塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

チャイボーグという造語から

2020-01-24 01:23:13 | 日記
 今、日本の若い女性の間では「チャイボーグ」と呼ばれる化粧方法が話題との事です。

 この造語は「チャイナ」と「サイボーグ」を掛け合わせでおり、彼女たちがこれまで基準としてきた「かわいい」という概念ではなく、中国の女優が見せる凛とした佇まいに発想を得ているとのこと。

 つまり、日本の若い女性たちは可愛いという概念から

 「凛とした強く、美しい女性を目指す」
 「そのためには化粧方法そのものを見直す」

 と考えているのですね。

 その背景には、可愛らしさでは得られない、自分自身の強さと自信を得たいというもので、ああ、なるほどと僕は思います。

 例えば僕も彼女たちのように

 「ロナウドのような美しい肉体を得たい」
 「そのために彼は何をしているのだろうか」

 と考えるほどですからね。

 ポルトガル代表の大エースに感銘を受けているファンは世界中に存在しますが、憧れの存在は誘惑にかられた際の抑止力にもなります。
 
 「ロナウドはスナック菓子は食べないよね」
 「今日は軽めの食事にしようか」

 など、ロナウドの練習風景を思い描くだけで、自分の食生活を大切にできる、これは本当にすごいことです。

 冒頭でお話した女性たちも、化粧を変えることで鏡の自分と対話し、

 「大丈夫!やれる!」
 「こんなにじゅんびしてきたのだから」

 と向き合っているのでしょう。

 ロナウドに関係する書籍は膨大であり、他のスター選手と比較しても随分とありますが、それは出版社や伝記作家からみても、魅力的な選手だからです。

 それよりも読者がロナウドの声を参考にしたい、と切に願っているからにちがいありません。
 
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履物に現れる人格

2020-01-24 01:00:43 | 日記
 履物は履いている人物の性格を物語るようですね。

 週刊文春の報道を鵜呑みにしますと、前法相はベルルッティの愛用者のようです。

 ちなみに総理はエドワード・グリーンを選択しているはずですが、価格だけを考慮すればベルルッティの方が高価格となります。

 ただ、エドワードグリーンが質実剛健、言い換えれば実直で誠実な印象を与えるとすれば、ベルルッティは優雅で洒落た感性を表現しているように思います。

 総理よりも大臣の方が高い靴を履いているからダメと言う意味合いではなく、この場合

 「靴の個性、質感が政治の舞台と反比例している」 
 「総理が英国靴を選択したのは、その佇まいが政治の世界を体現している」

 と感じたためではないでしょうか。

 サッカー・スパイクもブランドが契約選手を選ぶ際、やはり自社の哲学、製品の機能を最大限活用してくれることを願っているに違いありません。

 ニューバランス サティオ・マネ
 アンダーアーマー メンフィス・デパイ
 アンブロ パオロ・ゲレーロ
 
 ナイキほどシェアを持たないブランドであれば、猶更選手の活躍もそうですが、選手がブランドの指針と合致せねばならないと思うのです。

 ベルルッティは

 「スワン・クラブ」

 と呼ばれる、彼らが選んだ名士、招待客をいざないシャンパンで靴を磨く機会を設けていますが、これは現在のジェントルマンズ・クラブとみてよいと思います。

 つまり選ばれた人物は、素晴らしい男性と世界的に認知されたも同然で、日本では中田英寿、小山薫堂両氏が参加したことがあります。

 ベルルッティの隆盛を築いた4代目当主、マダム・オルガは常に

 「靴を磨きなさい、靴を磨くことは人生を磨くこと」

 と訴えてきましたが、前法相はその形だけを真似していただけのようです。

 ベルルッティからすれば、とんだとばっちりと受けた可能性が、現段階では高いと言えます。
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