塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イングランドで目立つ青年監督たち

2021-03-13 21:39:00 | 日記
 イングランド・サッカーは不思議な物で、プレミア・リーグが世界規模で隆盛を得ている一方、

 1・イングランド代表がワールドカップ優勝を果たしたのは1966年のみ
 2・イングランド国籍で代表監督の成り手はいない

 と指摘されてきました。

 しかし、2018年ワールドカップ4強、アンダー17、アンダー20ワールドカップの優勝というように、その定説は覆りつつあります。
 
 また指揮官にしても、フラムのスコット・パーカー、レインジャーズ・グラスゴーのスティーブン・ジェラードなど、台頭する若い世代も増えています。

 フランク・ランパードの監督の素養はないと指摘されましたが、彼自身はチェルシーを解雇されても、再度監督業に挑みたいと考えているのではないでしょうか。

 そしてジェラードです。

 レインジャーズをSPL優勝に導いたこの青年監督は、ユルゲン・クロップがアンフィールドに到着して以降、初めて苦難を迎えている際の希望なのでしょうか。

 クロップの解雇などレッズ・ファン以外ですら考えなかったことが、今囁かれつつあります。

 僕個人はクロップが去ることはベストな判断ではないと思いますし。彼のいうように

 1・とにかく今季が故障する選手が多すぎる
 2・彼らが復帰し、最適な布陣が組めれば調子は取り戻せる

 と考えます。

 ただ3トップとして君臨してきたロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラー、サティオ・マネを休ませることが出来ず、連戦に次ぐ連戦で疲労の蓄積が凄まじいという点もあると思います。

 だからこそクロップは南野をサザンプトンに貸し出し、プレミアでの場数を積ませ、再度戦力として考慮するに違いありません。

 この3トップの動きが研究されつくしていることも間違いなく、思い切った刷新もあるかもしれません。

 ジェラードがアンフィールドに戻る日は必ず来るでしょうが、それは恐らく今夏ではないというのが僕の考えになります。

 
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改めて思う本田圭佑と言う選手

2021-03-13 21:20:28 | 日記
 スポーツグラフィック・ナンバー948号 僕らは本田圭祐を待っている
 アジア・フットボール批評7号 アジア燃ゆ 巻頭特集 本田圭祐のアジア革命

 これまでも様々な媒体が本田を特集してきました。

 ナンバー948号の本田はパチューカのジャージを纏っており、2017シーズンは目論見通りクラブ・ワールドカップを戦いました。

 アジア・フットボール批評では、カンボジア代表監督に就任した彼の特集を組み、同時にメルボルン・ビクトリーについても言及しています。

 トーマス・エジソンは自分が描くような形、つまり成功しなくとも

 「この方法が最適でないことが分かったから、これは成功なんだ」

 と語っていたといます。

 恐らくトーマス・エジソンと本田圭祐の思考は同様で、他人が失敗だ、ナンセンスだと考えることも両者にとっては最適な回答がみつけられなかったから、非常に有意義だと考えるだけの素養があるのですね。

 僕も最近、本田の意見を取り入れることで、心の安定を目指していますが、本田は今

 アゼルバイジャンでプレイすること
 東京五輪にオーバーエイジで出場すること

 を目標に掲げていますよね。

 彼は2008年北京五輪を経験していますから、ワールドカップより制約の多い18名で戦うことの苦労を痛感しています。

 しかし、五輪も3大会前ですと些か経験値が色あせているように思いますし、2016年リオ五輪を経験したガンバの井出口のように、年齢が近い方が質疑応答がしやすいオーバーエイジ。

 も考慮すべきではないでしょうか。

 2016年リオ五輪の日本代表は、オーバーエイジ3名を指名しても決勝トーナメントに進出できす、オーバーエイジが好成績の担保にはならないということを示してしまいました。

 開催国としてみっともない試合はできず、仮に本田がオーバーエイジで登場し、痛い敗戦を喫すれば山のような批判が飛び交います。

 普通ならしり込みでしょうが、むしろ彼はそのことを期待しているに違いなく、だからこそ本田圭佑の存在価値があると言えます。
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サッカーの世界に関与していないブランドたち

2021-03-13 21:05:51 | 日記
 今日、サッカニーの靴を履いている方を見かけました。

 サッカニーは派生形のスポットビルトを含め、バスケットボールやトライアスロン、ランニングの世界で大きな支持を得てきました。

 米国はサッカーに関して競技人口はこれまでも大きかったのですが、MLS発足までプロリーグは途絶えていましたから、エトニックやブルックスなど100年以上の歴史を持つ企業も、サッカーには関与していません。

 それはコンバース、ケッズも同様ですね。

 ただ2010年チリ代表がワールドカップに出場した際は、ブルックスが手がけたジャージでしたが。

 ただ米国でMLSが確固たる地位を築き、サッカーという競争相手が桁外れに多い物の、グローバルで商品開発ができる市場に、彼らが参画しても不思議ではないと思います。

 プーマが何度もNBAに参入し、失敗しその反省点を活用しているように、駄目でも挑戦するだけの意義がサッカーという競技には存在すると思っています。

 日本ですとヨネックスがそうで、柏レイソルとの契約を皮切りに契約クラブを増やしています。

 一方でヴィッセル神戸在籍の田中順也が、今季は老舗の「アドラー」を愛用しているということで大きな注目を集めています。

 (専門サイト コーヘイズブログより)

  僕がバッシュやスパイクに関心があるのは、服飾が好きということもありますが、世相や経済など現在世界で行われていることが、用具に凝縮されていると考えているためです。

 今はアディダスやナイキのような大手ですら、将来が不透明な面はあると思います。

 だからこそスポーツブランドが、革新を止めないために様々な挑戦をする点に興味を抱くのです。
 
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