塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナポリ、遂にスクデットを獲得

2023-05-05 21:30:53 | 日記
 ルチアーノ・スパレッティが遂にスクデットを獲得しました。


 ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクでリーグ優勝は経験していますが、故郷イタリアではASローマ時代、どうしてmインテル・ミラノの壁が強く、コパ・イタリアの優勝だけにとどまっていました。


 しかも優勝クラブはナポリ、しかも33季ぶりというおまけつきです。


 ユヴェントスがシーズン途中、不正問題が明らかとなり勝ち点15が剥奪(現在はノーカウント)
 インテル・ミラノとACミラン、ラツイオを序盤戦から引き離す


 というように、今季のナポリには確かに他のクラブも躓きも味方しました。


 ただスパレッティが補強費用が限られたインテルであれだけの秩序を植え付けたわけですから、ナポリの喧騒もある意味では彼にとってそよ風のような存在だったのでしょうか。


 ちなみにリールから移籍し、素晴らしい活躍を見せつつづけているヴィクター・オシメーンにとっても、初のリーグ優勝のはずです。


 シャルルロワからリールへ
 リールからナポリへ


 出世魚のようにビッグクラブへ移籍してきたこのナイジェリア代表ですが、果たして


 来季をナポリでUEFAチャンピオンズ・リーグを戦うのか
 スペインやイングランドの有力クラブへ移籍するのか


 という選択肢があります。


 ナポリのような地方クラブでは選手売買のUEFA関連の勝利ボーナスは実に魅力的でしょうが、チャンピオンズ・リーグで稼ぐには、当然「戦力の維持」は不可欠です。


 インテルとミランはまだチャンピオンズ・リーグが残っています。


 ただクラブの内容が、ロベルト・マンチーニ率いるイタリア代表に結び付かない、これがイタリアの悩みではないでしょうか。


 そしてナポリはゴンザロ・イグアインの残像をすて、マラドーナが生きていたらと思うのでしょうね。
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戦力格差は今後、どうなるでしょうか

2023-05-05 21:19:19 | 日記
 現在プーマと契約している老舗マルセイユ。


 UEFAチャンピオンズ・リーグ優勝から丁度30周年ということもあり、特別デザインのジャージが登場するといいますが、当時にマルセイユはまさに世界選抜、現在のレアル・マドリードのような存在でした。


 この当時はまだ、現在のように金銭面で独断するクラブがなかったんですね。


 ですから現在は小規模クラブとされる


 ベルギー アンデルレヒト クラブ・ブルッヘ
 セルビア レッドスター・シティベオグラード
 ルーマニア ステアウア・ブカレスト


 などと、ACミランやFCバルセロナとの間における戦力格差は大きくなかったのです。


 1995-96シーズンには、レンジャース・グラスゴーがデンマーク代表のブライアン・ラウドルップとイングランド代表のポール・ガスコインを、ミドルスブラがブラジル代表のジュニーニョを獲得して野心を見せます。


 ただチェルシーでも辣腕を振るったピーター・ケニオンが、マンチェスターユナイテッドにおいて


 マーチャンダイジングの存在を知らしめる
 とんでもない坪数を誇る売店、メガストアを建設
 レプリカジャージの収益を大きく向上させる


 という手を考え出すと、様相はどんどんと変化してゆきます。


 FCバルセロナ メイハ・スポーツ、カッパ、ナイキ
 インテル・ミラノ ウールシュポルト、アンブロ、ナイキ
 レアル・マドリード ヒュンメル、 ケレメ、アディダス


 というように名門は「名門」を選ぶようになり、ACミランもロットからアディダスへ、チェルシーもアンブロからアディダスへ変更を決定します。


 基本有力クラブはナイキかアディダス、例外的にプーマのいずれかとイ契約するのが当然となり、リーボック、ウオリアー、ニューバランスからナイキになったリバプールは、むしろ例外的でしょうね。


 戦力格差は常に金銭と表裏一体ですが、そのお金を生み出す方便がワールドカップの共済になりつつあります。
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アルヒラルの指揮官、ラモン・ディアス

2023-05-05 20:59:26 | 日記
 明日浦和レッドダイヤモンズと戦うアル・ヒラルの指揮官は、Jリーグ初代得点王のラモン・ディアスです。


 彼は1996年、ユヴェントスとコパ・トヨタを戦うために、故郷アルゼンチンのリベル・プレを率いて来日します。


 今回の来日がそれ以後、初の形なのかわかりませんが、ラモン・ディアスにとって日本はある意味で「思い出深い」国とは言えます。


 ラモン・ディアス来日という報は、当時の僕からすれば感慨深いものではありませんでした。


 ただ今から思えば

 
 1・1979年日本開催のワールド・ユースのために来日して優勝
 2・1982年のワールドカップを戦う
 3・1988ー89シーズンはインテル・ミラノでスクデットを獲得
 4・ASモナコでもプレイ


 というすごい経歴なんですよね。


 ディアスはディエゴ・マラドーナとの折り合いが悪いと指摘された一方、彼を放出したインテルは1989-90シーズンを、イタリア代表のアルド・セレーナとドイツ代表のユルゲン・クリンスマンで2トップを組みます。


 しかし前年のラモン・ディアスと最高の形を誇ったアルド・セレーナ(得点王でスクデットに華を添える)でしたが、どうしてもクリンスマンとの呼吸があいませんした。


 それだけラモン・ディアスは器用だったんですね。


 1993年の横浜マリノスには、エバートンやビスコンティという同胞がいたことも大きかったと思いますが、いきなり極東にやってきて得点王は、簡単に取れないものですよ。


 アルヒラルが優勝してもレッズが優勝てもAFCチャンピオンズ・リーグ最多となる3度目の優勝です。


 明日は日本サッカーがクラブの垣根を越えて、埼玉スタジアムに声援を送る形になりますが、当然ラモン・ディアスに敗北の予感はないのですね。
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女性特有の悩みを感じて

2023-05-05 20:45:22 | 日記
 週刊少年マガジンか、月間少年マガジンのいずれかに「彼女はデリケート」という漫画が連載されていたと思います。


 僕は読んだことがないので感想は言えませんが、実際女性の身体は我々男性よりも難しい側面が多いようです。


 生理痛、不眠に口内炎、ホルモンバランスの乱れ。


 過去、日本社会は


 1・戦後、米国的思想である自由を恋愛を取り入れたように思える
 2・それはまやかしであり、基本は見合いか社内恋愛と言う名の見合いであった
 3・そして日本の出生率は、女性が仕事をあきらめること、もしくはしないことで維持できていた


 と言う側面はあると思います。

 WEリーグは日本女子初のプロリーグですが、バレーボールやバスケットボールでも女子選手は多々存在しますし、陸上はそうですよね。


 他にもテニスは伊達公子、杉山愛、そして大坂なおみなど著名選手を生み出してきました。


 彼女たちは上記の体調不良を感じた際、特に海外遠征の際どう対処していたのでしょうか。


 WEリーグは指揮官がすべて女性ではないことがある意味では健全とも言えますが、身体の問題をつたえられる環境かどうかは、今後リーグの課題かもしれません。


 WEリーグのように毎試合何キロも走るならば、出場している選手は表向き、体調が良いことを意味します。


 彼女たちのメソッドがより広く認識されたならば、更年期障害を含む特有の悩みを抱える女性たちに大きな勇気を与える気がします。


 食生活と睡眠、肌の手入れ
 運動の内容と余暇の過ごし方


 「美的」のような女性誌もありますが、観戦に出かけられる選手の方が、モデルよりも身近と言う形につながりますしね。
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