塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

自分で根幹を決めると楽になると感じます

2021-03-29 21:44:35 | 日記
 僕は勤務先には基本、上着にイングリッシュ・スプレッド(襟の形でワイドカラーと呼ばれますが)の空色の無地、もしくは紺の縦じま、そしてグレイのトラウザーと言う形で出社します。

 最近はコットンパンツで出向くときもあれば、背広の時もありますが、基本は冒頭の形になります。

 ですので、シャツは色彩、襟の形が決まっており素材はコットン100%を軸に買い求め、それ以外は購入しません。

 従ってこの範疇でセール品や廃盤品でワゴンに入っている場合は、適度に購入し交換時期に備えています。

 トラウザーも探せば僕の希望する品が「あっと」叫びたくなる価格で売られていることもありますし、これらも基本の型は変化しないため、僕には都合が良いのです。

 今日もイタリアの老舗生地、「レダ」を用いたトラウザーが「あっと」と驚く形で販売されていました。

 ただ試着はしていませんから、買うか買わないかはまだ判別が出来ていませんが、もし購入できたならば出社時の有難い味方になると思います。

 両親がよく、最近言うんですね。

 「今はコロナの影響で先行きが見えないんだ」
 「大企業ですらどうなるかわからないから、貯金の額を見直しなよ」

 確かにその指摘はもっともで、大切な出社時の服装も自分で自分の規範が出来ていれば、それ以外の「候補」は必然と無くなりますから、後は着心地や価格に絞っていけばよい事になります。

 例えば素材やデザインにもよろますが、紺の無地でできた上着は本当に重宝しますから、手許にあってこれほど頼りになる品はないと思いますよ。

 サッカーも同様で、GKやセンターMF、CFなど誰が指揮官になっても根幹となるポジションは本当に大切です。

 ミランが39歳と言う高齢のイブラヒモビッチに頼っているのも、ミランの陣容の中でCFは彼しか務まる選手がいないためです。

 ですからドンナルンマの契約がどうなるかわかりませんが、イケル・カシジャスやジャンルイジ・ブフォンの例を見てもわかるように、本当に優秀なGKは売却は避けるべきです。

 カシジャスはモウリーニョとの軋轢
 ブフォンはパルマの財政が厳しく、ユヴェントスからの違約金が財政を立て直す要因となった

 というように、移籍には理由があります。

 クラブでも代表でも、骨格に変動がなければ強化は容易になりますよね。

 男の服飾も同様で、だからこそ僕は背広や革靴に昔から関心を抱き続けているように思うのです。
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ホンジュラス五輪代表が米国五輪代表に勝利

2021-03-29 17:23:17 | 日記
 2015年に眞子様が中米ホンジュラスをご訪問なされた際、多くの方が気を揉みました。

 それはホンジュラスが中米で最大級の治安の悪さで知られ、ギャング、銃、麻薬など僕らが連想する物騒な物が街にあふれているためです。

 今インターネット検索をしましたら、何と「リアル北斗の拳」という形容しがたい表現が現れたくらいです。

 そのホンジュラスアンダー23代表は、3大会連続で五輪出場を決定しました。

 しかも米国代表に勝利するという彼らからすれば、素晴らしい形での勝利で。

 米国代表を構成する選手たちが、MLSでデビューしたばかりの本当に実戦経験に欠ける選手たちであったことは間違いないようです。

 実際MLSのクラブは協力的ではなかったらしく、これが五輪とワールドカップ、年齢制限があるのかないのか、という形にが悪い方向で翻弄された形の結果と言えなくもないでしょう。

 ブラジルもクラブの協力が薄かった2004年のアテネ五輪の出場を逃し、隣国アルゼンチンが優勝して金メダルを持ち帰った姿とは、実に対照的でしたからね。

 中米各国は経済と政治対英のほとんどを、米国の強い影響を受けています。

 特にチリでは1973年だったと思いますが、サルバドール・アジェンデ氏が、CIAの工作によって暗殺されたほどです。

 米国は基本、自分たちの政治体制こそが最高の民主主義を考えているフシがあるように僕は思います。

 それはイラクも同様ですが、自分たちの民主主義が中米、南米に伝播すれば彼らは貧しさから抜け出せると考えているのでしょうが、むしを米国のプランテーション支配の方が激烈であることは、既に知られていると思いますよ。

 ですからサッカーだろうがバスケットボールだろうが、代表が米国代表に勝利した際の爽快感は、本当にすごいと想像します。

 それは過去、韓国代表が日本代表に勝利することを義務付けられた息苦しさとは、どこか異なるように思います。

 パナマのように自国にあるパナマ運河の所有すら、米国に牛耳られていることを思えば、既に「同等」の価値観すらないのと同様ですから。
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成績と監督の進退について

