塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

欧州が欧州である理由を探る

2021-03-17 19:32:12 | 日記
 アガサ・クリスティが生んだ名探偵エルキュール・ポワロ。

 僕はビデオで「オリエント急行殺人事件」を視聴しましたが、イスタンブールを皮切りにブタペストやザグレブ、ローマにカレーなど、東欧諸国、西欧諸国関係なく鉄道網を敷く試み。

 なるほど、欧州ではこれまで欧州連合の誕生や、単一通貨ユーロの導入など、欧州をひとくくりにする行動が行われてきたことは、ある意味で自然の摂理なのだということ。

 この感想を見終えた後に抱いたほどです。

 さてエルキュール・ポワロはベルギー人として描かれますが、何とオランダとベルギーのクラブが今度、合併する形で新リーグを立ち上げると聞きました。

 これも陸続きならではの欧州ならではの発想でしょうか。

 当然これにはリーグの競争力を維持しながら、より豊富な資金調達を行う目論見があるのでしょう。

 ベルギーからはロイヤル・アントワープやアンデルレヒト、リエージュなどが参戦するようで、日本人選手の多いオランダとベルギーの事ですから、今後日本でも注目されるに違いありません。

 実際のところ、ベルギーではオーナーたちは全会一致で新リーグ構想に賛成したそうですが、すべてのクラブは以降するわけではなく、残ったクラブは別のリーグを戦うようです。

 僕はこの余波は、セルティックとレンジャーズというスコットランドの2強にも影響を与える気がします。

 彼らが以前からプレミアで戦いたいと考えている点はよく知られており、実際チャンピオンズ・リーグにストレート・インできない現状を打破できるとは思います。

 それは「成績」ではなく「資金」であり、チャンピオンズ・リーグに出場できなくとも、プレミアの放映権料はけた違いですから、充分加入のメリットがあります。

 ただ彼らの戦力でいえば、ビッグ6には太刀打ちできないでしょから、仮に加入が実現すれば優勝とは程遠くなることも確かです。

 海に囲まれた日本とJリーグには、まず縁遠い話ではありますね。
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長野市役所、職員がパルセイロジャージ着用で業務に

2021-03-17 19:11:31 | 日記
 既に公式ホームぺージでも告知がありましたが、長野市役所では職員の方が長野パルセイロのホームジャージ2021を着用して業務に勤しんでいます。

 先ほど放送されたSBC信越放送「ニュース・ワイド」の中で、その様子が報道されたのです。

 僕はペナルティがいかに、パルセイロの事を考えてデザインを起こしたかが伝わりましたし、それだけJ2昇格の後押しをしたいと考えて頂けて有難いかぎりでした。

 よく沖縄県に出かけると、市役所の方々が「かりゆし」で出迎えてくれるといいます。

 地元の特産物と言えば、どうしても食材を連想してしまいがちですが、伝統衣料もその範疇に入ることがよくわかる事例と言えます。

 長野に越してきたばかりで長野パルセイロを知らない方
 職員とはいえ、致し方なく着用している
 長野パルセイロが好きで、ジャージも所有し観戦経験もある

 など、対応する側とされる側の反応も様々でしょう。

 ボアルース長野、信州ブレイブ・ウオリアーズと長野市の本拠地を置くクラブはまだありますし、今後も長野市役所は様々な応援企画を検討するに違いありません。

 恐らく記憶違いでなければ、パルセイロとペナルティとの契約は今季で5季目となり、安定したパートナーシップと映ります。

 ペナルティと契約すると発表があった際は

 「あのブラジルの老舗がスポンサーになるのか」

 と驚いたものです。

 当時のパルセイロはJ2に上がれそうで上がれず、ペナルティのような有名ブランドがサポートするとは考えにくいと感じていたためです。

 ただ、5年後の現在もJ3であり続けているわけですが、ペナルティの熱意が変わらないことは本当に嬉しく思います。
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39歳イブラヒモビッチ、代表復帰を果たす

