塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

エル・ゴラッソ、2021年のJリーグを振り返る

2021-12-15 20:40:02 | 日記
 専門誌「エル・ゴラッソ」は毎年、Jリーグ終了後にJ1とJ2クラブの年間評価をまとめた特集本を発売します。

 J1優勝クラブから始まるこの特集本ですが、J3は毎年除外なんですよね。

 サッカー・ダイジェストに代表されるJリーグ選手名鑑も、J3はあってないような扱いですから、悔しければJ2に昇格しなさい、という事でしょうか。

 このようなシーズン回顧の特集本は、Jリーグ開幕当時はなかったように思います。

 つまりJリーグが熟成し、上位クラブはAFCチャンピオンズ・リーグ出場など、アジアでの戦いも加味するようになるなど、専門性が幅広くなったからこそ、各クラブのシーズンを冷静に降り開ける必要があると考えるに至ったのだと思います。

 欧州ではUEFAヨーロッパ・リーグと今季より開幕のカンファレンス・リーグ
 南米ではコパ・スダメリカーナ

 というように、第2,第3の大会がありますが、今後はアジアでも同様の試みは行われるでしょうか。

 中国リーグの現状を考慮すれば、第2の大会はまだ不要と思いますが、アジア全体のサッカーがより高度化すれば実現するようにも思えます。

 WEリーグん情報量はさほどではない印象を持ちますから、初年度終了後各クラブの歩みを振り返る特集はなされないと思います。

 ただ、WEリーグというプロができたから、私たちもプロ化に至りました。というフォロワーは必ず登場すると感じませんか。

 その点を考慮すれば、ある種の「忘備録」は早い段階で登場すべきだと思いますし、もし出版社が企画しないのであれば、リーグが企画して記事にしたらよいと思いますよ。

 ネットという手段もありますが、本は情報としてまだ優れていると思いますからね。
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宿敵同士が困る存在

2021-12-15 20:27:37 | 日記
 ブラジル国民にとっていつまでもアイルトン・セナとペレは特別な存在です。

 ただ大衆に支持される割合は、ペレよりもガリンシャだと言われます。

 ジーコの人間性を悪く言う方はいませんが、それでもブラジル国内、それもフラメンゴの宿敵ヴァスコ・ダ・ガマのファンは辛らつです。

 「ジーコは名手ではない。ワールドカップを制覇していない」
 「ジーコは俺たちにワールドカップ(コパ・ムンディアル)を贈ってくれなかったな」

 ですからフラメンゴ、ヴァスコのファンはロマーリオの扱いに困ってしまうのではないでしょうか。

 ロマーリオといえば

 1.PSVアイントホーウエンで欧州進出を果たす
 2・移籍したFCバルセロナで年間30得点を約束し、見事達成

 という秀でた得点能力で知られ、1994年のワールドカップ優勝の立役者でした。

 バルセロナでの年間30得点は、何とハットトリック5回を含むまとめうちという形でして、その能力にはさすがのクライフも唸ったものです。

 そのロマーリオはさすがといいましょうか、その険悪さで知られるフラメンゴとヴァスコのいずれにも平気で在籍し、活躍してしまう。

 むしろファンからすればどんな声を挙げたらよいのか、戸惑うに違いありません。

 現役の選手ですとイブラヒモビッチがそうですよね。

 インテルとミランでスクデットを達成
 ユヴェントス時代のスクデットが無効でなければ、イタリアの3強全てで優勝を経験

 というとんでもない選手です。

 ただ、彼の場合インテルにスクデットをもたらした一方、ミランの方に情熱が傾いていることが事実であり、その点はインテルファンからすれば気に食わないとは思います。

 しかし2008年のスクデット獲得は、最終節で彼がパルマから2得点奪ったことでもたらされました。

 つまりインテルとイブラヒモビッチには大きな「貸し借り」があるというわけです。
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アドミラルのジャージデザインが評判です

2021-12-15 00:12:17 | 日記
 アドミラルと新契約を結んだジュビロ磐田。

 そのクラシカルなデザインが既に好評で、インターネット上では「素敵」「格好いいね」という声が聞こえてきます。

 アドミラルからすればジュビロ磐田との契約を足掛かりとして、Jクラブのサポートをさらに考えている可能性はあるでしょう。

 例えばヨネックスはバドミントンが十八番ですが、柏レイソルとのスポンサー契約が好評なのでしょう、アスレタとの契約を終えたアビスパ福岡との契約に着手しましたしね。

 またスペイン・ブランドとして初となるケルメとザスパクサツ群馬の事例でもわかるように、自社の歴史をクラブのスポンサーを沿う形で契約している事例もあります。

 一方でアマチュアながら天皇杯では常にJクラブを苦しめるホンダFC。

 彼らが常にアンブロ・ジャージを着用している姿はお馴染ですが、これはスポンサー契約なのか、それとも彼らが自腹で購入しているのかどちらでしょうか。

 アンブロ(デサント)からすれば、アマチュアとはいえこれだけの知名度と強さを持つわけですから、契約して公式ホームページにも掲載する、という扱いがあっても良いと思いますし、ガンバ大阪同様既にアンブロ着用クラブの代名詞でもありますよね。

 アスレタ、ゴル。サッカージャンキーにガビック

 Jクラブ独特のジャージ・ブランドが今後世界に進出してゆくならば、やはりおひざ元のJリーグとの契約は更に大事になります。

 欧州クラブがミズノ、アシックス以外の日本ブランドを指名する日がくれば、まさにファンとして嬉しいに決まっていますからね。

 
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山梨学院大学の広報誌から

2021-12-15 00:01:13 | 日記
 わが母校山梨学院大学は、卒業生向けに年に一回会報を送ってくれます。

 2021年度版の巻頭記事は「

 「激闘を制し、11年ぶりの栄冠
  第99回全国高校サッカー選手権優勝」

 という、サッカーの記事で幕を開けます。

 2ページ目には「優勝報告会・甲府市長特別賞受賞」「山梨県に全国優勝を報告」「長谷川大監督 優秀コーチ賞受賞」など、全国大会優勝が新型コロナウイルスの閉そく感漂う中で、どれだけ明るいニュースだったのかを物語っています。

 また山梨学院大学は幼稚園も備えていますが、高校サッカー部と交流を図る写真が12ページに掲載されているなど、選手たちが日常様々な方々に応援されている事を実感する記事が確認できます。

 長野パルセイロ・ファンにとって見逃せない記事として14ページに今季加入した

 「長野パルセイロ・レディース加入」
 「鈴木日菜子選手の加入が内定」

 の記者会見の一コマが掲載されていることでしょうか。

 現状、日本における女子のプロリーグはWEリーグのみですから、リーグが発展していけば全国各地の高校、大学でこの事例と同様に、男子生徒同様記者会見、質疑応答の事例が増加してゆくと思います。

 米国ではMLSが注目度でまもないうMLBに追いつくと言われており、サッカーの持つ波及効果は日本以外でも確認できます。

 日本ではハンドボールが新リーグの構想を練っており、それはNFLに代表されるリーグの一括供給になると言われています。

 様々な試みが行われる中、初代WEリーグ王者がどのクラブになるのか、注目したいですね。

 今季からXガールがジャージ・スポンサーになったように、ファッション面でも気になる面もありますから。
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