1990年代前半、日本ではファッションにおいて二つの潮流がありました。
1・Jリーグと日本代表の爆発的人気により、サッカージャージやベンチコートを着用するファッション
2・NBAの衛星放送と、MCハマー、クリス・クロスに触発されたヒップホップ・ファッション
「2」に関して言いますと、パトリック・ユーイング(NBAニューヨーク・ニッカボッカーズのセンターでありオールスター選手)のブランド「ユーイング」とLLブラザースをサポートしたアシックスのバッシュ「ジェイレイション」は大変な人気でした。
そしてこのヒップホップ・ファッションがある意味ピークに達したのが1996年です。
この年ニューヨーク・ニッカボッカーズに入団する新人、ジョン・ウオーレスは何とヒップホップ・ブランド「カール・カナイ」と契約し、彼らが手掛けたバッシュで試合に挑みます。
ヒップホップファンたちは
ティンバーランドのイエロー・ブーツ
ナイキやリーボックの最新バッシュ
にクロス・カラーズやカール・カナイの服を合わせていましたが、彼らは選手ではありません。
コンバースものちにレコード・レーベル「ノー・リミット」の経営者。マスターP専用バッシュを提供しますが、ウオーレスは選手であり、ファッション・ブランドの靴でコートに立つこと自体、やはり異例だったと言えます。
何故この事例を持ち出したかといいますと、ナポリは今季カッパとに契約からエンポリオ・アルマーニとの契約に切り替えた為です。
つまり、ミラノ・コレクションの代名詞がスポンサーとなったわけですが、ファッション・ブランドがスパイクを手掛けることになる日はくるのか、と考えた為です。
日本ですとスボルメやサッカー・ジャンキーもスパイクを手掛けていますが、彼らは選手が怪我をしないように、最大限の効果を出せる靴を提供しようとしていますから、性格は異なります。
ジョン・ウオーレスの事例は20年以上前の事ですが、競技とファッションの境目があいまいになった事を、如実に照明していいませんか。
1・Jリーグと日本代表の爆発的人気により、サッカージャージやベンチコートを着用するファッション
2・NBAの衛星放送と、MCハマー、クリス・クロスに触発されたヒップホップ・ファッション
「2」に関して言いますと、パトリック・ユーイング(NBAニューヨーク・ニッカボッカーズのセンターでありオールスター選手)のブランド「ユーイング」とLLブラザースをサポートしたアシックスのバッシュ「ジェイレイション」は大変な人気でした。
そしてこのヒップホップ・ファッションがある意味ピークに達したのが1996年です。
この年ニューヨーク・ニッカボッカーズに入団する新人、ジョン・ウオーレスは何とヒップホップ・ブランド「カール・カナイ」と契約し、彼らが手掛けたバッシュで試合に挑みます。
ヒップホップファンたちは
ティンバーランドのイエロー・ブーツ
ナイキやリーボックの最新バッシュ
にクロス・カラーズやカール・カナイの服を合わせていましたが、彼らは選手ではありません。
コンバースものちにレコード・レーベル「ノー・リミット」の経営者。マスターP専用バッシュを提供しますが、ウオーレスは選手であり、ファッション・ブランドの靴でコートに立つこと自体、やはり異例だったと言えます。
何故この事例を持ち出したかといいますと、ナポリは今季カッパとに契約からエンポリオ・アルマーニとの契約に切り替えた為です。
つまり、ミラノ・コレクションの代名詞がスポンサーとなったわけですが、ファッション・ブランドがスパイクを手掛けることになる日はくるのか、と考えた為です。
日本ですとスボルメやサッカー・ジャンキーもスパイクを手掛けていますが、彼らは選手が怪我をしないように、最大限の効果を出せる靴を提供しようとしていますから、性格は異なります。
ジョン・ウオーレスの事例は20年以上前の事ですが、競技とファッションの境目があいまいになった事を、如実に照明していいませんか。