塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バロンドールの選考に異議を唱えること

2021-12-09 21:41:45 | 日記
 文春新書「知的再武装60のヒント」第2章93ページにおいて、ノーベル賞についての言及があります。

 ノーベル経済学賞は

 1・正式名称はアルフレッド・ノーベル記念経済学スウエーデン国立銀行賞である
 2・ノーベル一族はこの賞を常に批判している
 3・賞金もスウエーデン国立銀行が準備
 4.受賞者のその後は惨憺たる形が多い

 という、疑惑が多いそうです。

 何となくバロンドールと同様の気がしますね。

 FIFAバロンドールも1975年オレグ・ブロビン、1986年のイーゴリ・ベラノフのように、具体的な候補者が見つからず、ある種の「穴埋め:のような受賞がありました。

 仮に1986年、現在のように欧州国籍以外の選手にも門戸があるならば、当然受賞はディエゴ・マラドーナになったでしょうから。

 ちなみに1967年受賞のアルベルト・フローリアンの名前は、熱心なファンでもそう簡単には連想できないでしょうね。

 例えばズラタン・イブラヒモビッチが一度も受賞歴がないのは、レオ・メッシとロナウド、ふたりと同世代に生きているから、という理由は成立する一方で、2007年にはカカ、2018年にはルカ・モドリッチが受賞しています。

 レオ・メッシとロナウドだけで占めている近年ですから、彼らが受賞しないことの方が話題になることは、ある意味で凄いことですし、逆に両選手の継続性が改めて感じられます。

 一方でイブラヒモビッチが受賞すべきだ、という声が本人以外からも挙がることの方が、ある意味では民主主義的かもしれませんが、それは2013年のフランク・リベリも同様でしょう。

 1991年受賞のジャン・ピエール・パパんのように、受賞時のオランピック・マルセイユから移籍するACミランとバイエルン・ミュンヘンで躓いたように、受賞選手の精神的負担は相当なものだとは、僕でも容易に理解できますが。
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中国企業ピークと契約するアルゼンチンのクラブといえば

2021-12-09 20:48:48 | 日記
 アルゼンチン1部リーグといえば、ボカ・フニオルスとリヴェル・プレの2クラブの知名度が突出しています。

 ただ他にも知られたクラブが多数存在します

 ヴェレス 1994年のコパ・リベルタドーレスとコパ・トヨタを獲得
 アルヘンティノス・ジュニオレス あのディエゴ・マラドーナも在籍経験あり
 バンフェイルド インテル・ミラノの副会長、ハヴィエル・サネッティの古巣として有名

 他にもラシン・クラブやインディペンディエンテ、ラヌスなどが知られていますよね。

 そのラヌスですがジャージ専門サイト「ユニ11」によれば、ジャージ・スポンサーは中国企業の「ピーク・スポーツ」になるのです。

 アンタとピーク、そしてリーニンという中国企業は、どちらかといえばプロバスケットボールの支援の方が知られていると思います。

 例えば2006年、NBAマイアミ・ヒートで全米王者に輝いたドウエイン・ウエイド。

 彼はマーケット大学から2003年ドラフト指名されシカゴ・ブルズに入団すると、同じく2003年にトロント・ラプターズから指名、入団したクリス・ボッシュと共に、コンバースと契約しブランドの顔となります。

 ウエイドはコンバースと契約終了後、ジョーダン・ブランドに移籍しますが、以後引退まで愛用したのは「リーニン」のバッシュでした。

 また2008年、ボストン・セルティックスで優勝を果たしたケヴィン・ガーネット。

 アディダスというナイキと並ぶオーセンティック・ブランドと「終身」契約を結んでいたガーネットが、その契約を反故にして契約したのが、中国企業の「アンタ」でした。

 今、不動産企業の広州が債務超過に陥るなど、中国企業はサッカーとバスケットボールの支援どころではないと思いますが、復活した際の底力は相当あると予想します。

 仮にサッカー界に本格進出(リーニンはセビージャ、エスパニョールと契約していた時期がありますが)、すれば相当の反響があると予想されます。
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グランパスエイト、監督交代を決断する

2021-12-09 20:28:52 | 日記
 名古屋グランパスエイトの指揮官、マッシモ・フィッカデンティ氏が契約満了となりました。

 グランパスエイトのファンでなくとも、ヤマザキ・ルヴァンカップ獲得という事実を考慮すれば、唐突すぎる契約満了の話と思えますし、実際2023年まで契約延長という話はあった模様です。

 後任はFC東京の監督を今季まで務めた長谷川健太氏であり、優勝回数だけを考えれば前任者を上回ります。

 ただ優勝監督がクラブを去る事例は、欧州には幾度か事例があります。

 ユヴェントスは

 アントニオ・コンテからマッシミリアーノ・アレグリ
 マッシミリアーノ・アレグリからマウリツィオ・サッリ
 マウリツィオ・サッリからアンドレア・ピルロ

 という形で9連覇中のクラブに新陳代謝を与えました。

 インテル・ミラノも今季から新監督、シモーネ・インザギが指揮を執りますが、それはアントニオ・コンテがロメル・ルカクを軸に主力を売却し、クラブの財政をまず安定させる方針に反発したためでした。

