塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うスパイクの進化

2021-01-09 21:24:36 | 日記
 プーマ。スパイクの代名詞である「キング」

 このキングを基本とした、靴ひもなしのハイカットブーツが本体価格16000円で発売されると聞きました。

 サッカー・スパイクがスニーカーの源になるとは、面白い話だなあと感じた次第です。

 またフランス生まれのパトリックが、スイス住まれの「MBT」と共同開発したスニーカーが発売されます。

 MBTは脚の筋力や歩行性に注目しているブランドで、健脚を目指す方にファンが多いと聞きました。

 パトリックは近年、革靴のようにみえるドレス・スニーカーを発表し、スーツやブレザーと整合性のある形を提案していますよね。

 近年「レジャー」と「アスレチック」を組み合わせた造語「アスレジャー」という言葉が浸透していますが、今後はより、各ブランドがサッカーやバスケット、陸上など支援する競技からのフィードバック。

 これが更に重要視されるのではないでしょうか。

 ナイキのエアに代表される衝撃吸収素材の発展は、生まれつき脚が不自由な方、不運にも事故や災害で不自由になられた方の歩行を、間違いなくサポートしてくれます。

 同時に、契約する選手たちを支援するために、新素材の開発にも余念がないわけです。

 かつて車は「車」という移動手段でしかありませんでした。

 しかし現在はエアバッグの装備は当然となり、いかに車体が衝撃吸収し人身事故をリスクを減らせる、快適性を兼ね備えるかが大きなテーマになっています。

 今後サッカースパイクも、仮に選手同士で接触した際にも怪我を負わせないような、特殊素材で作られるようになるかもしれませんよ。
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メッシがメッシであり続けることの意義

2021-01-09 21:03:20 | 日記
 キャプテン翼(通常のジャンプ・コミックス1巻から37巻の場合)で、大空翼が動揺を隠しきれない場面が2点、登場します。

 よみうりランド、雨中での武蔵と戦う際、弥生から三杉淳が心臓病を患っていることを聞かされ、戸惑ってしまう
 フランス 国際ジュニアユース対アルゼンチン戦、観客席に師匠であるロベルト本郷がいるかもしれないと感じ、集中力が途切れる

 その際、前者は石崎や岸田が

 「翼も人間、たまにはミスもするぜ」

 と庇います。

 またロベルト本郷だけでなく、アルゼンチンの背番号10ファン・ディアスの実力をまざまざと見せつけられることでも気落ちしている翼を、岬太郎が「皆の責任だよ」と励まします。
 
 高橋陽一先生はこの描写で

 人間にミスはつきもの
 だからこそ皆が団結することが不可欠

 と僕たちに語り掛けたかったのではないでしょうか。

 バルセロナのファンが、レオ・メッシが昨年の夏、退団を表明した際に大きな失望を味わったことは確かでしょうが、もっと彼の身上を慮る意見があっても良かったと思います。

 サイモン・クーパーが語るように、現在のバルセロナは「FCメッシ」なのかもしれません。

 ただ一方で、レオ・メッシはレオ・メッシであり続けることに心底疲れ果て、成績の全てを自分が担うことから離れたいと思ったのではないでしょうか。

 そこにはロナウドという、宿敵でありながら心の中ではお互いに立場を認め合っている人間が、ユヴェントスに移籍し心の張り合いがひとつ、失われてしまったという点もあるでしょう。

 また、これだけ知名度と人気があるにもかかわらず、金庫の中にお金が無いという考えたくもない現実も、メッシには憂鬱の種だったに違いありません。

 メッシはバルサに残りたいと妻、子供たちの意見も尊重し残留したと言われていますが、もし自身だけでなく身内の了承が得られたなら、本当に去ってしまう気がしてなりません。
 
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もしブラジル代表で、センチュリーチームを作るなら

2021-01-09 20:51:08 | 日記
 セレソン・ブラジレイラ。

 日本語でいうブラジル代表は、ブラジル国民最愛の存在であり、日本も含めて世界中にファンを持ちます。

 だからこそ、少しでも成績が低迷する、勝ち点3を得ても勝ち方が「らしくない」場合は、指揮官がすぐに批判の矢面に立たされます。

 ドゥンガが2010年ワールドカップでフェリペ・メロを重用する一方、経験不足を理由にネイマールを招集しなかったこと
 パレイラが守備重視の展開で4度目の世界王者に輝いたこと
 ラザローニがリベロを配置した3-5-2を採用したこと

 優勝しても不満が噴出し、効率や守備力を全面に押し出しても叩かれる。

 セレソンの指揮を執ることは、本当に困難な道です。

 そのセレソン・ブラジレイラでセンチュリー・チームを選ぼうとしても議論が沸騰します。

 恐らく、誰に聞いても採用するであろう選手は、ペレ、ガリンシャ、カルロス・アウベルトくらいでしょう。

 ジーコ 確かにその努力は素晴らしいが、ワールドカップの優勝を果たしていない
 レオニダス バイシクル・シュート生みの親でもあるが、いかんせん時代が古すぎる
 リバウド 韓日大会優勝を味わっているが、優雅ではない

 などの意見が聞こえてきそうです。

 ではリバウド同様にワールドカップで優勝し、バロンドールもチャンピオンズ・リーグも勝ち取ったロナウジーニョはどうでしょうか。

 ここで難しいのが

 1・彼のように警察に厄介となった選手を評価すべきか
 2・人間性ではなく、純粋に選手としての実力だけで考えるべきなのか

 という論点があるためです。

 ロマーリオのように実力はあっても、ジーコやペレを小馬鹿にする選手もいれば、エジムンドのように大きな交通事故を起こした選手もいます。

 逆に言えば、この論争が起こるならばそれだけセレソンの歴史が深い、という意味でもあるわけですが。
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