塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

肌の色とは結局何でしょうか

2021-03-23 21:10:56 | 日記
 本来ならば「BLM」、黒人にも生きる権利はあるという単語が日の目を見るような世界であってはいけません。

 ただ、昨年からこの「ブラック・ライブ・マタ―」という言葉が北米から全世界へ一気に飛び火したように、肌の色は僕たち黄色人種も含めて思うような解決策が見当たりません。

 今聞くと本当に子供だましのような、チープに聞こえる楽曲なのですが、1989年NWA(ニガー・ウイツ・アティチュード)が発表した「ファック・ザ・ポリス」は、全米中を震撼させたと言います。

 文字通り、怨嗟のように聞こえる

 「くたばれ!ポリ公!!」

 という歌詞は、警察権力を相当刺激したに違いありません。

 その4年後にはアイスTが歌う「コップ・キラー」が発売され、喧噪はますます大きくなります。

 僕はファック・ザ・ポリスが収録されたCDは持っていましたが、コップ・キラー自体は聴いたことがありません。

 ただ、BLMに繋がる根っこは1980年代後半から90年代前半には、既に確認できていたはずだと言いたいのです。

 サッカーでもインテルがユナイテッドからポール・インスを獲得した際も、彼の卓越したリーダーシップは評価されましたが、肌の色は最後まで馴染めなかったと考える人間もいたようです。

 インテルには90年代後半、オランダ代表のアーロン・ヴィンテルも在籍しましたし、現在ではロメル・ルカクがけん引するように、肌の色が本来別物のはずですが。

 そのインスはインテルからリバプールに移籍しますし、アーセナルにはイアン・ライトとティエリ・アンリが歴史に名を刻んでいます。

 ニューキャッスルならばレス・ファーディナントがそうですし、当時黄色人種にサッカーができると思われなかった事も不愉快ですが、黒人と白人が在籍して団結することは可能という見解ができます。

 日本代表の鈴木武蔵が自叙伝を刊行し、やはり自身のアイディンティティで苦労したことを述べているようです。

 BLMは最新号のGQジャパンで詳しく述べられていますが、肌の色とは何なのか最近本当によく考えてしまいます。
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Jリーグは選手たちにヒアリングをしてはどうでしょうか

2021-03-23 20:54:11 | 日記
 サッカーは面白いもので、自国のプロリーグがありながら他国のリーグでプレイすることのみに関心を抱く選手がいます。

 本田圭祐は基本、Jリーグでのプレイに関心が無いと言い切りますし、それはギリシャのPAOKと契約した香川真司も同様です。

 恐らく長谷部誠はこのまま引退までフランクフルトに在籍するでしょうし、他の海外リーグに在籍する選手たちも、彼らと似た意見の持ち主ではないでしょうか。

 一方で神戸に在籍するアンドレス・イニエスタやセルジ・サンペール、その神戸からセレッソ大阪に移籍したダンクレーなど、日本からの興味深いオファーを受諾する例もあります。

 柏レイソルが新たにブラジルから、ブラジル人選手を2名完全移籍で獲得しますが、このコロナ・ウイルスの騒動が沈静化しない今、彼らの勇気、冒険心には脱帽するしかありません。

 村井チェアマンやJリーグ首脳陣はどうでしょう、彼らに尋ねてはどうでしょうか。

 「どうしてそこまで海外での戦いにこだわるのですか」
 「なぜJリーグでは駄目、成長できないと思うのですか」
 「Jリーグからのオファーを受諾した理由を教えてください」
 「欧州からも同時にオファーがあっても、日本を新天地に選びましたか」

 これらを尋ねて検証することが、Jリーグの運営、レベル向上に大いに役立つのではないか、と思われるためです。

 それは東南アジア出身の選手たちにも影響を与えると思います。

 タイ・プレミアリーグやマレーシア・リーグよりも、恐らくkリーグ・クラシックスはJリーグの方が、盛り上がりやレベルは他界と思われます。

 では韓国や中国、そして日本など東アジアのクラブに移籍するならばどこにするか、リーグのどこに関心を抱いたかを聞く。

 こうした努力がアジア枠や提携枠に関して、考察すべき材料になるのではないでしょうか。

 Jリーグのファンが当然に思うことが、海外から見すると素晴らしい事だと思えることもあるでしょうしね。
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イブラヒモビッチの代表復帰を参考にすれば

2021-03-23 20:39:20 | 日記
 ズラタン・イブラヒモビッチには、サッカーの名手だけでなく父親としての側面があります。
 
 妻のヘレナさんとの間に、マキシミリアン君とヴィンセント君という二人の息子がおり、39歳にして代表招集を受けた際、お父さんと離れてしまうのが嫌なのでしょう。ヴィンセント君は泣いていたと会見で漏らしたそうです。

 アヤックスを皮切りに欧州主要リーグとMLSと渡り歩いてきた彼も、生意気な側面は今でも持っていますが、父としての感情が自身を成長させたと感じているようです。

 翻って日本代表と五輪代表。

 松本山雅のファンは、かつて在籍しF・マリノスに巣立っていった前田大然の五輪代表落ちは落胆したでしょう。

 当然リーグ戦で好調を維持しているわけですから、F・マリノスのファンも腑に落ちない選考だったに違いありません。

 それはセレッソ大阪に復帰し、レビー・クルピ新監督の抜擢に鮮やかに答えた大久保嘉人も同様でしょう。

 彼はマヨルカ、ウオルクスブルクというスペイン、ドイツでのプレイ経験がある一方、川崎フロンターレ時代には3季連続で得点王に輝くなど、Jリーグの歴史に名前を刻んでいる稀有な存在です。

 その大久保がプロで最初のクラブがセレッソであり、だからこそ駆け出しの自分に目をかけてくれたファンを、何とか喜ばせたいと思っているのでしょうね。

 僕は森保さんが彼の好調ぶりを信じて招集したらよかったのに、と思います。

 確かに代表監督は骨格を決めなければ、ただでさえ少ない代表合宿なのですから、オートマティズムを植え付けることが困難になります。

 旬の選手、初招集の選手、そして代表復帰の選手が少ないのも(今回は柏の江坂のように初招集の選手が多いわけですが)当然かと思います。

 しかし、リーグで結果を出す選手が代表の相応しいという不文律を思うなら。

 前田、大久保両選手が招集対象になっても良かったのではないかと感じています。
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