 つまり指揮官(優勝した)交代には

 1・契約満了で延長は無し
 2・優勝の重圧で疲れが全くとれない
 3・クラブとの軋轢がすさまじい

 など、いくつかの事例が考えられます。

 難しいのは優勝クラブは「優勝」しているいじょう、優勝を防衛するには陣容に手をつけるのか、それとも刷新して新しいことを始めるのか、この線引きが実に難しい点です。

 敗れれば補強を怠ったため、マンネリだ
 勝てば退屈だと言われかねない

 このはざまで動き続けることが、指揮官との契約を解除するか続行するかの判断材料になるのでしょうが。

 ちなみにマッシモ・フィッカデンティには鹿島アントラーズのファンが注目しているようですが、確かにアントラーズが現在新指揮官を探していることは確かですから。
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本当に必要なものにお金を使う事

2021-12-09 14:40:48 | 日記
 エンジンオイル交換の後、アオキで「ジュンコ・シマダJSオム」の、空色のヘリンボーン綾のシャツを購入しました。

 僕は出勤時、白シャツではなく空色の無地や綾があるもの、紺の縦じまのシャツを着用します。

 本当はグレイのトラウザーにしようか(半額チケットが一枚手元にあるので)とも思いましたが、シャツはさほど自分のサイズが中古で見つける事ができませんが、トラウザーは案外見かけるものです。

 トラウザーは夏用の薄手の素材を狙っていますが、そのころは車の保険料の支払いやパソコンの買いなおしとしようと考えているので、先手、サッカーでいえば「楔のパス」を出そうか、とも思ったのですが。

 僕はこれまで洗顔フォーム、シャンプー、コンディショナーなど用いるせっけんを個別に購入していましたが、最近は泡の洗顔せっけんで髭剃り可能な品を探して使用しています。

 不要な品は買わないことで空間を広げて、同時のコストを下げることができないか、と考えた為です。

 ちなみに今日、花王の「ビオレ」の髪と体、顔のいずれも洗えるオールインワンを購入しました。

 これ一本でどれくらいの期間持つかわかりませんが、購入する価値があるように思えたんですね。

 Jリーグも日本代表経験者、30代中盤から40代の選手がどんどん解雇され、合同トライアウトに登場しました。

 僕も日用品のコストは下げるようにしていますが、品質と価格はできるだけ注意していますし、必要な品にはお金を払いますよ。

 よくアルセーヌ・ヴェンゲル時代のアーセナルが

 「ヴェンゲルはベテランを簡単に解雇しすぎる」
 「若手だけでは不十分」

 と指摘されたように、経費(契約年数や報酬)がかかっても、本当に必要ならば残す、という判断があってもいいですよね。

 NBAではベテラン最低年俸という形で、場数を踏んだ選手を格安で雇用できるようにしていますが、年長者を「無条件」で敬うのではなく、自分のクラブにメリットがあれば採用、という形が必要ではないでしょうか。
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今日、エンジンオイルを交換しました。

2021-12-09 14:25:43 | 日記
 非番の今日、予め予約しておいた愛車のエンジンオイル交換に出かけました。

 待合室で携帯した新書を読んでいましたが、読みながらバスの運転手は凄いなあと改めて思いましたね。
 
 一般のバスもそうですし、サッカーでは選手の移動は基本バス、クラブのアウエイ・ツアーも同様です。

 僕は自分でいうのもなんですが相当の方向音痴で、見知らぬ道路を少し走るだけで冷や汗が出てきます。

 僕の運転は3-5-2のアウトサイドのような代物で、国道18号を一直線に上る、下る、というような塩梅ですから。

 特に広大なブラジルでは貧乏クラブや下部クラブは、敵地での一戦に向けて丸一日近くバスの乗車せねばなりません。

 それば米国マイナーリーグも同様ですが、だからこそ肉体的にタフになり、精神的には滅多なことでは驚かなくなると言いますが、運転手はよくそんな移動を道に迷わず行えるなと感心してしまいますね。

 飛行機移動といっても、同じブラジルのシャペコエンセのように、経費を考慮した選択したボリビアの格安航空会社が、何と燃料を基準値よりも低い形でしか搭載していなかった、という最悪の話もあります。

 三浦知良がブラジル時代、日本から来たというハンディを抱えていた一方、過酷な移動を経てサントスでレギュラーになったという話は、ある意味で夢物語ですよ。

 僕は小学校の社会科見学、中学のバス旅行など、長時間バスに揺られることを好みませんでした。

 何となくですが「酔う」気がして、移動は今でも電車の方を好みます。

 以前にもお話しましたが、サッカー選手として成功するのはプレイ、取材に丁寧に答える、ファンとのふれあい、スポンサーへの挨拶、そして移動に耐えると本当に多岐にわたると思いますよ。
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