塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イタリアは果たしてサッカー先進国か

2021-12-16 23:18:48 | 日記
 時にイタリアはサッカー先進国なのだろうかと思います。

 セリエAではACミランとラツイオが過去八百長をしたことが発覚しています。

 宿敵インテル・ミラノの象徴であるペピーノ・プリスコは、事あるごとに成績の低迷ではなく、自分たちの阿保らしさで降格したミランを嘲笑しましたが、実は粉飾決済も世間を騒がしています。

 2000年スクデットを獲得し、その豪華絢爛な戦力で話題だったラツイオ

 チリ代表 マルセロ・サラス
 アルゼンチン代表 ファン・ヴェロン エルナン・クレスポ
 イタリア代表 ホベルト・マンチーニ

 彼らに高い報酬を約束したオーナーのセルヒオ・クラニョッティは最終的に粉飾をしますが、イタリアで始めて株式市場から資金を調達した人物でもありました。

 パルマにいたっては

 トンマーゾ・ギラルティ
 カリスト・タンツイ

 ふたりのオーナーシップの下で粉飾決算が行われていました。

 中田秀寿はパルマ在籍初年度の2002年にコパ・イタリアで優勝していますが、その優勝が今のところ最後の栄冠となっています。

 またACペルージャ、ヴェネツイア、キエーボ・ヴェローナにフィオレンティーナ

 財政難のために経営破綻となり、下部リーグに降格し出直しを図る事例は多々存在します。

 そしてユヴェントス。

 イタリアの老貴婦人
 胸に3つの星を刻むただ一つのクラブ

 の彼らも、会長であるアンドレア・アニエッリが、粉飾決算を示唆したのではないかと帰路に立たされています。

 正直彼が本当に不正を起こしたのかは、まだ解明されていません。

 ただ、イタリアの顔であるユヴェントスが仮に不正を行ったとすれば、2006年発覚のカルチョ・ポリ同様に、教訓から学んでいないという批判が押し寄せることは間違いなく、権威は失墜すると思いますね。
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日本の選手名鑑はいつだって精密ですよね

2021-12-16 21:39:01 | 日記
 海外のサッカー好きが駐在や留学で訪日したならな、日本の選手名鑑に感激すると思うのです。

 例えば欧州サッカー選手名鑑が登場する事自体は不思議ではありません。

 ただスペインやイタリアだけでなく、スコットランド、ベルギー、オランダ、クロアチアなどのトップ・クラブやUEFAチャンピオンズ・リーグに出場するクラブまでを、丁寧に紹介していますよね。

 例えば英国のサッカー専門出版社が選手名鑑を作成するとしましょう。

 当然プレミア・リーグと下部リーグはカバーするでしょうが、欧州全土を考慮するとは思えませんし、ましてやJリーグにkリーグ・クラシックス、米国MLSまでを企画、網羅するとは到底考えられません。

 それは日本が常に欧州との距離を計測しながら、日本代表強化とJクラブと欧州クラブの移籍のやり取りを考える必要があるためです。

 例えば2002年韓日ワールドカップ。

 日本代表はグループリーグでチュニジア代表と対戦し、2-0で勝利しますがそれでも事前調査では要注意と思われていました。

 それはチュニジアの主力選手5名が、当時は(B)イタリアのジェノアに在籍しており、厳しい富士カル・コンタクトの中で大きな体験を得ているためでした。

 ジェノア・ファンから「教授」と呼ばれ慕われた指揮官スコーリオが、チュニジア代表監督に指名された過去を持ち、チュニジア代表の中心選手たちは、スコーリオを頼ってジェノアに移籍したのです。

 スコーリオはもう他界していますが、三浦知良移籍時の最初の指揮官であり、群がる日本のマスメディアを見ながら、卒王のいら立ちとやりにくさがあったと思いますよ。

 今思うとあたりまえですがね。
 
 一方で1967年インテル・ミラノを撃破し、欧州チャンピオンズ・カップで優勝したセルティック・グラスゴー。
 
 その名門に続々と日本代表選手たちが加入しそうな気配です。

 欧州クラブの中核を日本代表で構成する、確かにSPLの規模はさほどではありませんが、それでも大きな歩みではないでしょうか。
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時代の流れを取り組みながらの運営

