塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

クソ真面目が本領を発揮する際

2021-01-24 15:41:46 | 日記
 僕は「かっちり」とした服装が好きです。

 先日5G携帯の普及に伴い、僕も自分の性格を5Gで表現したいとお話ししました。

 現在は一つ進んで3G「地味、地道、実直」と言う形なのですが、そうせいでしょうか夏だろうが冬だろうが僕は必ず上着を羽織り、タイを締めて出社します。

 だからでしょうか、古着でも必ずネクタイを見ますが、何より(買ったことはほぼありませんが)ターンブル・&・アッサーやブルックス・ブラザーズ。エルメネジルト・ゼニアなどの名門が

 「何でこんなへんてこりんなデザインでネクタイを制作したのだろうか」

 と言う品を発見すると、凄く興奮します。

 サッカージャージでいえば、1998年ワールドカップでメキシコ代表が着用した「アステカの神」を題材にし、周囲の度肝を抜いたような形ですね。

 正直いいますと、それはへんてこりんなネクタイは、税込110円から550円程度なので、店内の試着室や鏡を利用して

 「何とかうまく活用できないだろうか」
 「名門も気の迷いがあるよなあ」

 と嬉しくてしょうがないのですが、でもやっぱり使い道が浮かばないのです。

 イラン代表が過去、名手アリ・ダエイが手掛ける「ダエイ・スポーツ」からジャージの提供を受けていたように、テキスタイルはある意味で、その国の個性や習慣が確認できます。

 ちなみに長野市にはロエベもエトロもエルメスもグッチも店舗を置いていないのに、中古でネクタイは本当に豊富に見つかるので驚きです。

 僕も「くそ真面目」「面白みが柔軟性がない」と散々批判されるからこそ、ブルックス・ブラザースのような名門が、名門とは思えない逸脱したデザインんすることが、やっぱり面白いと思えるのですよ。

 人は羽目を外すと警察の厄介になることがありますし、おすすめできることは限られます。

 しかし衣類に関しては少し羽目を外せまし、安倍前総理が米国議会で

 「リーマン・ブラザースがもし、リーマン・ブラザース・&・シスターズならば経営破たんしなかったと思います」

 と発言し、喝采を浴びました。

 もしブルックス・ブラザースも同様の試みをしていたら、破綻(日本は大同繊維が運営しているので母体が異なります)しなかったのでしょうか。
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僕が古着屋に出かける理由

2021-01-24 15:16:43 | 日記
 僕が古着屋に出かけるのは、単純に買わなくとも見ていて楽しい、と言う側面があります。

 勿論中古品ですから価格は抑えめですし、それらの店舗は駐車場があるため、コインパーキングを探す必要もないんです。

 でもそれ以上に

 「僕は君(希望する中古品)を必要としている」
 「君と出会えてよかった」

 と思える瞬間があるためです。

 人生まもなく45年目になりますが、両親や他人様から必要とされている、あなたと出会えてよかったと思われた「フシ」すらない僕からすれば、不要と言われて店頭に並ぶ多くの中古品。

 それらが僕と同じように見えてしまうのですね。
 
 僕だってお金のために多くの服飾品を売却、処分しましたし本も同様です。

 でも、それらは僕に審美眼がなかった、買い物をする際もっと検討すべきだった、という反省点をもたらしてくれる一報、残しておけばよかったと思う品でもあります。

 靴ならば米国製のコンバースとヴァンズ、革靴のスコッチグレイン
 本ならば1990年代前半から中期のブーン、チェックメイト、メンズノンノにファインボーイズ、メンズクラブとその別冊

 他には「メンズクラブ・ドルソ」「ジェントリー」「メンズプレシャス」などもそうなんですが。

 ちなみにサッカー雑誌でも、ワールド・・サッカーマガジン、ワールド・サッカーグラフィック、カルチョ2002を軸に雑誌、選手の自伝や戦術指南書を手放してきました。

 今はこのような本棚や衣装箪笥の保管できない書籍、衣類を預かってくれるサービスがありますよね。

 本は思いですし、これからはカシミアコートやダウンなど、かさばる衣料品の保管が難しくなりますから、保管サービスを利用する方が多いのはないでしょうか。

 保有権があくまでも自分にあるわけですし、ヘタフェに移籍した久保建英の保有権はレアルにある点と同様です。

 ただ、適度に間引く作業はサッカーでも実生活でも必須であり、僕もいつか誰かから

 「塚田さんに出会えてよかった」

 と言われたいものです。
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古着に惑わされる瞬間が僕にはあります

