塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

需要と供給のバランスが崩れた時

2020-01-25 01:25:39 | 日記
 今の大盛況から想像することは難しいのですが、スコッチ、ジャパニーズのいずれもウヰスキーの需要が全くない時代がありました。

 ニッカが竹鶴の熟成年数を記入したボトルの製造を終了すると告知したのも、樽で寝かせるウヰスキーの特徴によります。

 シェリー樽、バーボン樽、オーク樽、ミズナラ樽などウヰスキーを寝かせる樽は幾つもありますが、年数表記の品は当然その期間ねかせてあるからこそ品質の証明になります。

 しかし、需要が市場から消えたために、ニッカもサントリーもシングルモルトの絶対数が足りない、つまり瓶詰するだけの原酒が完全に枯渇している、という現状があります。

 熟成年数が未表記の品は、ノンエイジと呼ばれていますが、これらですら思うように流通出来ていないのが現状で、むしろシングルモルト、ブレンデッドのいずれも、本場スコットランドの方が確実に入手できます。

 今、ニッカ、サントリーが安定供給のための策を講じ、イチローズ・モルトに代表されるベンチャーもウヰスキーづくりの情熱が絶えません。

 この熱気が冷めてしまうと、再度せっかく寝かせた原酒が不人気のためにうまく活用できなくなりますから、続いてほしいですね。

 今、サッカー・スパイクはニットが圧倒的な支持を得ています。
 
 しかし、将来カンガルーレザーを用いた、従来のスパイクが再度人気となれば、ウヰスキーと同様の出来事が起こるかもしれません。

 本革スパイクの高値が続く
 カンガルーレザーの安定が一筋縄ではいかない

 というような、選手や学生にマイナスの出来事です。

 ただ、それ以上に新素材の開発が進み、より洗練されたデザインと機能が登場するかもしれません。

 一方で本革も基本軸として残るように思えるのですが。
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選手の内面を慮るなら

2020-01-25 01:14:04 | 日記
 五輪代表がタイの地で全く見せ場が作れなかったことは確かです。

 そこには森保監督が選手を鼓舞できなかったように見えますが、僕は選手の内面に「引っ掛かり」が招集当初からあったように思えます。

 基本軸として五輪もA代表も招集対象選手が

 海外リーグでプレイする選手
 FC東京やF・マリノスのようにJ1で優勝を争うクラブ

 からなされているのは周知の事実です。

 つまり、今回タイに遠征した選手たちは、本来招集したかった選手が招集できなかったための穴埋め、という内面が強かったのではなく、強すぎたのではないでしょうか。

 「どうせ僕らは海外リーグの選手たちがしょうしゅうされたなら、お役御免でしょう」
 「オーバーエイジの選手も加えれば、出番はもうないよ」

 と感じたのではないか、と推測します。

 一部報道を鵜呑みにするならば

 1・3-4-2-1の1トップに監督は大迫勇也をオーバーエイジで起用予定
 2・ヴェルダー・ブレーメンも彼の五輪参加を容認

 とあります。

 ブレーメンというブンデスリーガ1部のクラブとジュビロ磐田というJ2クラブの知名度の差
 ブレーメンは過去、奥寺康彦氏も在籍し、数々のスター選手が在籍してきた

 という側面だけを見ても、小川航基が心のどこかで穏やかな気分でいられないことを、僕は責めようとは到底考えません。

 それを選手がひ弱だから、年長の選手を追い越そうという意思がないと選手の気持ちに批判するのは短絡的で、むしろこの段階である程度の骨格を維持できていない事の方が問題ではないでしょうか。

 食野がグループリーグのみで出場が許可されたましたが、協会は今後、どのような招集レターを送るのかも考えてみたいですね。
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