塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

比較・検討記事を読む楽しみ

2020-01-03 01:01:50 | 日記
 1990年代中期、ナイキのエア・マックス95が爆発的な売れ行きを見せる一方で、非常に由々しき問題が発生しました。

 その問題とは

 1・米国からの並行輸入品が多く、定価で購入できる機会が全くない
 2・ナイキ・ジャパンから仕入れている、大手スポーツ店にファンが殺到
 3・精巧な偽物が数多く販売され、暴利をむさぼる悪質な輩が登場
 4・エア・マックス狩りと呼ばれる、街中で恐喝してい靴を奪い去る犯罪が露見

 というように、一般紙でも報道されるほどの過熱ぶりでした。

 一方でコンバースやケッズが手掛ける、昔ながらのキャンバス・シューズを履き続けるファンも多く、現在にまで至るスニーカーの過熱ぶりは、この時期の土台が形成された形になります。

 ここで注目したいのが、ファンの力です。

 当時はインターネットが普及していないため

 偽物をつかまされたファンが、本物と偽物の区別を誌面で解説する
 偽物にも限りなく本物に近い品もあれば、粗悪な品もある

 という形で、「比較記事」で啓蒙し始めたんですね。

 ですから、この記事によって購入を踏みとどまった方は多いと思います。

 フランス製や西ドイツ製のヴィンテージ・スパイクを収集している方もいますが、劣化だけでなく保存状態や本物なのかどうかは、本当に注意すべき事柄ではないでしょうか。

 この比較、検討記事は今、インターネットでも大きな反響があります。

 僕はスパイクに関しては毎日、以下の専門サイトを毎日閲覧させていただいています。

 コーヘイズ・ブログ
 0014のブログ

 今閲覧しましたら、ミズノが公式でモレリア2を「モレリア2ジャパン」と言う形でリニューアル販売することがわかりました。

 両ブログとも、新作と従来品の素材変更、履き心地などを細部に至るまで説明して下さり、実に読み応えがありました。

 どの分野でもエキスパートの存在は、頼もしいものです。
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自分に似合う髪型を見つけて

2020-01-03 00:43:11 | 日記
 山本美月さんがショート・カットにしたことは、ドラマの配役が影響しているようです。

 ただ、彼女の新しい髪型にファンは大喝采で、僕も

 「美人はどんな髪型でも美人なのだな」

 という点では大賛成です。

 俳優業ではロバート・デ・ニーロが受けた役のために、体重を減らす、増やすをこなすことで知られています。

 僕は彼の主演映画は「タクシー・ドライバー」しか見ていませんが、彼が愛用したリーの200番を、リアル・マッコイズが細部に忠実な形で過去に復刻している点も特徴です。

 サッカー選手も髪型を頻繁に変えることが多いのですが、それは気分転換もあれば、事故演出の面もあるでしょう。

 香川真司の坊主頭
 デイビッド・ベッカムのモヒカン
 ダヴィド・ジノラのロングヘア

 など、選手たちの髪形は時に整髪料の売上に貢献し、時にファンの間でも評価が分かれます。

 最近「パンテーン」が、就職面接の際に女性が見せる画一的な髪型が

 「彼女たちの個性を埋没させている」
 「らしさを見せてほしい」

 ということで、新しい価値観を訴えています。

 選手は時に取材や広告起用でメイクのお世話になりますから、自分に似合う髪型、手入れ方法や最新技術は僕たちよりも入手しやすいという側面はあるでしょう。

 日本の場合、制服や髪型は

 「生徒指導」

 という名目で縛られ続けてきました。

 サッカーが持つ選手の資質を最大限に活用するための髪形が、日本でも認知されてはいますが、やはり社会のうねりの中では髪染めや派手なデザインは難しいと言えそうです。
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