塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思うリーボックの今後

2021-03-19 22:48:23 | 日記
 フリーアナウンサーの田中みな実が登場するABCマートのCM。

 彼女が履くリーボックは恐らくABCマートだけが販売する銘柄なのでしょう。

 このCMを見ながら僕が考えたのは

 アディダスがリーボックの経営権を手放すことを発表したが、リーボックにとってはさほど大きな出来事ではないのだろうか
 そもそもリーボックもコンバースのように、海外資本と国内資本は出資先が異なるのだろうか
 ならば国内市場からフリースタイルやポンプなど、リーボックの靴が消えるということもないのだろうか

 ということでした。

 今ハイキングシューズやカジュアルシューズで人気の「ハイテック」
 
 ハイテックは過去サッカースパイクを展開していましたが、往時をしる方は多くは無いと思います。

 逆に言えばハイテックがサッカーから足を洗い、鮮やかに事業を好転させた展開が素晴らしいということでもあるのですが。

 リーボックもサッカー事業から、フィットネスを軸に新しいライフスタイルを提案する姿が、どこかハイテックと重なりますが、やはりハイテックが独立独歩であるのに対し、リーボックはそうではない。

 という点はやはり隔たりがありますが。

 アディダスはサロモンをまだ傘下に収めていますが、この形態はまだ続くと予想されます。

 ABCマートのような業界最大手は、CM制作や納品事業など、アディダスの決断の遥か前から様々な準備をしているはずですから、これでリーボックの取り扱いが最後になる、とも考えられます。

 僕は熱心なリーボックファンではありませんが、これだけの技術を持つ会社が経営に行き詰ることを考えると、時代の趨勢や資本力について多くの事を考えさせられます。
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ヒュンメルは佐藤寿人の後継者をどうすべきか

2021-03-19 19:14:25 | 日記
 千葉、仙台、広島に名古屋、そして日本代表。

 誠実な人柄とサッカーにかける情熱でファンを魅了した佐藤寿人。

 彼は昨年現役を引退しましたが、契約するヒュンメルも佐藤の決断に惜しみない拍手をおくったに違いありません。

 佐藤とヒュンメルは16年半もの長きにわたり、契約を共にしてきたと聞きます。

 ヒュンメルからすれば

 離婚、不倫、暴力行為などはしたない行動を起こすことにない、人間的魅力にあふれた選手
 最も長く在籍した広島では、降格も優勝も味わう
 ワールドカップに縁は無かったが、代表選出されるほどの実力

 を備えた選手を抱えていたことは、本当にうれしくて誇り高い出来事だったに違いありません。

 だからこそ、次の契約選手を探すことは本当に難しいでしょうね。

 ヒュンメルは基本、ヴォラート・シリーズだけラインアップしていますが、だからこそヴォラートの能力を最大限に引き出せるプレイスタイル、そして人間味あふれる選手を探さねばなりません。

 大金を積めばよいわけでもありませんし、ヒュンメルという人道支援の第一人者としてふさわしい選手は、そういないですよ。

 後任者は同時に

 「名手、佐藤寿人の後継者」
 「ヒュンメルの歴史に恥じないように」

 という重圧を感じてしまう可能性も高いですから、この点はヒュンメルも気を付けるに違いありません。

 恐らく欧州市場でヒュンメルを履く選手はいないのではないでしょうか。

 デニス・ロンメダールとヨン・ダル・トマソン。

 二人のデンマーク代表を抱えていたのは2000年代前半と以前の話になります。

 つまり今度の契約選手は、国内市場だけでなく海外市場でも注目されるでしょうし、気概を持たねば本当に重圧に負けてしまう危険性があると思うのです。
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ワールドカップとチャンピオンズ・リーグを考察して

2021-03-19 18:18:07 | 日記
 ワールドカップの8強以上は、大抵の場合優勝経験国で占められる割合が多いですね。

 1990年のカメルーン代表
 2002年のセネガル代表

 が8強、とりわけ後者は2002年が初参戦でありながらの快挙ということで大きな驚きとなりましたが、これらはあくまで例外と捉えるべきでしょう。

 勿論ドイツ代表が2018年、イタリア代表が2010年16強にすら進めなかった事例がありますが、優勝国が予選で敗退する事例も近年減少しています。

 1994年のイングランド代表とフランス代表
 2018年のイタリア代表

 の不参加は確かに驚きでしたが、94年当時フランスは「強国」ではありましたが「優勝経験国」ではありませんでした。

 そしてチャンピオンズ・リーグも基本、上位は優勝クラブ、常連クラブが占める形になります。

 外国籍選手を使えること
 4年周期ではなく1年周期のために、補強の効果が簡単に示すことができる

 という点も、拍車をかけていると思いますし、アタランタやセビージャ、コペンハーゲンなどの新風は確かに頼もしいと思います。

 ただ8強、4強、優勝は現実的ではありません。

 パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティは優勝をとにかく切望していますが、まずは8強以上の常連になることが先決ではないでしょうか。

 インテルやミランのように、優勝クラブでさえオーナシップの問題が選手補強と監督の人選に影響が及びリーグで低迷し、参加すらできない時期があります。

 それはユナイテッドも同様でしたね。

 コパ・リベルタドーレスも優勝クラブは名門が多いですし、今後はAFCチャンピオンズ・リーグもこれらと同様の形になるはずです。

 国内の名門から国内とアジアを代表する名門へ

 この肩書と実績がリンクすれば、欧州と南米の有力クラブから選手の移籍がしやすくなるのではないかと想像しています。

 
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プレミアで異彩を放った優勝クラブ

2021-03-19 17:59:32 | 日記
 スポーツ・グラフィックナンバー1021号は

 「プレミア最前線 不死鳥リバプール大研究」

 という形で、プレミア王者にスポットライトを当てましたが、企画の段階でここまで故障者が続出し、ユルゲン・クロップの進退問題が浮上するとは考えられなかったはずです。

 僕は特集記事もそうですが、中綴じにある企画
 
 「プレミア・リーグ1992-2021」

 を興味深く一読しました。

 1995年のブラックバーン・ローヴァーズ
 2016年のレスター・シティ

 後者は日本代表の岡崎が優勝に絡んだ点で、いまだに記憶に新しいですね。

 ただ、どちらの優勝もクイズで出題したとすれば、ある意味「カルト的」ではないでしょうか。

 アラン・シアラーが故郷ニューキャッスル・ユナイテッドで優勝は果たせませんでしたが、このブラックバーン時代に優勝を経験しています。

 シアラーは後に、優勝を求めてユナイテッドへ移籍するのか、故郷のために優勝機会に恵まれないであろうニューキャッスルにいせきするかで喧噪となりますが、簡単に後者を選択します。

 ニューキャッスルのファンからすれば、ユナイテッドに対して最高の「当てつけ」になったでしょうし、彼も絶対にしないと決断していたにもかかわらず、指揮官としてベンチに座る形となりました。

 そのニューキャッスルも1996年に、優勝の可能性が色濃かったのですが、実現とはいきませんでした。

 このころはまだ、チェルシーのオーナーはケン・ベイツであり、アーセナルは日本からアルセーヌ・ヴェンゲルを呼び寄せ、選手が抱える飲酒や食事問題に対処しているころでした。

 ですからプレミアで「ビッグ6」が台頭し、強烈な競争の中でジェイミー・ヴァーディ、エヌゴロ・カンテという輝きを放った選手と指揮官ラニエリは、後世までレスターの歴史に名を刻みました。

 極論、この2クラブがプレミアで優勝することは無い可能性すらあります。

 だからこそその輝きがいつまでも眩しくて仕方がないのではないでしょうか。
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