塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

長所も知り、短所も知る

2020-01-27 00:23:07 | 日記
 良いセールスマンは、所品説明を求められた際に必ず購入者に対して長所と短所を説明します。

 良い事ばかりを聞かされると、気分が良くなって「欲しいな」「買ってみようかな」と考えるよりも、先に

 「いいや、そんなうまい話はあるわけなかろう」
 「鵜呑みにしても大丈夫かね」

 という疑心暗鬼が先に感じられませんか。

 勿論セールスマンとしてはリスク・マネージメント

 「あんな説明、購入時点で聞いてはいないよ」
 「思ったよりも使いづらい」

 というクレームの予防という側面もあるでしょう。

 しかし、人間だろうが商品だろうが長所と短所があるのは当然なのだから、その点はお互いが認識すべき、と考えているように見えます。

 サッカー選手が学校訪問をすることは、既に目新しい光景ではありません。

 その際に選手たちは、子供に夢を与えたいと思って話の構成をするのでしょうが、僕はその中に

 「こんな点が苦労なんです」
 「選手には現状、こんなマイナス面があるよ」

 と語ってみてはどうでしょうか。

 そえれはわずか一言でも良いでしょう、そうすれば子供たちは考えで行動するようになりますし、親御さんも改めて

 「夢を後押しするにはこの点を解決すべき」

 というヒントが与えられると解釈するのではないでしょうか。

 昔の方は無料より高いものはないといい、その商売の奥にある何かを探そうと観察しました。

 メッシのようなペレ、マラドーナに匹敵する選手でさえ、落ち着かない日々を過ごしてきた過去があるわkですから、事前に不具合を知っておくことは大切ではないでしょうか。
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ロットのスパイクを眺めながら

2020-01-27 00:02:15 | 日記
 イタリア国内では根強い人気を誇るロット。

 今スパイク専門サイト「コーヘイズ・ブログ」を閲覧しましたら、ロットの最新作「ソリスタ2TX」が紹介されています。

 このスパイク最大の特徴はアッパーが合成皮革のワンピースであり、リフラクター、つまり反射素材が用いられているという点です。

 最近はスパイクに軽量化が求められていますが、ソリスタ2TXは片足の重量が260グラムと、いささか重い印象を受けます。

 もう廃盤ですがプーマがエヴォ・スピードを供給した際、片足の重量はわずか99グラムでした。

 しかし、耐久性の無さは如何ともしがたく、契約選手はともかく一般のアマチュアが希望すれば、さぞかし買い替えの頻度が高すぎると感じたのではないでしょうか。

 ロットが重量を比較的重めにしたのは

 軽量性を重視しないことで、アッパーの耐久性が高まる
 高まれば選手は、リフラクターを感じる機会が多くなる

 という目論見のためではないでしょうか。

 スパイク専門サイトを見ても、ロットの新作が取り上げられる頻度は多くありません。

 それはロットが日本国内でさほど流通していない点もあると思いますが、今はやりの「パック販売」を手掛けていないせいではないでしょうか。

 ロットからすれば

 スパイクのデザイン、機能で純粋に勝負
 自社の事をわかるファンだけに品を提供したい

 と考えているように見えます。

 その頑固さ、融通の無さがロットがロットでいられる理由かもしれません。
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