塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が考える今季のセリエAのMVPは「神」です

2021-03-26 21:47:08 | 日記
 ホゼ・モウリーニョ指揮の下、セリエAを含む3冠を獲得してから10年の歳月が流れたインテル。

 そのインテルがアントニオ・コンテ政権下で、遂にスクデットをユヴェントスから奪還する気配が漂っています。

 仮にインテルが優勝すれば、コンテはインテルとユヴェントスというイタリアの2強だけでなく、チェルシーという海外クラブでの優勝を含めますと3クラブで大きな成果を成し遂げた形となります。

 マッシミリアーノ・アレグリやルチアーノ・スパレッティも、前者がミランとユヴェントスでスクデット、後者がローマでコパ・イタリア、ゼニト・サンクトペテルブルクでリーグ優勝。

 を果たしていますが、その両者を引き離すような形になりますね。

 しかし、今季のセリエAのMVPはインテルの選手ではなく

 「神・ズラタン・イブラヒモビッチ」

 になるでしょう。

 39歳にしてスウエーデン代表に復帰、ミランでもその実力だけでなく、プーマが本契約を打診するのではないか、と囁かれるほどの好調ぶりは、ミランファンからすれば本当に頼りになる存在です。

 インテルで本来の姿を取り戻したロメル・ルカク。

 その彼にイブラヒモビッチは

 「ルカク、お前は間違っているぞ」
 「ミランには王ではなく神がいるのだ」

 と語ったことには仰天しましたが、これだけの活躍を見せらると、どんなアンチ・ミラン、反イブラヒモビッチの人物でも納得するはずです。

 イブラヒモビッチが嫌う人物はまずグアルディオラと相場は決まっていますが、仮に彼がイタリアで指揮を執っていたら、このスウエーデン代表をどう思うでしょうか。

 イブラヒモビッチは米国やフランスに滞在していた時期も、常にミランの事が頭に合った様子です。

 それだけミランの環境が性に合っていると意味でしょうが、範疇を都市「ミラノ」にまで広げると、インテルでスクデット3連覇を達成した2007年から09年までの活躍にも納得がいきます。
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スポンサーが提案する思い切った案件

2021-03-26 21:26:11 | 日記
 昨日の日韓戦、ナイキは思い切ったことをするなと感じました。

 韓国代表と言えば深紅のジャージと言う印象が僕にはありましたが、今回はグラデーションで濃淡を現し、しかも深紅というよりは桃色に近い色彩でしたよね。

 ナイキのデザインチームが韓国サッカー協会にこのデザインをどう伝えたのかわかりませんが、韓国代表も良くこのデザインを受け入れたなと思った次第です。

 ただ、それは日本代表も同様かもしれません。

 現在の「日本晴れ」を題材にした代表ジャージは、当初

 「日本代表の新作ジャージは迷彩柄になるような」 
 「アディダスも思い切ったことをするな」

 という意見でしたよね。

 結果的に迷彩ではなかったわけですが、今日五輪代表と戦ったアルゼンチン五輪代表は

 「何だ日本代表のデザインは?」
 「日本代表のジャージは濃紺だったはずだが」

 ととまどったかもしれません。

 2018年ワールドカップ、ナイキが手掛けたナイジェリア代表ジャージが、世界規模で評判を集めましたが、あのジャージも黄緑という深緑が多かったナイジェリア代表からすれば、思い切った採用でした。

 それは2003年以降、プーマと契約するイタリアも同様で、地中海ブルーとして知られる鮮やかな青も、時代によってのy単が異なりますし、優勝した2006年ワールドカップはグラデーションでした。

 欧州各国は五輪同様繰り上げとなった欧州選手権に向け、続々と新作ジャージを発表しています。

 前回はアイスランドの躍進と共に、スポンサーの「エレア」が大きな存在となりましたが、今回は彼らのようなダークホースは生まれるでしょうか。

 日本五輪代表も、アルゼンチン、スペインとの戦い是が非でも有効活用してもらいたいものです。

 ちなみに今日のテレビ中継、川口能活コーチの姿が見えましたが、僕らが良く知っている代表選手が代表「コーチ」になると、年を重ねたことを痛感させられますね。
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昨日の日韓戦を振り返って

2021-03-26 21:09:37 | 日記
 僕ですら昨日の韓国戦を「完勝」「圧勝」と思うくらいでしたから、多くの方が日本代表の逞しさに安堵したことでしょう。

 3-0のスコアには、日本代表の正確なトランジション、それがネガティブ・トランジションも含めて、本当に切り替えが冴えていたと思います。

 ちなみに後半途中から出場した神戸の古橋、彼はジョーカーとして途中から大きく流れを変えることができる、貴重な選手ではなかろうか、と見ていて感じました。

 と考えては見たのですが、落ち着きを取り戻しますと、浮かれてばかりもいられないと思いますね。

 まず、3-0で勝利できたのは日本代表の面々が素晴らしいという側面もありますが

 韓国代表が悪すぎた
 パウロ・ベント韓国代表監督の選手選考、布陣がそもそもミステイクだった

 という2点があるように思います。

 勿論ソン・フンミンの故障、招集不可はこのポルトガル人指揮官からすれば、大きな痛手だったに違いありません。

 ただ、この韓国戦がミャンマーの政治体制による、という不可抗力な形で失われ、韓国側に打診があったのも唐突であったことも確かで、準備期間に関しての情状酌量もあるように思えます。

 最終ラインをチャンピオンズ・リーグ優勝クラブ、蔚山現代の選手たちでほぼ固めたのも、オートマティズムを考慮しての形でしょうし、日本でプレイ経験のある選手たちを招集したこともそうですね。

 それらを含めても、韓国代表には覇気が無かったことも事実です。

 ただ、その点を日本代表がしっかりと攻略できたことは、森保さんからしても有意義な一戦になったのではないでしょうか。

 一方でブレーメンでさっぱりでも、日本代表での大迫が中心選手であることに変わりはない、と言うある種の不都合さも確認できました。

 後半から浅野と交代したことで、日本の戦い方が変化したことが韓国を面食らわせたことも確かです。

 ただ、浅野の投入で流れをかえることも、あくまで大迫を先発で起用するからこそ生きてきますよね。

 彼が欠場した際の戦い方を考えることは、しばらく日本代表にとって大きなテーマになりつつありますが、解決方法はまだ見えていません。
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