塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

古橋享吾選手、おめでとうございます

2023-05-17 17:06:17 | 日記
 古橋享吾が3冠を達成しましたね。


 まず得点王、これは既に確定していた事実ではありますが、感慨深いと言えます。


 また選手会とファン投票のいずれでも最優秀選手に輝き、在籍するセルティック・グラスゴーのリーグ優勝も加えるならば、古橋享吾にとってかけがえのない時間となりました。


 本当におめでとうございます。


 心からお喜び申し上げます。


 2007年、中村俊輔が同様の賞を総なめにしてから13年、古橋享吾が繰り返すことに感慨深い思いを抱くのは、むしろ僕たち(僕は47歳)よりも上の世代でしょうね。


 JSLは空席が目立つ
 韓国代表に全く太刀打ちできない日本代表
 ワールドカップも五輪も程遠い現状

 の頃から必死にサッカーを追いかけ、熱狂してきた方々からすれば


 欧州クラブにとって、既に日本代表選手は不可欠である
 リーグ最優秀選手、チャンピオンズ・リーグで戦う選手がいて当然
 小野伸二、長谷場誠、鎌田大地のようにUEFA主催の試合で優勝


 するなんで夢みたいな出来事ではないでしょうか。


 勿論奥寺康彦と1FCケルンのような事例もありましたが、この契約は例外的で復帰した日本リーグの古川電工はアマチュアクラブでした。


 しかし現在、日本代表選手たちが復帰するJリーグはプロリーグですしね。


 漫画「シュート」の中で、ルディ・エリックが親友である久保ヨシハルに


 「どうしてプロのない国に帰らなくてはいけないんだ」


 と空港で詰め寄ります。


 当時、世界からみれば日本リーグなど眼中になかった、このセリフはその事実を如実に語っています。


 しかし、時代は流れサッカーは僕たちを変えたと言えそうですよ。
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インテル、2010年以来のチャンピオンズ・リーグ決勝へ

2023-05-17 16:44:05 | 日記
 UEFAチャンピオンズ・リーグ、決勝の一枠にはインテル・ミラノが収まります。


 セリエAの有力クラブの中で、インテルはジュゼッペ・マロッタが策を施し、収支均衡を常に考えている以上、チャンピオンズ・リーグの勝利ボーナスは有難くて仕方ないと思います。


 イタリア代表 ニコラ・バレッラ
 アルゼンチン代表 ラウタロ・マルチネス
 スロベニア代表 サミール・ハンダノビッチ

  
 に代表される中軸と便りになる控えGKを売却せずに済みそうですし、ロメル・ルカクを仮にチェルシーに戻すことになっても、補強費用は寧連よりも多くはるのではないでしょうか。


 現状、J1はクラブ・ライセンス制度がありますから、借金過多は難しいですね。


 ただ制度の中で


 「俺たちは何が何でもAFCチャンピオンズ・リーグとJ1の2冠を目指す」
 「そのためにはお金を使うよ」
 「そしてFIFAクラブ・ワールドカップを戦い、アジア全土に知名度を拡大する」


 と言う野心を持つクラブが現れるかと言えば、まだ難しいと思います。


 仮に現状4億円とされるAFCチャンピオンズ・リーグですが、本家同様にグループリーグから勝利ボーナスの支給はあります。


 ただ優勝賞金を10億円程度支払えば、各クラブの盛り上がりは異なるでしょうし。J1優勝クラブのダ・ゾーン分配金総額を考慮すれば、2冠で将来的に15億円から20億円の収入になると推測します。


 20億円あれば、ある意味補強日は欧州クラブに劣るとはいえ、東アジアでは相当優位な補強が可能でしょうし、更に優勝を防衛できる可能性が高まります。


 インテル・ミラノが対戦するのはレアル・マドリードか、それともマンチェスター・シティかもまもなく判別しますね。
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八村塁、今夏の去就が注目されるという話題から

2023-05-17 05:06:36 | 日記
 今知りましたが、LAレイカーズ在籍の八村塁は今夏、制限付きフリーエージェントなのだそうです。


 僕の認識に誤りが無ければ、仮に八村の代理人が移籍は指摘されオクラホマ・シティサンダーとインディアナ・ペイサーズのいずれかと、新契約を結ぼうとします。


 しかし在籍中のレイカーズがこの2チームと同じ金額を提示しますと、八村のレイカーズ残留が決定する、というのがこの制限付きフリー・エージェントの内容だったと記憶しています。


