塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

五輪代表、6月にアルゼンチン五輪代表と対戦へ

2021-03-01 19:17:20 | 日記
 日本五輪代表が6月、アルゼンチン五輪代表と2試合、東京スタジアムと北九州スタジアムで協会試合を行います。

 コロナウイルスの影響で試合が組みにくい昨今、東京五輪に出場するアルゼンチン代表は、現地の下見を兼ねての意味合いもあるのでしょう。

 アディダス・ジャパンも「日本晴れ」をデザインしたホーム・ジャージを、選手たちが久々に纏う姿を楽しみにしているに違いありません。

 過去、アルゼンチンはアテネと北京、2大会連続で金メダルを獲得しています。

 アルゼンチン代表が日本代表、韓国代表ほど五輪を重要視しているとは感じません。

 ただ2008年の代表には、レオ・メッシ、セルヒオ・アグエロ・ディ・マリアと6年後のワールドカップ準優勝時の主力が多く在籍していたことも確かです。

 2004年の金メダルは、一気に権威が失墜した2002年ワールドカップの痛みを、若干であはりますが和らげたかもしれません。

 しかし以後、マルセロ・ビエルサは辞任を表明し、後任人事でホセ・ぺケルマンがA代表の指揮官に就任、2006年本大会ではレオ・メッシも帯同しますが、彼が主力となるのはもう少し後のことになります。

 日本五輪代表も2022年ワールドカップに五輪を経て出場する選手はいるでしょう。

 堂安律にはその可能性があると思いますね。

 ただアルゼンチンの例を参考にしますと、彼らが得た場数や経験はむしろ2026年に花開く気がします。

 2016年ドイツ五輪代表はブラジル五輪代表に敗北し、銀メダルで大会を去ります。

 しかし、この大会ではFWニャブリという発見があり、彼はA代表の主力になりました。

 五輪代表の選手も当然ワールドカップを目指すわけですが、ドイツのニャブリのような「掘り出し物」を各国代表が見つける舞台かもしれません。

 日本にも彼のように

 「あの大会が転換期でした」
 
 を感じる選手がいてほしいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事に関する適性を探して

2021-03-01 18:58:47 | 日記
 マイケル・ジョーダンほどの名手でも、競技に「適性」があると考えると僕たちも、現在の職業が適性かどうかは、本当に考えないといけません。

 ジョーダンは1991年から93年にかけて、在籍するシカゴ・ブルズでリーグ3連覇を達成し、エアー・ジョーダンも日本、米国いずれの市場でも爆発的な人気を得ます。

 しかし、父親のジェームズ・ジョーダンが強盗に襲われ殺されてしまう事件が勃発し、ジョーダンは父が願っていた

 「息子が野球選手になってほしい」

 という気持ちを慮り、引退しマイナーリーグのバーミングハム・バロンズで大リーグを目指します。

 バッシュ好きならば周知に事実である

 1・エアー・ジョーダン9をモチーフにした野球スパイクをナイキが提供
 2・従ってジョーダン9は、ジョーダンが試合で使うことは無かった
 3・主を失ったエアー・ジョーダン9の売上は芳しくない

 という事実がありました。

 実際、ジョーダンはバスケットボールで奏でる協奏曲を野球のバットスイングでは見せることが出来ず、大リーグが起こした1994年のストライキののち、ブルズに復帰し、新しい王朝を築きます。

 復帰初戦のインディアナポリス・ぺイザース戦にチケットは一瞬にして完売し、実況者は

 「今、地球の時間が一瞬だけ止まり、マイケルがバスケットボールをします」

 と語ったほどです。

 そしてエアー・ジョーダンは現在の「35」まで、毎年必ず新作は発売されています。

 サッカーでもレオ・メッシが常にレオ・メッシでいられること、そしてその存在に応じた報酬が得られることは、彼がサッカーという自分と最も波長の合う競技でプロ契約を結んでいるためです。

 アルゼンチンはサッカーの他、バスケットボール、ラグビーも盛んですが、彼の体形や成長期を考慮すれば、サッカーが一番身近だったことは確かでしょう。

 しかし、仮にメッシがサッカーをやめて、毎日車で営業先に向かい、パソコンで契約書を見積もっても、当然名声も報酬も得られなかったに違いありません。

 彼は自分が「サッカーだけでしか生きていけない」事を承知している。

 この点が一番素晴らしい感覚だと感じます。

 僕は自分の人生を注意深く観察しないまま、45歳を迎えようとしていますし、毎日恥ずかしさと落胆で一杯です。

 リッピが2001年インテル辞任の際に発した

 「奴らのケツをけりとばしてやりたいぜ」は、まさに僕が自分の過去に向けて発したい言葉でもあるのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガンバの主軸2選手ががスパイク契約を変更か