2021-12-16 21:13:54 | 日記
 数年前まで日本では大晦日も元日も物が買える国でした。

 僕が書店の従業員打だった時代は

 1・クリスマスに向けて幼児向けの図書と絵本を多々仕入れる
 2・年賀状印刷コーナーを充実させる
 3・大晦日と元日は、営業時間短縮の形で運営

 というように、師走は忙しない日々でした。

 ただ、近年は従業員からの不平と不満が高まり、離職が大きい販売業も利益ではなく、従業員の保護、健康のため元日を休日にする店舗が増えています。

 コンビニエンスストア各社も同様の試みを行っていますが、僕はそれでよいと思いますし、きっとこれまでわが国は「利便性」を追求しすぎたのでしょうね。

 天皇杯もかつては

 「元日決戦であり国立競技場に立つことは名誉である」
 「日本サッカーの伝統」

 という形でしたよね。

 しかし今季は今月19日に大分トリニータと浦和レッドダイヤモンズの決勝が行われるように、今後も日程は修正されてゆくと思います。

 東京五輪のために誕生した新国立競技場で始めて天皇杯を掲げたのは、ヴィッセル神戸でした。

 当時は引退するダヴィド・ビジャ、退団するトーマス・ヴェルメーレンも在籍しており、降格や監督の交代を幾度も経験しているファンにとっても、大きな優勝となりました。

 レッドダイヤモンズが優勝すれば、来季のリカルド・ロドリゲス体制への手ごたえ
 トリニータが優勝すれば、6年在籍した片野坂監督への恩返し

 になります。

 今思うと考えられませんが、大歌トリニータはJ3にいて僕の応援するAC長野パルセイロと戦うために、長野まで遠征に来ているわけです。

 パルセイロも天皇杯との相性はよい方ですが、やはり肝心のリーグ戦を大事にしないといけません。

 天皇杯決勝が終わればつかの間の休みであり、そして新シーズンの序章となります。
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ワールド・サッカーダイジェスト来年の背表紙は赤ですね

2021-12-16 21:05:07 | 日記
 僕は勝手に黄色ではないかと予想しましたが、実際は赤でした。

 何の話かといいますと、ワールド・サッカーダイジェストの背表紙の色です。

 ワールド・サッカーダイジェストは新年、つまり2022年になると背表紙の色を変えますから、僕は毎年どんな色彩になるのかを密に楽しみにしてます。

 背表紙にはワールド・サッカーダイジェストの歩みがつまっていますからね。

 過去のバックナンバーを持つ方がいれば、見直してみることをお勧めします。

 2005,06年の頃は分厚く、年を追うごとにボリュームが少なくなってゆきますが、むしろ出版不況だとか紙の本に未来はないと叫ばれる中、僕たちに魅力ある誌面を届けてくれる編集部員、変主張に改めて感謝しなければならないと思います。

 ちなみに毎年の風物詩である報知新聞の

 「冬の高校サッカー選手権」

 の特集号も刊行されました。

 長野県代表は今季、初出場なる市立長野高校が代表として戦いますが、高校選手権もワールドカップのように、どれだけ試合数をこなし場数を踏んできたかが、監督さんに力を与え、その言葉が選手(生徒)に活力を与えますよね。

 青森山田高校のようにで出場が途切れない高校には、それだけの理由がありますし、流通経済柏やかつての野洲高校のように、時代に即した練習内容が注目を集めることもあります。

 高校選手権は当然Jクラブのスカウトも視察するでしょうが、現在横浜F・マリノスに在籍する宮市亮がアーセナルとすぐ契約したように、欧州スカウトも注目していると思います。

 阪神甲子園球場のバックネット裏に、メジャーリーグのスカウトが腰かけることは珍しくないですよね。

 サッカーも野球も、若年層を守るのか譲渡するのかは今後の課題ではないでしょうか。
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