 基本番記者は、八村は残留が基本路線だが、失う可能性があることは認識すべきと考えているのですが、それだけ彼の実力が素晴らしいという意味ですね。


 先日、ファンが選出する最優秀選手に輝いた古橋京保。


 このままいけば


 2022-23シーズン、SPLの得点王
 選手協会が選出する最優秀選手


 にも選出されると思われます。


 彼の去就は、セルティックのファンがやきもきしており、中村俊輔と一緒にプレイしたニール・レノンですら、キョウゴに残留してほしいと思うよと語るくらい、古橋がファンからの信頼を敬意を集めていることは、もっと日本で知られるべきではないでしょうか。


 かつてバスケットでもサッカーでも、日本人選手がここまで話題になることは少なく、だからこそこの流れを絶やさない事が必要です。


 そのためには根幹となる国内リーグの実情をファンが把握し、同時に外国籍選手の招へいを含めた競技力向上と僕たちの観戦態度を見直す、という地道な行動が不可欠、ではないでしょうか。
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マンチェスター・シティ、今夏Fマリノスと親善試合へ

2023-05-17 04:55:51 | 日記
 2022年J1王者、横浜Fマリノスが今夏来日するマンチェスター・シティと親善試合を行います。


 同じ「シティグループ」ということもあるのでしょうが、ファンからすればケビン・デ・ブルイネ、アーリン・ハーランド、フィル・ジョーンズなど、各国代表を近くで確認できる、貴重な場となるはずです。


 シティは同じく来日するバイエルン・ミュンヘンとも試合をするそうですから、入場券の価格設定はこちらの方が高くなるでしょうし、今から相当な覚悟でないと入手は難しいと思いますね。


 セルティック・グラスゴーも来日しますし、今夏は多くの欧州クラブが北米遠征に出る模様です。


 ザ・ローリング・ストーンズのような代物ですが、やはりアジアと北米はある程度、認知はされてはいる一方で「欧州」と言う本場からすれば、まだまだ未開の地なのでしょう。


 だからこそ彼らがツアーをする理由になりますし


 世界規模でファンを持つ意義
 ファンが向かうのではなく、私たちが出向く


 と言う形になるわけですね。


 物販販売も含めれば、ファンからすれば近くで選手を確認できる一方で、夏の一番大事な時に北米、アジア遠征をおこなえばシーズン序盤戦に一抹の不安が残るという面もありますが。


 いずれはJクラブも提携クラブの地出向くアジアツアーや、欧州遠征の頻度を高めて自らを売り込むことになるのでしょう。


 その際、昨年のパリ・サンジェルマンや今夏の来日クラブの様子が参考になるならば、その方法を学び有効活用すべきかもしれませんね。


 日本は植民地主義的発想ではなく、東南アジア諸国の競技力向上を願っての進出と言う側面が大きい(スポンサー企業の強化もありますが)からこそのアジア遠征の意味合い、ありますよね。
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改めて考えるAFCチャンピオンズ・リーグ

2023-05-17 04:41:03 | 日記
 現在インテル・ミラノホーム、の形で開催中のUEFAチャンピオンズ・リーグ準決勝は、0-0の形で以前インテル・ミラノ有利となります。


 この一戦に限らず、UEFA主催の大会でも「ダービー」が行われることがあり、ファンは常に神経を昂らせます。


 いずれJリーグでも、上位クラブがAFCチャンピオンズ・リーグに参加し続けることで、ダービーが実現するかもしれませんね。


 例えば多摩川クラシコや大阪ダービーなど。


 サッカー・マガジンは別冊で
 サッカーダイジェストは巻頭記事で


 それぞれが浦和レッドダイヤモンズのAFCチャンピオンズ・リーグ優勝について大きく特集しています。


 店頭ではどうしても、野球日本代表の世界一特集に劣ってしまいますが、ファンからすれば、それが例え浦和レッドダイヤモンズの関係者でなくとも


 アジア王者としての価値
 今後ますます価値がたかまるであろうAFCチャンピオンズ・リーグ


 の図式が見えてきます。


 酒井宏樹は記事の中で

 
 「家族にも代理人からも、日本に戻ることを反対された」
 「だから優勝できて本当にうれしい」


 と語ります。


 またアレクサンデル・ショルツとホイブラーデンの両選手も、アジア王者はキャリアの中でも最重要課題であり、とくにショルツはこのまま長くとどまりたいという希望を出していますね。


 このよな価値観の大幅な変化、かつてのAFCチャンピオンズ・リーグはお荷物的な側面があったと思いますが、アジア全土に波及しつつある気がします。
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