2021-03-01 14:12:18 | 日記
 ガンバの中軸である宇佐美と藤春。

 前者はアディダスからアシックス、後者はアンブロからミズノへ契約変更した模様です。

 ミズノの公式ホームページでは、引退した中村憲剛がまだアドバイザリーに名を連ねている一方、藤春の紹介がありません。

 ちなみにアンブロはFC東京が契約を終えたため、クラブ紹介ページでⅤ・ファーレン長崎とガンバ大阪を大きく取り扱っています。

 そのFC東京の渡辺剛もアンブロ契約選手でしたが、紹介から外れていますが彼もアンブロから契約先を変更したということでしょうか。
 
 宇佐美は長年アディダスを愛用しており、特にF50を長期に渡って履いていましたね。

 彼は駆け出しのころはアシックスを履いていたと聞きますが、現在のラインアップが贔屓にしていたF50と随分離れてしまい、その長所が失われてしまったと感じたのでしょうか。

 アシックスの方が感触も履き心地も満足のいく結果だったのかもしれませんね。

 ちなみにミズノはスペイン代表のベジェリンが、現在試し履き中で感触を確かめています。

 現在ミズノが紹介している契約選手の中、外国籍はタイ代表チャナティップ一人であり、仮にベジェリンと契約を交わしますと、フェルナンド・トーレス以降、初めてのグローバルマーケットを意識できます。

 吉田がサンプドリア、岡崎がウエスカという欧州の最前線において、ランバードマークと共に戦っていることに意義はあります。

 しかし、外国籍のトップ選手が「ミズノ」を選択したという事実の方が、宣伝効果が大きいと思います。

 アシックスがウルトラレッツアの開発を契機としえ、アンドレス・イニエスタというトップがどうサッカーを向き合い、日々過ごしているかに触れることができたことは、大きな財産ですよね。

 ミズノ、アシックスのスパイクが、かつてのように欧州を席捲する日は来るでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸、ケニア代表FWを獲得する

2021-03-01 13:48:20 | 日記
 ヴィッセル神戸がケニア代表FWのアユブ・マシカを獲得したことを発表しますた。

 (専門サイトゲキサカを参照)

 やはりケニア人選手が脚光を浴びたのは、昨年のリーグMVPオルンガの活躍が大きく影響しているはずです。

 ただ、現在京都サンガに在籍するナイジェリア代表ピーター・ウタカの初来日時、レッズに在籍したブルキナファソ代表サヌが在籍していたころは、アフリカ出身選手がさほど重要視されていませんでした。

 やはり、韓国代表、オーストラリア代表、そしてブラジル籍に頼る傾向がありましたよね。

 ただ、クラブが経営面と戦略面で他クラブを差別化を図る、より強化を探るためにはたとえお金がかかっても、新しい市場に目をつけなくてはいけない、それがオルンガと柏レイソルの間柄。

 だったように思います。

 つまり、レッズとサヌの例は結果的に先取りしすぎたと考えられます。

 マシカが神戸で素晴らしい結果を残したとすれば、更にケニア代表選手の移籍、それに通じるアフリカ出身選手の来日が促進されるかもしれません。

 過去、イタリアで日本代表、韓国代表が注目を浴びたのは、中田英寿がペルージャ、ローマ、パルマと出世魚のように名声を得て、ローマではスクデットを勝ち取ったことにあります。

 つまり、ワールドカップで大した成績があるわけではなく、自国にプロリーグはあってもレベルはさほどではない国の選手にも、注目するだけの価値がある、と認知させたその働きは今考えても凄いですよね。

 逆に言えばアマチュアからプロ、しかも本場ドイツで認められ、そのアマチュアを受け入れたケルン、ブレーメン、そして奥寺康彦の関係性がひときわ目立ちます。

 そのブンデスリーガで日本人選手が何ら珍しくなくなったことは、やはり進歩した日本サッカーの実例と言えるでしょう。

 神戸に移籍しましたがハンブルク在籍時、酒井高徳は主将を務めたくらいですからね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする