塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

お手本全てを真似しなくともよいと思います。

2020-01-12 00:42:27 | 日記
 昭和の作家は愛煙家が多く、酒について言及することも多かったと思います。

 僕は池波正太郎作品の愛読者ですが、すべての作品を所有していませんし、先生の習慣全てを尊重していません。

 先生も愛煙家の一人でしたが、僕はタバコをこれまでに一度も購入したことはありませんし、今主流の電子タバコに関心を持つこともないでしょう。

 僕は人生を豊かにしてくれる作家に出会えたとしても、真似をすべきではない点は取り入れる必要はない。

 この点が大切ではないかと考えています。

 バスケットボールならばマイケル・ジョーダン
 陸上競技ならカール・ルイス
 アメリカン・フットボールならばジョー・モンタナ

 サッカーならばペレやマラドーナのように、どの競技でも讃えられる選手が必ず存在します。

 彼らの功績をたたえながら、一方で

 「彼はこう生きてきた、でもこう生きたいと思う」
 「彼らのこの点は参考になるけれども、この点は僕には合わないな」

 と自分なりに考えを巡らせること。

 こうした創意工夫が不可欠ではないでしょうか。

 ポルトガル代表と言えばロナウドからジョアン・フェリックスへと主役の交代が間もなく訪れると思います。

 しかし、ポルトガルには

 1960年代 エウゼビオの時代
 1980年代 フットレ、コエリョ、バロシュの時代
 1990円台 ソウザ、フィーゴ、ルイ・コスタの時代

 というように、ロナウドの前にも同国を代表する選手たちがいましたよね。

 ロナウドも彼なりに彼らの功績を尊重しながら、良い場面だけを抽出して自分の糧にしたのではないでしょうか。

 そしてその功績は今後も語り継がれてゆくわけですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

客商売は客しだいではないでしょうか

2020-01-12 00:27:46 | 日記
 僕は客商売は「客次第」と思うんですね。

 僕が書店勤務だった2000年代前半は、折り畳み式携帯電話が爆発的に普及し始め、同時にカメラ機能が追加された時期でした。

 当時問題になったのは、万引き犯や店内での飲食など、従来のマナー違反だけでなく

 1・雑誌のおまけ「だけ」をかっぱらう輩
 2・雑誌を購入せず、携帯電話のカメラ機能で気になる記事を勝手に記録し、帰宅する輩

 という2点で、当時は本当に苦労しましたね。

 韓日ワールドカップのころでしたから、突然のベッカム需要に書店は沸きましたし、当時はハリーポッターやダレンシャンのような、ファンタジー文学も大きな支持を得ました。

 ただ、注文を受ける、入荷連絡をする、来店を待っている、これだけでも

 電話は繋がらず、入荷の案内が告知出来ない
 連絡できても、一向の来店が無い

 など、ため息をつくことがありました。

 僕はサッカー観戦の際、勝ち点3を長野パルセイロが得られたならばすごく嬉しいに決まっています。

 しかし、戦うのは選手であり、裁くのは主審の仕事ですから、判定と結果に意義を挟むことはできません。

 それよりも僕が思うことは

 「今日、僕の観戦態度はボランティアの方を苦しめなかっただろうか」
 「何でこんな客に、丁寧に応対しなくてはならないんだと、思わせなかっただろうか」

 という、自分の態度の再確認なのです。

 良い客が来店すれば、その日一日を従業員は明るく過ごせます。

 池波正太郎先生は作品の中で

 「僕はタクシーに乗った際、チップで100円渡すんだ」
 「そうすれば、そのあと嫌な客に遭遇しても運転手は我慢できるから」

 とおっしゃいます。

 僕も先生のような客でありたいと考えているのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同性を厳しい視点で観察すること

2020-01-12 00:16:09 | 日記
 文春新書「日本人へ」はこれまで4冊が刊行されています。

 最新刊の「逆襲される文明」が刊行されてからおよそ3年が経過していますので、5巻目が出版される日を楽しみにしている方は、僕以外にも大勢いらっしゃるに違いありません。

 そのリーダー編の中で、塩野七生さんは

 「こうも見事な同性は、私に快感さえ感じさせる」

 と205ページで記しています。

 この見事な女性というのは、皇后時代の美智子様の事を指し、当時の紀宮様の事にも以下のように言及しています。

 「あの賢い方が心を込めて育てたのが、このお嬢さんなのだと思ったものだった」

 僕はロナウドかメッシかと聞かれた場合、前者を支持しますが、それは塩野さんと同様に

 「ロナウドが僕の手本であるから」
 「彼の思考や言動が素晴らしいから」

 に違いないからです。

 世界最大の企業はと聞かれた際、日本人ならばトヨタ自動車と答える方が多いと思いますし、海外のかたならばマイクロソフト、アマゾンと返答するのでしょうね。

 僕は世界最大の企業は「ナイキ」だと勝手に考えていますが、その世界最大の企業の一つが

 「ナイキ・マーキュリアル・スーパーフライCR7」

 と彼だけのために特別な靴を作り続けている現実・

 この観点からもナイキがロナウドを、どれだけ大切に考えているかがわかります。

 ナイキは契約選手に対して案外「ドライ」に振る舞う傾向がありますが、一方で警察沙汰を犯したタイガー・ウッズを、常に支援してきました。

 彼は警察沙汰を犯す前に

 「妻以外の女性を数多くの性的関係を結んでいた事件が発覚」
 「ナイキが彼を今後も支援し続けるだろうか」

 という2点を言及されましたが、最終的にナイキの判断は吉とでました。

 ナイキの役員が男性主体かはわかりませんが、もしそうだとすれば同性を観察する視線が非常に厳しい、そして罪を犯してもサポートする必要性を見出す事に長けている。
 
 そんな気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする