塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手がファンに応えても、ファンはその逆のことありませんか

2023-05-25 22:33:57 | 日記
 TBSが毎週木曜日20時から絶賛放映中の「モニタリング」


 人気俳優、歌手、スポーツ選手たちが登場し(サッカー日本代表経験者もよく登場しますね)、一般視聴者を興奮のるつぼに落とすわけですが、一方で


 信じられずに体が硬直する
 号泣する、観劇して身体が震える


 方もいます。


 こういった誰もが認める感情の起伏は、制作側も考えているでしょうし、企画してよかったと思うでしょう。


 ただ、これらに感情や欲望に制御が効かなくなると「ストーカー」に代表される犯罪になってしまいます。


 俳優たちが出前やタクシーに乗車する頻度がどの程度がわかりませんが、ジャニーズ事務所では駆け出しの若手は、電車や徒歩で移動するといいます。


 その背景には


 天狗になってはいけないよ
 俳優である前にひとりの人間で、社会通念が不可欠だ
 贅沢は大人になってからだ


 と言う意味合いもあるのでしょうが、ファンに自宅を知られてはいけないという配慮があるように思います。

 
 Jリーグでも時に座り込みや監督解任コールが巻き起こることがありますが、欧州では選手の自宅あての郵便物が開封される、人権問題に近い形での批判も目立ちます。


 例えばNBAやNFLでは、例え地元チームが優勝はおろか、シーズン負け越しでもファンが練習場に押し寄せて罵声を浴びせることはありません。


 それだけ降格がしんどいということもありますが、選手にやる気がないという声を挙げるファンもいます。


 ただやる気は心情と同じく目に見えないもので、遠藤保仁のようにやる気を内面に抑えているであろう選手のいますから、判断はそう簡単ではありませんよね。


 欧州サッカーではダービーでの敗戦、連敗が続くと街中を散歩すらできないわけですが、だからといってJリーグの環境が甘いというわけでもないですから。
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ASローマ、新スポンサーにアディダスが決定

2023-05-25 22:16:49 | 日記
 今季ニューバランスと契約しているASローマ。


 来季からはアディダスが新スポンサーとなり、ニューバランスとの契約は2年で終了します。


 ちなみに来季のASローマの胸ポンサーは、今季インテル・ミラノの胸スポンサーになったにもかかわらず、支払金が滞っているとされる「デジタビット」になる模様です。


 インテルミラノはスポンサー契約を切ったのか、現在は胸スポンサー無しのジャージをナイキから受けていますよね。


 ニューバランスが初めてイタリアのクラブと契約した事例がこのASローマですから、僕はもっと長期契約とばかり考えていました。


 ニューバランスと言えば


 2019年、リバプールがUEFAチャンピオンズ・リーグ優勝時の公式スポンサー
 しかしリバプールは、2020年からナイキと新契約を締結
 ニューバランスが憤慨したのは、契約提示金はナイキとほぼ変わらかったこと


 というように、世間的にはニューバランスよりもナイキの方が、優れたサッカー用品を生み出している。


 と言う印象が強いためでしょうか。


 確かにサッカー好きならばフェーロンや4-4-2に代表されるスパイクと契約選手は連想できますが、一般の方は

 
 1300,1400,996に代表されるスニーカー人気
 米国生産と英国生産に代表される真摯な商品開発


 と言う印象を持つのでしょうね。


 ローマの宿敵であるラツイオは、今季よりミズノと新契約を交わしていますが、ラツイオもローマと同じくスポンサーの変更が多い印象です。


 ローマのファンならば


 トッティがデビュー当時契約していたアシックスと2001年優勝時のカッパとディアドラ


 が印象深く、ラツイオファンならばやはり優勝時のプーマでしょうか。


 少なくともアディダスはイタリア代表とユヴェントスを軸に、イタリア市場を拡大しつつあります。
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語り部、それは過去を知る人物

2023-05-25 20:34:01 | 日記
 僕の祖母は、大学時代に他界しましたが人生でもっとも嬉しかったことは、祖父が太平洋戦勝の際、徴兵で落選し生きて自宅にもとったことと言います。


 長野市周辺は東京都のような大規模な空襲はありませんでしたが、松代大本営に関する新しい資料がは発見されたようですね。


 祖母は幾度も僕に戦時中の話をしましたが


 1・言わずにはいられない、心に留めておけない
 2.戦争のつらさを語り継がせたい


 と感じたのでしょう。


 第一、沖縄を救うために東京湾を出港した「戦艦大和」は、米国空銀の総攻撃により45分で破壊されたといいます。


 サッカーにおいて4-3-1-2や3-4-1-2のプレイメイカーが、センターハーフの支えが不可欠なように、戦艦にも飛行機や空母の護衛が必要にも変わらず、大和は「丸裸」だったわけです。


 日本代表がワールドカップ2026本戦に出場するには、当然予選での勝利が必要ですが、そのベンチには語り部が必要でしょうね。


 吉田麻也でもよい、酒井宏樹でもよい、イラン代表や韓国代表と仮に同じ組になった際


 「敗北をおそれないためにすべきこと」
 「予選で大切な準備とは」


 こうした自身に得てきた知恵、経験を若い選手に伝達する、その彼らもまた将来伝達する側になる、こうして作られた伝統が目標である2050年のワールドカップ制覇。


 につながるのではないでしょうか。


 少なくともブラジルでは


 1950年、ウルグアイ代表に敗れたこと
 2014年 ドイツ代表に敗れたこと


 を忘れないために、記録も残し同時に口頭で伝え若い方々への戒めにしてゆくのではないでしょうか。


 日本代表もドーハに悲劇、ロストフの悲劇を動揺に過去の反省と財産にし続ける必要、ありますよね。
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国歌の象徴にかかる重圧を思って

2023-05-25 20:23:40 | 日記
 大相撲と野球では、過去天皇陛下を招いた御前試合がありました。



 一方で日本サッカーも


 天皇杯と皇后杯という伝統に彩られたカップ戦の開催
 高円宮久子様が日本サッカー界の象徴である


 と言う点では、皇室にゆかりがあります。


 特に各国協会理事たちがっ来日すると、必ず久子様を表敬訪問するといいますから、「プリンセス・ヒサコ」の名前は、日本サッカーにとってかけがえのない形と言えます。


 日本で最も聡明で美しい女性は当然、美智子様ですよね。


 上皇様からの愛情と信頼を感じつつも、一度は拒否なさった(美智子様は日本からベルギーに渡欧されたそうです)のですが、それでも上皇様は


 「私は公務が最優先で、あなたを守り切ることができないかもしれません」
 「でも私にはあなたが必要なのです」
 「ですからイエスと言ってください」


 と説き伏せ、美智子様承諾なさったと言います。


 これは漫画「昭仁上皇物語」という単行本を古本屋で立ち読みした際、印象にのこった台詞なのですが、代表監督の妻も同じくらい悩みを持つのでしょうか。


 岡田武史代表監督が誕生した1997年、家族には警護が付きワールドカップ本番では本当に意味で


 生きた心地がしない
 警察の護衛が不可欠であり、家の電話は鳴りっぱなし


 と言う話を岡田さんが語ったこと、あったと思います。


 今日、日本代表千選手が新たに公表されましたが


 レッズのファンは酒井宏樹が落選した AFCチャンピオンズ・リーグ制覇の主力なのに
 アルビレックスのファンは、これだけの活躍を見せても、伊藤涼太郎は招集対象にならないのか


 と感じたと思います。


 代表監督の責任は、家族にも及びかねない重圧であり、だからこそ妻にもある種の覚悟が必要と思われます。
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