2021-03-29 17:02:09 | 日記
 現在J3を戦う長野パルセイロは、3節終了時点で勝ち点5、通算成績は1勝2分けとなります。

 首位のFC岐阜は勝ち点7なのですが、パルセイロは少なくとも勝ち点7に出来ていた可能性が高いので、残念ですね。

 ワールドカップ出場国は、出場を決めた後の国際親善試合で強化を勿論図りますが、選手たちの経験値と伸びしろは、予選で得られたものが大きいわけです。

 ですから長野パルセイロに限らず、J2経験を持つカターレ富山やFC岐阜なども、今のJ3で戦った経験値がJ2昇格を決めた後の大きな財産になるはずですが。

 今季で長野パルセイロ就任3季目となろ横山監督も、内心承知していると思います。

 2021年、昇格を逃せば来季は長野にいない、指揮官が責任を取るしかないため
 後々、あの2020年の最終節は本当に惜しかったよなあとファンが溜息をつかないようにするには、今季が昇格の正念場である

 パルセイロは毎年「正念場」の意味合いが強いのですが、今季は本当にそう感じますよね。

 でも横山監督の続投は、フロントだけでなくファンの多くが賛同しているに違いありません。

 エクトル・クーペルは2002年からインテルに招聘され、2004年にと仲介人となります。

 2002シーズンは3位 最終節でラツイオ敗れたため、スクデットはユヴェントスの手に
 2003シーズンは2位 チャンピオンズ・リーグは4強 この年の欧州王者は4強でインテルに勝利した宿敵ミラン

 優勝は得ませんでしたが、混乱期のインテルでは「まともな」数字に思えます。

 しかし当時のオーナーであるマッシモ・モラッティが3季目を「致し方なく」クーペルに預け、結局インテルを6節で去る形となりました。

 このように、監督人事はある意味で「万事」は無いように思えます。

 横山政権3季目となる今季は、ある意味横山監督の今後にさえ響く、大きな大きなシーズンになるような気がしてきます。
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細部を極限まで詰めること

2021-03-29 16:46:30 | 日記
 ルキーノ・ヴィスコンティは究極の完璧主義者だったと言われている。

 「衣装箪笥の中でさえ、彼は映画の登場人物が住んでいるかの衣装をすべて揃えさせた。」
 「俳優が開けることはなくとも、中が空だと知っていたらそれは演技に影響すると考えていたからだ。」

 この一文は小学館刊行の男性誌「メンズ・プレシャス2017年冬号248ページより引用しています。

 僕が唯一視聴したヴィスコンティの作品「ヴェニスに死す」は、ビデオとDVDのいずれも廉価版980円があり、有難いと思って購入したことを覚えています。

 また同価格で「地獄の落ちた勇者ども」も所有していましたが、たいして視聴しないうちに手放してしまい、惜しい事をしたと感じます。

 僕は本当に映画を観ないのですが、作品として彼が手掛けた「山猫」や「若者の全て」は、一度で良いから視聴したいと思っています。

 誰がどうみても

 「ヴィスコンテイの作品は美しい、凄い」
 「ロミー・シュナイダーやダーク・ボカードの存在感」

 を語っているためです。

 耽美的な美しさは、ヴィスコンテイが冒頭の一文で述べましたが、細部まで常に気配りを忘れなかったためなのでしょう。

 僕は昨日、この号を久しぶりに再読したのでしが、考えたのはアリゴ・サツキでした。

 彼が発案したゾーン・プレスが、2020年代の今でさえ多くの影響力を持つことは、サッカー好きならばよくわかっています。

 勿論そこには

 オーナーであるベルルスコーニの財力
 米国ワールドカップのような、灼熱の太陽はなかった
 代表とは異なり、外国籍の選手で補える部分がある

 という物理的価値観があったことも事実です。

 ただ、「全知全能」とまで畏怖されたマルコ・ファンバステンですら、狂信的に振る舞うアリゴ・サッキについていけず、ディティールを徹底的に保管していく方法論が、選手との溝を生んだこともっ事実です。

 グアルディオラがサッキのように、描く戦術の細部をとことん詰めることは、ある意味指揮官よりは求道者としての意味あいが強いように思います。

 最大の欠点は発案者はそのストレスに耐えられても、周囲が疲れ切ってやる気を失っていく過程ではないでしょうか。

 ミランの選手たち、バレージやマルディーニはサッキがミランを退団すると聞いて喜んだかもしれませんが、今度は代表で共になると聞いて、更に気落ちしたかもしれません。
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