コンバースのワンスター、オールスターを履くたびに、しみじみと
「この靴でプロ選手がバスケットボールをしていたのだ」
「これらがNBAの伝統に貢献している」
とその思いと重みを感じます。
コンバースがワンスターやスター・アンド・バーズを生み出したのは
アディダスが耐久性と足首の保護が可能なレザーを採用した「スーパースター」を開発、発売
この名品の影響は絶大で、コンバースは新製品の開発を余儀なくされる
ワンスターの発売の後には、やはりレザーを用いた「プロレザー」を投入する
という、ある意味で健全な競争があったんですよね。
僕はスパイクを購入したことはないので、何とも言えませんが現在のスパイクの新商品開発サイクルは、短すぎると思うのです。
新商品をすぐに開発しないと、市場を他の企業に奪われる
新商品の提供により、顧客である著名選手をつなぎとめることができる
という、ある種の脅迫概念があるのではないでしょうか。
中村俊輔というアディダスの顔が、結果的にとはいえ廃盤となったF50を履き続けたことは、アディダスにとっては新しい発見だったのではないでしょうか。
だからこそアディダスは、再度F50を市場に投入し反響を得ましたよね。
案外一足を長い期間で販売する方が、費用対効果は高いのかもしれません。
小売店もお客に向けて販売促進をじっくり検討できるでしょうし。
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