塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

古臭く手も安心という事ありませんか

2021-12-08 22:48:31 | 日記
 昨日、演奏家フジコ・ヘミングの最新作「カラーズ」を購入しました。

 価格は6600円と一見高価に見えますが

 1・CD5枚組とブックレット1冊で構成されているので、単価は1100円にまで下がる
 2・彼女自身が選曲し、レーベルを超越した形の作品集
 3・既に流通していないアルバムもあり、オールタイム・ベストとしての価値は重大

 という、意義ある作品だと思いますよ。

 CDを買う、という行為はそんなに古臭い代物でしょうか。

 実は僕は何一つ、「定額サービス」というものを希望、申請したことがなく、テレビ・コマーシャルでおなじみのアマゾン・プライムと契約したいと考えたこともありません。

 実は定額サービスやレンタルサービスは、解約手続きの方が入会手続きよりも面倒であり、退会手続きを怠ると商品は送られてくる、お金は彦落とされると、万能ではないと言います。

 ならばレンタルではなく、購入すれば以後何もお金を支払う必要もなく、手続きも必要もない書籍やCDを買う行為は、実に理にかなっているように思えますが、皆さんはどうお考えでしょうか。

 フランス代表はワールドカップ優勝時の4-3-3を、現在は3-4-1-2に変更していると聞きました。

 日本には布陣マニアが多いと思いますが、日本代表が仮に3-4-2-1という森保監督の十八番、もしくはフランス代表同様に3-4-1-2を採用したならば、彼らは古臭いとすぐに批判すると思います。

 でも世界王者フランスがバック3を採用すると、布陣マニアは

 「デシャンは良い決断をしたね」
 「英断だよ、世界王者はやることが違う」

 と持ち上げるのでしょうか。

 日本代表もフランス代表も、解決方法が古臭いではなく、選手の個性と資質を最大限考慮した形が現在の形であるにすぎません。

 僕はCDも本も、従来の形良いと思いますよ、古臭いのでしょうが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

突然ブランドを変更する意図

2021-12-08 20:48:14 | 日記
 かつてNBAにダリル・ドーキンスという選手がいました。

 あだ名が「チョコレート・サンダー」と言いまして、激しいダンクシュートはドーキンスの大きな魅力でもありましたが、彼の名を一躍有名にしたのはそのダンクではありません。

 ドーキンスはナイキと契約していたのですが、待遇に不満を持ち、ある試合で突然ナイキの靴を履くことをやめて、いきなり「ポニー」を履き恥じたのです。

 結果ドーキンスはナイキからポニーへの移籍が成功するのですが、この前代未聞の出来事は選手とブランドの契約がどれだけデリケートか、という事を如実の証明していると思いましたね。

 ポニーは現在サッカー事業から手を引いていますが、一時期はペレも愛用するなど、オーセンティック・ブランドとして認知されていたものです。

 試合中に突然スパイクを鞍替えする、という話はサッカーで聞いたことがありませんが、いきなり別の試合で別ブランドのスパイクを履く、という選手はいます。

 アディダスとナイキを履き比べていたズラタン・イブラヒモビッチが、突然ディアドラやプーマを履き始めたエピソードは有名ですよね。

 プーマは在籍するACミランのスポンサーですから、正直そこまでの驚きはありませんでしたが、ディアドラを履き始めた際はアントニオ・カッサーノとの契約終了以降、大きな契約になるかもなと思ったものです。

 またかつてヴィッセル神戸に在籍し、現在は母国ポーランドでプレイするルーカス・ポドルスキ。

 これまで常にアディダスを履いていた彼が、突然(なんの前触れもなく)金色のミズノ「モレリアUL」を着用し始め、スパイク好きをうならせています。

 しかもランバードラインを消していないため、アディダスからミズノへの移籍を考えているのか、単なる彼の気まぐれなのか、正直わかりかねる部分が大きいですね。

 ただ、だからこそスパイクはバッシュを眺めることは楽しいとは思えますが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エバトニアンはラファ・ベニテスが大嫌い

2021-12-08 20:37:02 | 日記
 サッカーにおいて指揮官を指名する際、優勝回数は大きな指針になります。

 ラファ・ベニテスの場合

 2004年 バレンシアでラ・リーガとUEFAカップを獲得
 2005年 リバプールでUEFAチャンピオンズ・リーグを獲得
 2006年 リバプールでFAカップを獲得

 というように、多くのトロフィーを掲げてきたことは確かです。

 レアル・マドリード、ナポリ、チェルシーと近年は多くのクラブを渡り歩いてきましたが、一向にベニテスの評判が上昇した、という話に結び付きません。

 この点を考慮すれば、優勝回数はあくまで招聘を促す理由の一つに過ぎないのではないか、という側面が成り立ちます。

 インテル・ミラノは2002年、ベニテスの前任者ヘクトル・クーペルをバレンシアから招聘しますが、彼がそれまで3度の「準」優勝を成し遂げていたことは当然調査済みでした。

