億点のうち、ひとりで4得点を奪う)
 2・既に加茂体制が抱える矛盾が露呈

 という手放しでは喜べない一戦でした。

 ただ、翌日の新聞は揃ってキングの4得点を絶賛するばかりで、失点3についての言及と何故ここまで大味の試合になったのかの考察はありませんでした。

 実は、当時中央アジアと言えば日本にとってはウズベキスタンの他に「カザフスタン」もありました。

 両国ともロシアの影響を色濃く受けてきたわけですが、カザフスタンは自分たちがアジアでくくられることが嫌だったのか、今欧州大陸の一員として、ワールドカップの予選を戦っています。

 「アジアにいた方が、本戦に出られる確率が高いのにな」
 「カザフスタンは、自分たちの決断を後悔していないのだろうか」

 と囁かれるのは、無理もありません。

 エクトル・クーペルがバレンシア、マヨルカ、ベティスにインテルとスペインとイタリアで長く指揮官を務めたことは有名です。

 中国がリッピ、過去タイがブライアン・ロブソンを招聘したように、今もアジアは本場欧州から指揮官を選出することが多いわけですが、それだけ欧州の進歩の度合いが高いことを意味します。

 逆に日本のように自国出身者が代表監督であるという事は

 自国リーグが成熟してきた証

 なのかもしれません。

 次戦、僕はGKはこのままシュミット・ダニエルが起用される気がします。

 この一戦で日本代表のGKが固定されることになるのではないでしょうか。
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