2021-01-24 14:51:40 | 日記
 ただ、古着を買う時迷ってどうしようもないことがあるんですなあ。

 例1 イタリアの名門「エルメネジルド・ゼニア」が手掛けたウール95%、カシミア5%のマフラー
    長所 価格が2000円以下、しかも名門ゼニア製品
    短所 ゼニアの品にも拘らず、肌ざわりが良くなく、色が薄ぼけた茶色

 例2 ナポリのテーラー、「サルバトーレ・ピッコロ」のツイードジャケット
    長所 ナポリを代表する仕立屋の上着が7000円以下と考えられない低価格
    短所 チェンジ・ポケットがつき、3つボタン段かえりとデザインが僕好みでは無い

 例3 ナポリのテーラー「ディ・ペトリロ」が手掛けた紺の上着
    長所 一番基本となる紺の無地、その上着が10000万円とすこしの額購入かのう
    短所 サイズが僕より1サイス上だが、着れないわけでもない

 これは僕が見つけた欲しい中古品の一覧なのですが「3」の上着は、既に誰かが購入していました。

 難しいのは、これらの名門の品がが大きな損傷もなく、僕の小遣いでも充分賄える金額で販売されているが、好みが完全に合致しない、でも欲しいという場合なんです。

 前回お話した3点の戦利品は、上記の品を買わずに浮いたお金で購入したのですが、中古では名門

 「ジョン・スメドレー」
 
 のニット製品が、店頭では見かけることない芥子色やペパーミントグリーンの色彩で見つかることがあります。

 それらも金額的には驚くほど安いのですが、色彩、サイズが僕に似合うかは定かではない、価格の安さに釣られるわけにもいかないという、ジレンマがあります。

 不思議な事に、ジレンマが起きる品は遠方の店舗にあるんですよね。

 サッカーでも小規模クラブは降格しないことが優勝と同様の価値があります。

 だからこそ、厳しい財政の中から獲得した選手が思うように活躍しないと、降格が眼前にちらついてしまいます。

 イタリアならばサッスオーロやスパルがセリエAに残留出来ていることが素晴らしい、それは指揮官とGMが戦術や地域性と合致する選手をできる限り獲得しているためではないでしょうか。

 プレミアのように下位クラブですら桁外れのテレビマネーが得られるクラブとは違いますからね。
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良い古着に出会えた日

2021-01-24 14:40:09 | 日記
 僕は普段着の多くを中古で賄います。

 先日も、ネクタイ・メーカー「クリケット」のネクタイ(日本製)、ジョンストンズ・オブ・エルギンのウールマフラー(スコットランド製)、ジャーナル・スタンダードのヴィクトリアン・ウールを用いたチェスター・コート(ベトナム製)

 の3点を合計金額5000円で入手しました。

 ちなみにマフラーとコートは冬物処分の半額札がついており、有難いと思いましたね。

 この話には裏がありまして、実はマフラーに関して言えば、最初訪れた際に半額札ついていることも、名門ジョンストンズの品が中古で見つかる、と言う点を認識していました。

 でも頭の中で

 「本当に必要か」
 「今、手持ちのマフラーはこれくらいあるぞ」

 と想像して、買わなかったんです。

 でもほしくなって再訪問した、しかも往復40キロかけて、という具合です。

 ちなみにジャーナル・スタンダードのコートも、別の中古店で1か月前に既に試着していまして、その時はまだ半額札はありませんでした。

 来店した際は

 「おお、まだ残っていたのか」
 「じゃあ、この金額ならば仮に着なくなっても何とかなるか」

 という気持ちで買いました。

 僕だって好みがありますし、全ての古着を買えるお金があるわけではありません。

 でも別の方が「用無し」と思った衣類を、縁あって僕が引き取って出来るだけ長く使う。

 結婚だとか出世街道だとか、世間のご時世から外れた道で生きている僕からすれば、自分の価値観、お金、着こなしと丁度結びつく古着を買えた、出会えた高揚感は本当に最高なんですよ。

 ローマではよい結果に恵まれませんでしたが、セビージャのモンチさんも同様の心境ではないでしょうか。

 モンチさんはセビージャに選手としてもGKとして在籍しましたが、明るい存在ではありませんでした。

 彼がダニ・アウベスに代表される原石を探す術に長けているのが、自分が陰の存在であり、だからこそ光らせてあげたい、良い報酬と環境のクラブに移籍さえてやりたい。

 そう思うためではないでしょうか。

 日本野球でいえば「ノム」さんがスワローズで同様の事をしましたね。
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