2021-03-17 14:01:07 | 日記
 ミランの事をとことん愛してやまないズラタン・イブラヒモビッチ。

 勿論過去に在籍してきた名手、カカはシェフチェンコも同様ですし、インザーギは短期で去りましたが自身で希望したミランの指揮官として復帰しました。

 しかし、イブラヒモビッチの場合は現在39歳、通常の選手ならば引退し、さて今後はどのようにしてサッカーとかかわるべきかと悩む年齢でありながら、けた違いの実力差を見せている事。

 ここに大きな相違点があります。

 イブラヒモビッチはアルド・セレーナに代表される、ミランとインテル、ユヴェントスの3クラブに在籍経験を持つ稀有な存在です。

 しかし、どうして最初からミランに移籍先を希望しなかったのか、と感じるほど彼がミランに抱く敬意は凄いものです。

 逆に言いますと、ユヴェントス、インテル、バルセロナとミランに移籍するまで3クラブに在籍したわけですが、この遠回りをしたことが、逆に愛情を膨らませている要因とも言えそうです。

 そのイブラヒモビッチがスウエーデン代表に復帰しましたが、彼のミランでの姿をみれば納得がいきます。

 彼の大先輩であるヘンリク・ラーションも、常にファンから代表引退を惜しまれた存在でしたが、ラーション自体がスキャンダルや暴言からかけ離れていていたこと。

 つまり代表選手として自分を律し、バルセロナ、ユヴェントス、フェイエノールトにセルチックと欧州クラブで頑張ってきたことを皆が知っていたことも大きいとは思います。

 イブラヒモビッチは大胆不敵、アンチからすればその「粗暴」に見える点が嫌なのでしょう。

 しかし、アンチですら彼が成し遂げてきた結果に関しては、一定の評価を与えざるを得ません。

 僕は将来、イブラヒモビッチがミランと関わる「何か」の要職に就くと思いますが、マルディーニやボバンもその点をすでに見越しているのではないでしょうか。
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森本貴幸、パラグアイの地で事故を起こす

2021-03-17 13:45:02 | 日記
 イタリア語とスペイン語は似通った言語ですが、留置所で過ごす時間は思うよりもずっと長く感じたに違いありません。

 今、パラグアイの地で奮闘している森本貴幸が、本業のサッカーではなく飲酒によるひき逃げを起こした形で報道されてしまいました。

 日本だろうがパラグアイだろうが、飲酒運転はご法度ということは森本自身も感じていたでしょうに。

 パラグアイの首都アスンシオンは、アルゼンチンのブエノスアイレスのように、洗練された印象ではないと言いますが、パラグアイは日系移民の開拓の寄って発展を遂げた過去を持ちます。

 ですから日本人には比較的好意的と言いますが、森本のような代表経験者が警察の厄介になれば、現地在住の日本人が肩身の狭い思いをしてしまうのではないでしょうか。

 車で起こした事故、と言えばやはりブラジル代表のエジムンドを思い出す方は多いと思います。

 運転していた本人が軽傷であったにも関わらず、同乗者3名が他界するということで、エジムンドには以後観客席から大きな罵声が浴びせられます。

 彼が東京ヴェルディ1969に移籍したのは2001年ですが、発展途上のリーグに移籍したのは

 日本ではこの運転事故がブラジルほど知られてはいない
 日本では1998年ワールドカップに出場した実力者として認知

 という2点が大きかったのはないでしょうか。

 逆に言えば、これだ大騒動を引き起こしながらも、マリオ・ザガロがワールドカップ98に彼を招集したのは、サッカーに限定していえば実力に疑いが無いと判断したためです。

 そこにはロマーリオをカットするという思惑もありましたし、エジムンドを招集しなければ、ロナウドとベベトしか駒が無いという現実もあったとは思いますが。

 果たして森本は、遠いパラグアイの地で今何を思うのでしょうか。

 
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