 ベニテスの発言

 「エバートンはリバプールよりも劣る」
 
 という点を、エバートン・ファンは忘れておらず、カルロ・アンチェロッティ退団後の急場しのぎに過ぎない、という声もあります。

 ベニテスからすれば、リバプール在籍時はエバートンだけでなく、(のちに率いることになる)チェルシーも挑発したことがあったと思いますが、指揮官は思い付きで発言をすることは慎むべきなのでしょうか。

 これがチャビ・エルナンデスのように、レアル・マドリードやアトレティコ・マドリードの指揮官には「絶対に」ならないであろう指揮官が、この両クラブを批判しても、さほどの損害は生じないでしょう。

 しかしベニテスのように、クラブではなく「リーグ」で仕事をする場合は、過去の発言が悪感情を生むという点は、
僕たちも学ぶべき習慣と思います。

 日本ではこのような事例を「ブーメラン」と言いますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて思うジジ・リーバの存在

2021-12-08 00:11:59 | 日記
 集英社文庫「イタリアのしっぽ」の作者、内田洋子によればイタリア本土で話されるイタリア語と、サルディーニャ島のイタリア語には大きな乖離があると言います。

 それは日本でも同様で、青森県の日本語と沖縄県の日本語は、いわゆる「標準」日本語とは比較にならないほどの難解さ、ですよね。

 これら独自の言葉は日本テレビ「秘密のケンミンショー」の題材として多く用いられます。

 それだけ興味ある事柄なのでしょう。

 サルディーニャといえばカリアリであり、ベルギー代表のラヤ・ナインゴランが在籍していることで有名です。

 サルディーニャの島民はよそ者に警戒心を強めると言いますが、彼の妻はサルディーニャ生まれであり、ナインゴランもこの文化にいち早く順応したと言いますから、部外者でも相性の良い選手がいるのでしょう。

 カリアリといえばジジ・リーバ
 リーバといえばカリアリ

 という連想ゲームが成立するほど、ルイジ・リーバはサルディーニャの人々の支えだったに違いありません。

 1970年ワールドカップにエントリーしたリーバ。

 90年代にはパルマ、フィオレンティーナ
 2010年代ではアタランタやサッスオーロ

 地方クラブが代表選手を生むことは珍しくありませんでしたが、当時のリーバはどのような心境で代表に出向いたのでしょうか。

 少なくともミランとインテル、ユヴェントスの選手で実質構成されている代表からすれば、首都ローマも含めて南イタリアは異質であり、同時nリーバからすれば代表そのものが異質だったに違いありません。

 イタリアではイタリア人という概念ではなく

 「私はローマ人」
 「俺はナポリ生まれだ」

 と故郷を強烈に意識すると言いますが、きっとこの自尊心がリーバを支えていたと想像します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安住の地はそこではない、という現実

2021-12-08 00:02:50 | 日記
 先月、11か月ぶりに長野市に出かけた際、保護猫カフェ「信州猫日和」に出かけました。

 久々に立ち寄って猫たちとの触れ合いを楽しめましたが、正直気持ちは複雑です。

 通常の猫カフェとは異なり「保護猫」カフェは、猫の譲渡、新しい飼い主の登場、迷いネコの告知など通常の運営とが業態が異なります。

 僕にも贔屓の猫がいますが、それらの猫は交通事故や隻眼など、通常の猫よりも肉体的ハンディキャップを背負っているためか、僕が通い始めてからの3年、ずっとい続けています。

 贔屓の猫なのだから会えてうれしい
 撫でて、語りかけて僕も気持ちが和らぐ
 でも本当は、ここにとどまっていてはいけない

 と考えて仕方がありません。

 特に交通事故や人間からひどい目にあわされたにもかかわらず、信州猫日和の猫たちは基本、僕たちを信じてくれています。

 ですからなおの事、気持ちが切なくなる時があるのです。

 サッカーも同様で、仮に成績不振でクラブが降格した、常に2部、3部を渡り歩いてきたが、ようやく1部のクラブから声がかかった、そんな選手は葛藤しますよね。

 ファンから罵られる覚悟があるか
 そもそも自分に1部リーグと契約できる力があるのか

 僕はそんな不安を気にせず、堂々と個人昇格をすればよいと思いますし、穴埋めと補強はクラブが責任を背負えば問題ありません。

 AC長野パルセイロのように、既に9季も3部で暮らしているクラブからすれば、有力選手にオファーがあれば売却してある程度戦力を入れ替えていく事は不可欠ではないでしょうか。

 当然指揮官の意向、戦術も含まれるわけですが、3部よりは2部、2部よりは1部の方が良いに決まっていますからね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする