塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2022年アフリカ選手権開催はどうなるでしょうか

2021-12-17 19:05:14 | 日記
 日本人の多くは、2022年は北京冬季五輪が、スポーツの世界で最も注目を集める国際舞台だと判断します。

 フィギュア・スケートのテレビ放送は既に珍しくありませんし、現在長野市長を務める荻原健司氏は、かつて冬季五輪の中心人物であり、「キング・オブ・スキー」と讃えられましたね。

 一方で、これが欧州とアフリカになりますと状況は一変します。

 オランダのようにスピードスケートが強い国
 ロシアやチェコのように、アイスホッケーの盛んな国

 など冬季五輪に注目する国は当然あります。

 しかし、彼らが考えるのは2022年1月9日から開催予定のアフリカ選手権です。

 ウエブ版の「サッカーキング」によれば、アフリカでは新型コロナウイルス「オミクロン株」の懸念が強く、カメルーン開催の今大会に欧州クラブ、とくにプレミア・リーグから、懸念と難色が示されていると言います。

 確かに英国自体が一日に9万人以上の感染者を出し、チェルシーやユナイテッドなどビッグクラブでも続々と感染者を公表しています。

 ですから中止の可能性が持ち上がることは、致し方無いように思えます。

 仮に1年延期の2023年冒頭であれば、ワールドカップ予選、本戦はありませんし、欧州クラブとアフリカ各国には大きな影響はなさそうです。

 ただ、AFCはアジア杯(開催国は中国)があり、日本代表と韓国代表が多く在籍するクラブ、例えばシントトロイデンなどは、仮にコロナウイルスの影響がまだ色濃い形であれば、貸出に難色を示すかもしれません。

 中国冬季五輪2022は、既に外交面で紛糾しつつありますが、開催の実例はそのまま翌年のアジアカップに持ち越されるのではないでしょうか。

 習近平国家主席の面子にかけても

 
 
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選手たちの移籍顛末について

2021-12-17 14:13:26 | 日記
 欧州サッカー選手名鑑の代名詞である「欧州サッカー・トウディ」

 その2020-21シーズン開幕豪38ページにレオ・メッシの顔写真があります。

 この2020年夏、レオ・メッシがFCバルセロナから退団するという一方が流れ、バルセロナだけでなく世界中が仰天したものの、結局彼は残留しました。

 その際ラ・リーガの担当者は、この年を最後に選手名鑑のFCバルセロナの項目から、レオ・メッシのプロファイルがなくなると本気で考えたでしょうか。

 僕はそうは思いませんでしたね。

 (注釈には今シーズン終了後の別れが規定路線だとしても、とありますが本当に規定路線ならば、パリへの移籍はここまで大きくならなかったのではないでしょうか)

 ちなみにロナウドの場合も同様ですよね。

 僕は今夏、彼がマンチェスター・ユナイテッドに復帰するとは思えませんでしたし、何よりロナウドは
 
 「UEFAチャンピオンズ・リーグ優勝への約束手形である」
 「ロナウドは少なくとも、ユヴェントスでの欧州制覇を目指している」

 と考えていたためです。

 ただロナウドはスポルティング・リスボンからユナイテッド、レアル・マドリードへと移籍していますから、担当者にはある意味で「免疫」はあったように感じますが。

 それ以上にそのロナウドの移籍が

 ユヴェントス首脳陣による粉飾決済の可能性
 アンドレア・アニエッリへの信頼

 という形に波及すると考えもしませんでしたが。

 新自由主義のような資金の都合だけでクラブ運営を行う時代が、ようやく終わりを迎えるときが来たのではないでしょうか。

 ミノ・ライオラの移籍方法、とにかく高い報酬、契約解除金を導き出すことは、むしろ選手たちをファンの視線にさらし、疲弊させることの方が大きい気がします。

 ズラタン・イブラヒモビッチのような例外もありますが。
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代表監督があるべき姿

2021-12-17 13:52:12 | 日記
 先日、ウエブ版スポルティーバで中山淳が、森保一日本代表監督の代役候補を示唆しました。

 アンドレ・ヴィラスボアス 過去FCポルト、チェルシー、ゼニト・サンクトペテルブルクなどを指揮
 リュディ・ガルシア 過去にリール、ASローマ、マルセイユをなどを指揮
 チェサレ・プランデッリ 過去にイタリア代表、パルマ、フィオレンティーナなどを指揮

 など、外国籍指揮官を挙げていましたが、ここで考えたのが代表監督としての場数は必要か、という点です。

 ヴィラス・ボアスは2011年のヨーロッパ・リーグで、ガルシアは同じく2011年リールでリーグ1優勝を経験しています。

 ただ欧州のリーグ戦よりも、ワールドカップ本戦における重圧は比較にならないでしょうし、漠然とした不安を指揮官が感じていれば、その気持ちと表情は、選手たちにすぐに伝播すると思います。

 その点を考慮すれば、なるほどプランデッリという気はします。

 ここでまた問題点が浮上します。

 彼は確かにイタリア代表を率いて欧州予選を突破し、2014年ワールドカップに出場しました。

 マリオ・バロテッリやアンドレア・ピルロ、ジャンルイジ・ブフォンなど、ただの選手たちではない選手たちに自身の戦術を植え付け、遂行させることは僕たちが思う以上に困難であり、そこにはプランデッリの確かさが垣間見えます。

 ただ、彼はワールドカップで8強には進出していません。

 ならばただの「未契約状態の外国籍指揮官」では物足りないようにも見えます。

 ただ有力な指揮官がそんなにあふれているわけではありませんから、中山氏の提案は現実を直視していると思います。

 ただ、論点か漏れているのは

 三浦俊也 FC岐阜と新契約 ヴェトナム代表監督を経験 
 吉田達磨 まもなくヴァンフォーレ甲府と契約 シンガポール代表監督を経験

 というように「代表監督」という経験値ならば、日本人にもいますよ、という点です。
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サッカー以外の見解も必要ですよね

2021-12-17 00:03:43 | 日記
 アルゼンチン人で最も顔を知られる人物は、恐らくレオ・メッシなのでしょう。

 ただ彼は居住をバルセロナとパリにしてきましたから、その葛藤に苦しんできたもののバロンドール受賞最大の要因となったコパ・アメリカ獲得で、心の平静を得ることができました。

 僕は今、クラシック・ミュージックのCD付き教本やCDを購入して学んでいますが、アルゼンチン出審のピアニスト

 「マルタ・アルゲリッチ」

 という方がいることを知りました。

 その膨大な作品集と腕の確かさは、アルゼンチン国内ではレオ・メッシを凌駕しているのではないでしょうか。

 またアルゼンチンンではサッカーだけでなく、バスケットボールとラグビー・フットボールも大変な人気です。

 2004年のアテネ五輪では、同日に男子サッカーと男子バスケットボールが金メダルを獲得し、人々は狂喜乱舞、街中という街中がお祭り騒ぎでして、当時サンアントニオ・スパーズに在籍していやエアmニュエル・ジノビリは、恐らく現在でも同国バスケットボールの象徴なのでしょうね。

 僕がアルゼンチンを例にとって何を言いたいかといいますと、確かにサッカーは世界規模で親しまれる競技ではありますが、サッカー「だけ」の文脈で観ていると、和捨てがちな点、見落とすこともきっとあるという自戒です。

 サッカーにおけるスター選手も素晴らしい
 他分野にけるスターも素晴らしい

 様々な人々の活躍が、その国の人々の気持ちを温めて軽くしている

 この点を忘れてはいけないだろうな、と思うわけです。

 2021年、日本ではその役目をLAエンゼルス・オブ・アナハイムの大谷翔平選手が担いました。

 カタール・ワールドカップ開催の来年は(予選は終了していませんが)、ぜひ日本代表と中心選手たちが、素敵な戦いができるように僕たちも後押しをしたいものですね。
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