塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

文庫本と僕

2021-03-27 20:16:08 | 日記
 僕は本屋と古本屋に出かけることが大好きです。

 馬鹿みたいな話で恐縮ですが、本屋で働いていた際は

 「本屋は働く場所ではない、楽しむ場所だな」

 と思っていたくらいです。

 本はそれだけ重量があるうえに、日曜日や祝日以外は毎日納品があるので、陳列するための棚を確保することが本当に難しい、だから返本作業も連日のように行う、という繰り返しなんですよ。

 更に馬鹿みたいな話を続けますと、電車の中で本を読むと本当に集中できて、降りたくないとさえ思うことがあります。

 僕の家から最寄りの駅は戸倉駅になり、終点となる長野駅まではおよそ25分、長野パルセイロ観戦のために立ち寄る篠ノ井駅までは12、13分ほどでしょうか。

 この間の読書は最高で、シャトルバスに乗りこみ発車時間までも再度、文庫本を離しません、

 試合終了後、僕は長野まで出かかることが多い(コロナの影響もあり、今年はまだ1度しか出かけていませんが)出発時間まで再度文庫を読む、でも周囲はスマートフォンと言うのが多いですね。

 スマートフォンもいいですが、文庫本を携帯するのはもっと楽しいよと言いたいのですが。

 その文庫本は1000円以下で買えて寝っ転がって気軽に読めるところが良いのです。

 人気作、例えば「池袋ウエストゲートパーク」は、当然ハードカバーで出版され、折を見て文庫になりますから新作を早く読みたいのであれば、ハードカバーを買うしかない、そもそも連載中の

 「オール読物」

 を買う方が優れているわけです。

 でも、僕はそこらへんの「タイムラグ」は一向に気にならないので、新聞広告で文庫の知らせをみると嬉しくなってしまうのですよ。

 サッカーでいえば、ゴール裏の一番安いで自分なりにみるようなものでしょうか。

 ただ、文庫でも講談社学術文庫のようの1000円以上する品もありますし、一概には言えませんが。

 今再読している角川文庫「松岡正剛 本から本へ」は、税別で1280円もして買う際におっかなびっくり買いましたが、読む価値はたしかにありますね。

 例えば42ページにあるブレース・パスカルの言葉

 「敬意とは面倒なことをしてみなさいということだ」

 という文面の紹介がそうなのですが、シーズンチケットの購入はファンがクラブに対して敬意を払う際の面倒なのかもしれません。
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A代表と五輪代表の融合は果たして

2021-03-27 19:51:11 | 日記
 五輪代表とA代表を兼任する形の森保監督ですが、その激務が以前から指摘されてきました。

 しかし聖火リレーが福島から開始され、海外からの観光客誘致が断念となっても、基本五輪は開催するという方向で進む以上、今夏には五輪代表指揮官の役目は終了します。

 五輪代表とA代表の選手たちをミックスし、新しいA代表を築き上げる。

 恐らく森保さんの脳裏にはその思惑があると思います。

 ただ、理想には僕も頷けますが、そこまでの時間と練習、そして試合は準備できるでしょうか。

 2000年のアジアカップ、指揮官トルシエはA代表とユース代表から目をかけてきた五輪代表の多くを招集し、鮮やかに優勝します。

 この優勝の段階で、2002年ワールドカップまでは少なくとも1年半の猶予がありましたし、日本はワールドカップのホストという影響もあり

 2001年 フランス代表、イタリア代表と対戦
 2002年 ポーランド代表、ノルウエー代表と対戦

 というように、国内外で多くの試合が組めました。

 当然この時期、ネーションズ・リーグも新型コロナ・ウイルスの影響などありませんしね。

 現在では選手の貸し出しが難しいという側面もある一方で、五輪代表とA代表で重複すル選手も多いですよね。

 その一例がボローニャで戦う富安、ヘタフェに在籍する久保になります。

 ですので重複する選手,A代表で既に軸となっている選手でまず骨格を補い、そこに新しい選手や旬の選手を付け加えていく形の方が、本番までを逆算した倍依、時間を有意義に使えるような気が僕にはします。

 2010年ワールドカップに向け、マラドーナは50人以上の選手を招集、使ったと聞きましたが幅を持たせすぎても、致し方ない面は確かにあります。

 恐らく40名程度の中から森保さんは実戦経験を積ませ、本大会に向けての準備にはいるのではないでしょうか。

 と言いましてもまだ最終予選すら始まっておらず、だからこそモンゴル代表との試合、先発11名の顔ぶれが今から気になるのです。
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各国で五輪の注目度は増しているように感じます

2021-03-27 19:35:22 | 日記
 昨日行われた日本五輪代表対アルゼンチン代表。

 その解説の中で

 1・テロップで今回未招集ではあるが、招集されても不可思議でない選手 前田大然、橋岡大樹などの選手紹介
 2・オーバーエイジで3選手、GKで2選手が選出された際、フィールドプレーヤーの選出はわずか13名

 ということが紹介されました。

 確かに狭き門ですし、観客が入る、入らないはまだ不明ですが「日本開催」という枕詞もつきますからね。

 その五輪ですが、通常でいえば

 IOCの管轄とFIFAの管轄を比べることは難しい
 五輪よりも重要度が高いのは、当然ワールドカップである
 五輪招集に欧州クラブは難色を示しやすいのは、FIFAが司っているわけではないため

 という点が挙げられてきました。

 北京五輪の際、ブラジル代表はロナウジーニョをオーバーエイジで参加させ、銅メダルを得ましたが、バルセロナはメッシを貸し出す際にアルゼンチン側と

 「親善試合に基本、メッシを招集しないこと」

 を盛り込みました。

 ただ、何となくですが近年はブラジルが遂に2016年に金メダルを得たからかもしれませんが、五輪を有意義に活用する意図が欧州にも芽生えている気がします。

 それはアンダー17、アンダー20のワールドカップはあっても、アンダー23、もしくは22ワールドカップは無いためではないでしょうか。

 つまり先進国では23歳にもなれば、実力があればアンダーの世代ではなくA代表に登用されているのが基本であり、わざわざ年代別のワールドカップを設ける必要が無い。

 と考えられているため、と感じます。

 ただ、A代表の網に引っかからない有望株を、五輪代表が救うという面はあるように思えますし、だからこそ育成も兼ねた五輪代表が支持を得ているのではないか、と思えるのです。

 例えばガボン代表は2012年ロンドン五輪に出場し、その代表にはオーバメヤンも招集されていました。

 その彼がロンドンのアーセナルに在籍していることは、案外偶然ではない気がしませんか。
 
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